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  • 発表日:2008/11/18
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[COMPUTEX]GIGABYTE,24フェーズPWM仕様のX58&P55マザーボードを公開
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印刷2009/06/04 14:05

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[COMPUTEX]GIGABYTE,24フェーズPWM仕様のX58&P55マザーボードを公開

 GIGABYTE TECHNOLOGY(以下,GIGABYTE)は,COMPUTEX TAIPEI 2009の会場で,24フェーズPWMを採用し,さらにSerieal ATA 3.0(以下,SATA 3.0)のサポートも実現した「Intel X58 Express」(以下,X58)および「Intel P45 Express」(以下,P45)搭載マザーボードを公開した。

GIGABYTEの新しいフラグシップ製品となる「GA-EX58A-EXTREME」。SATA 3.0ポートを4基備えるほか,24フェーズPWM回路を搭載する
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 X58のフラグシップモデルとして,2009年7月中の市場投入が予定されているのが「GA-EX58A-Extreme」だ。本製品で最も目を引くのは,24フェーズ仕様のCPU電源周りだろう。独自の電源管理技術「Dynamic Energy Saver 2」との組み合わせによって,より優れた省電力性能を発揮すると謳われている。
 また,SATA 3.0は,Marvel製のコントローラによって,4ポートがサポートされる仕様だった。1000BASE-T LANは2系統用意され,片方のLANポートがコントローラなどの不具合で障害が出た場合,両方のポートを正常に動作しているコントローラにスイッチするという「Smart Dual LAN」機能が実現される。

やや窮屈な印象を受けるほど,電源周りのコンポーネントが詰め込まれたCPU周辺
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チップセット側でサポートされるSerial ATA 2.0が6ポート。それに加えて,SATA 3.0ポートが4系統用意される(左)。右はI/Oインタフェース周り。Smart Dual LANは,Realtek Semiconductor製コントローラを利用して実現される
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GA-EX58A-UD4P。現行のX58主力モデルである「GA-EX58-UD4P」は,本製品によって置き換えられる予定だ
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 GIGABYTEはこのほか,SATA 3.0ポートを2基搭載する下位モデル,「GA-EX58A-UD4P」も展示。一方,Intelの次期主力CPU,「Lynnfield」(リンフィールド,開発コードネーム)の登場に合わせて,X58マザーボードの下位モデルは終息するとの見通しが示されている。Lynnfieldの登場後,X58マザーボードは,極めてニッチなウルトラハイエンド市場向けとして訴求されることになるようだ。

 そのLynnfieldに対応したP55マザーボードも,最上位に位置づけられる「GA-EP55-UD5」では,24フェーズPWMの採用や,SATA 3.0,Smart Dual LANが,大きなセールスポイントになる。

GA-EP55-UD5
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GIGABYTEロゴ入りヒートスプレッダの下には,何のチップも置かれていないとのこと。純粋に冷却能力を向上させるため,このようなデザインになっているのだという
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 3-way NVIDIA SLI(以下,3-way SLI)への対応も本製品のトピックだ。ご覧のとおり,本製品にはブルーのPCI Express x16スロットが1本と,オレンジのそれが2本用意されているが,3-way SLI動作時には,PCI Express x8 ×2,同x4 ×1という構成になる(※2-way SLI動作時はx8 ×2)。
 チップクーラーのレイアウトを見ると,nForce 200チップでも搭載しているかのようだが,実際のところ,『GIGABYTE』ロゴがあるヒートシンクの下には何もチップは置かれていないとのこと。SATAポートの近くにあるチップクーラーの下に,P55チップセット(と,Marvell製のSATA 3.0コントローラ)が置かれているのだという。

24フェーズPWMや,Smart Dual LANのサポートは,GA-EX58A-Extremeと同じ
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 また,メモリスロットが6本用意されているのも気になるところだが,Lynnfield内蔵メモリコントローラの制約から,両面実装のDIMMを各チャネル3枚ずつ搭載することはできない。チャネル当たり,片面実装のモジュール3枚,もしくは,片面実装×2,両面実装×1の組み合わせのみがサポートされる。


Intelの刻印入りフラッシュメモリを搭載していた
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 なお,今回展示されたGA-EP55-UD5には,オンボードで4個のフラッシュメモリチップが搭載されているが,これはあくまでも,「Intel P57 Express」チップセットでサポートされるキャッシュ機能「Braidwood」(ブレイドウッド,開発コードネーム)の検証用に実装されたもので,製品版のGA-EP55-UD5では取り除かれる。


12フェーズPWMを搭載し,SATA 3.0ポート×4,PCI Express x8 ×2構成&SATA 3.0×4をサポートする「GA-EP55-UD4」や「GA-EP55-UD4P」,下位モデルながら,やはりSATA 3.0対応となる「GA-EP55-UD3R」「GA-EP55-UD3P」も展示していた。なお,製品名に「P」があるモデルは,TPM(Trusted Platform Module)付きだ
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ソフトウェアの新機能,「Smart 6」も大々的にアピールされた。PCの起動&終了時間や,ファイルのコピーなどを監視して,PCのセキュリティを高める「Smart Recorder」や,特定の時間だけPCを操作不能にするペアレンタルコントロール機能「Smart TimeLock」,自動オーバークロック機能「Smart QuickBoost」など6機能が用意されるのだが,なかには「誕生日などの記念日情報を,BIOSに書き込んでリマインダとする」などという,意図がよく分からないものも
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