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[GC 2008#16]あのCryptic Studiosが開発するヒーローものMMORPG「Champions Online」とは
Champions Onlineに使用されているゲームエンジンは,City of Heroesのそれを大幅に改良したもので,そのうえでキャラクターやオブジェクトはすべてセル・シェーディングで覆われたコミックタッチになっている。ルールセットはオリジナルChampionsのHero Systemを,リアルタイムのプレイにも対応できるよう改良したものが使用されているとのことだ。
Champions Onlineにはキャラクタークラスがなく,最初に設定したスキルがキャラクターレベルの上昇によって洗練されていく,という仕組みになる模様だ。キャラクターメイキングは,多用な設定が行えたCity of Heroesよりも,さらにさまざまなチューンナップが可能になっていて,例えば常に床から数センチ上で浮遊しているとか,ロボットのような固い動きをするとかいったような,自分の好みのスーパーヒーローを作るうえで欠かせないアニメーションのパターンをプリセットできる。自分が発するビームの色なども設定できるという。
今回のデモでは,Teleois Towerという5人までの専用クエストを,2人のデモ担当者が協力しながら進めていくという趣向だった。この場所の中核には,クローン人間の製造工場があり,それを破壊するのが目的となる。プレイヤーキャラクターの繰り出すさまざまなスキルに加え,大きな建築材やエクササイズ機を敵に投げつけたりして敵を倒しつつ,奥へ進んでいく。最後には,ネメシス(宿敵)がムハハハと笑いながらラスボスを登場させていたが,このネメシスも,プレイヤーキャラクターを制作するときに自分の敵役として設定するものなのだという。やっつけても起き上がって逃げていくという,映画でよくあるお決まりパターンの悪役っぷりで,いろいろなクエストに顔を出してはプレイヤーに戦いを挑んでくることになりそうだ。
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