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携帯型ゲームPC新モデル「ROG ALLY X」は6月2日に登場。ASUSが予告動画を公開
動画によるとROG ALLY Xは,既存のROG ALLYのマイナーアップデート版と位置付けられるもので,筐体の新設計や搭載CPUの変更といった大規模な改良は行われないという。その一方で,メインメモリ容量や内蔵ストレージ容量の増量や,バッテリー駆動時間の改善などを予定するとのことだ。
ROG ALLYは,メインメモリ容量が16GB,内蔵ストレージ容量が512GBだった。競合となるGPDやAYANEO製の携帯型ゲームPCでは,メインメモリ容量が32GB,内蔵ストレージ容量が1TB以上が標準的であることを考えると見劣りしていたのは確かだ。とくにストレージ容量は,大型のゲームを複数インストールするには物足りなかったので,この点が改善されるのは歓迎したい。
また,7月には専用の設定用ソフトウェア「Armoury Crate SE」の最新バージョン「Armoury Crate SE 1.5」を提供するという。Armoury Crate SE 1.5では,画面レイアウトとナビゲーションの改善に加えて,ボタンの機能割当をプロファイルとしてほかのゲーマーと共有できる機能が追加となる。なお,Armoury Crate SE 1.5は,ROG ALLY Xだけでなく,既存のROG ALLYにも提供するそうだ。
「ROG ALLY」の実機をチェック。携帯型ゲームPC市場に殴り込んだASUSの隠し球の実力は?
ASUSの新製品「ROG ALLY」は,ゲームPC大手が手がける携帯型ゲームPCとして,スペックやデザイン,価格で大きな注目を集めている。どのような仕上がりになっているのか。はたして,すでに多数存在する競合製品を押しのけて「定番」になれるのだろうか。その実力を検証してみたい。
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