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[GC 2008#41]熱中できそうなカードゲーム風RTS「BattleForge」の全貌がEAブースで明らかに
ネル氏によると,BattleForgeのローンチ時には200種類ほどのカードが用意されるという。ファイア系は攻撃的,フロスト系は氷の壁などディフェンシブな能力が多く,ネイチャー系はヒーリングパワーがあるなど,属性によって特色が異なる。一般的なカードゲームのようにカードの属性を考慮することで,かなり強力なデッキを組むことができそうだ。
今回確認したデモでは,プレイヤーは最初の場所でマナを生産できる塔をアクティブにする以外,これといった施設建設や生産活動は行わない様子。画面下部にセットされた手持ちのカードの中から,いくつかのユニットを召還し,「Warcraft III」のシングルキャンペーンのように,ミッションの内容に沿ってマップの別の位置に移動していくというスタイルのゲームプレイになっている。
プレイヤーは,そこで出会ったモンスター達と戦い,新たなマナの塔を確保しては,さらに進んでいく。ボスキャラと戦ったときには,ランダムで新しいカードがルートできることもあるらしい。
ネル氏によると,あまり強力なカードばかりを用意しても,マップによってはすべての手持ちカードを召還できるだけのマナを確保できないこともあるので,バランスの良いデッキ編成が必要であるとのことだ。
マルチプレイモードもあるが,ネル氏によると,プレイヤー同士が協力してゲームを進めていくCo-opモードに重点が置かれているそうだ。対戦モードも考慮はしているようだが,敗戦時のカードの受け渡しをどうするかなど,さまざまな問題が浮上する可能性もあるため,発売後のアップデートで実装していきたいとのこと。
BattleForgeは現在のところ,それほど大きな話題にはなっていない。しかし,ユニークなビジネスモデルと,しっかりと作られたゲーム性で,大きな可能性を秘めているという印象を受けた。欧米では,10月に発売される予定。
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