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インフィニット アンディスカバリー

インフィニット アンディスカバリー
公式サイト http://www.square-enix.co.jp/undiscovery/
発売元・開発元
発売日 2008/09/11
価格 8190円(税込)
ジャンル
レーティング
備考
その他
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このゲームの読者の評価
55
グラフ
読者レビューについて
 4Gamer読者レビューは,読者の皆さんがご自身の判断で書いたレビューを掲載するためのコーナーです。掲載前には編集部で主に公序良俗面のチェックを行っていますが,掲載されている情報について,4Gamer.netが正確さの保証を行うものではありません。掲載情報のご利用は,読者の皆様自身の判断と責任で行ってください。
 なお,ゲームの評価を表す「GamerScore」は,投稿されたレビューの平均点を表示したものではありません。投稿の傾向を分析・考慮し,補正を加えることで,有用と思われるスコアを目指した形となっております。詳しくは「こちら」をご参照ください。
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  • Pages: 1
  • 惜しい、何もかもが惜しい。 35
    • 投稿者:Ribo(男性/40代)
    • 投稿日:2008/11/03
    良い点
    ■戦闘の爽快感
    何より「シームレス」という点がストレス無く、サクサク戦闘出来る。
    PRしていた時点で「シームレス」という部分は大プッシュしていたので当たり前だが。

    簡単な操作で爽快なコンボを決められるところが、慣れてくるとツボにハマる。

    ■各所のロード時間
    システム上、戦闘はロードなど皆無に等しい。
    エリア移動する際においても、イライラすることなく遷移できる。
    悪い点
    ■ストーリー
    展開が早すぎてストーリーに「無理やり感」がプンプンと臭う。
    もっと膨らませることができたと思う。

    キャラクターもベタベタすぎて、プレイしていてこちらが恥ずかしくなるくらい。
    仲間の生い立ちや裏話など、もっと掘り下げても良かったと思う。

    ■戦闘関連
    何度となく全滅を味わった。
    挑んだボスにフルボッコされることしばしば。

    セーブポイントが少なく、費やした30分〜1時間が台無しになる怒りは、
    これまでプレイしたRPGの中でも久々に味わった。

    敵の一撃一撃が重く、場合によっては味方が1撃で死んでしまうこともあり、
    復活させようとメニュー画面を開こうと思っても、
    主人公は棒立ちで無防備になってしまうので、アイテムを選んでいる間に、
    敵からトドメの一発を食らい全滅。

    要するに「アイテムショートカットが無い」という致命的な欠落システム。
    せめてメニュー画面を開いてる間は、時間を止めて欲しかった。

    後、加えるならば技や魔法のエフェクトが豪華すぎたのが仇になったのか、
    乱戦時は画面がエフェクトだらけになり、自分が今何をしているのか分からない。

    ■パーティー編成
    これだけ仲間が多く、しかも「大人数バトル」と謳っている割には、
    「大人数バトル」が出来る箇所が少なかった。

    しかもAIで動いている「別働パーティーとの掛け合い」という、
    素晴らしいシステムを持っているのにも拘らず、その場面が少なすぎる。

    パーティー編成も街中とイベント前でしか行えず、
    ダンジョン内などでアイテムクリエイション(合成)したい時に出来ないという…。

    鉄板メンバーで最初から最後まで固定で編成するのならまだしも、
    全員のレベルを満遍なく上げていきたいユーザーにとっては不親切極まりなかった。
    総評
    Xboxの人気に便乗して、開発テスト用に制作されたようなタイトル。
    正直、他人には勧められない3流RPG。

    借りてやるか、中古で買うかの二択に迫られるであろう。
    プレイ時間
    -
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    4 5 4 1 1
  • 面白いのに、誤解されてるのが非常に残念 85
    • 投稿者:にぅ(女性/50代)
    • 投稿日:2008/10/31
    良い点
    グラフィックが非常に美しいです。
    3Dキャラクターは、特に女の子が可愛い!
    双子の兄妹もめちゃめちゃ可愛いです。

    ストーリーは、今までにない世界観がよかったと思います。

    ボイスは素晴らしく、BGM数は多くはないものの、いい出来だと感じました。

    シームレスの戦闘は迫力があって、テンポがよく快適。
    難しい操作は全くありません。
    仲間はAIで動きます。

    基本的には回復のみ指示できますが、アイテムや魔法の使用は制限をかけることができるので、ボス戦などでは回復魔法を使用禁止にすることで、素早い回復を期待できます。

    また、自分のキャラクターが死んでも、一定時間内に仲間キャラが魔法やアイテムで蘇生してくれればゲームオーバーにはなりません。

    視覚異常を食らうと画面が歪んで表示されたり、聴覚異常ではBGMが小さくなったりと、目新しい試みが面白いです。
    悪い点
    多少不親切なところがあります。
    メインストーリーを追っていくだけでは説明不足でストーリー的に分かりにくい部分があり、登場人物の背景も不明な点が多く、キャラクターの魅力を感じにくいです。

    これは町でNPCに話しかけたりすることで解決する問題なんですが・・・。
    仲間とコネクトすることによって発生するイベントやクエストもあり、それが分からないために、ストーリーが分かりにくく短く感じられてしまいます。

    エリア数が少ない、生かしきれてないと感じられる設定がある(伝書鳩とか)、メインパーティーで使えない仲間キャラも使えるようにするはずだったのかなと思える部分がある・・・など、中途半端なところがあるのが気になります。
    総評
    設定やストーリーがよくできているのに、メインストーリーを追いかけていくだけでは多くが語られず、つまらないゲームだと誤解されているのが非常に残念です。
    プライベートイベントなどをちゃんと見れば、「そうだったのか〜」と思える部分は多いんですが・・・。

    また、仲間は皆個性的で、パーティーを組んでいる状態でフィールドで話を聞くと、それぞれの性格に合った話が聞けたりして、面白いです。

    次に行くべき場所だって、こうして話を聞けば、ちゃんと教えてくれるんです・・。

    戦闘は無双系と似ていると感じました。
    エフェクトも派手で、爽快感があります。
    ダメージ値がやたら高く、派手さを演出するものと思われます。

    このゲームは、「発見する」ゲームだそうですが、ストーリーに触れる部分だけでももう少しだけ親切にしておけば、もっと高い評価を得られたはずです。

    個人的にはグラフィックもストーリーもよく、操作も快適、やりこみ要素もあり、程よいボリュームで非常によかったと思っています。
    プレイ時間
    -
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 4 5 4
  • 人を選ぶRPG 70
    良い点
    ・仲間がかなり多い
    ・シームレスを謳ってるだけ合って、町なんかはロードほぼなし
    ・武器や防具などが多く、合成などを作るためにアイテム収集するのが楽しい(人によるとは思いますが)
    ・ストーリーは比較的熱い
    ・音楽のクオリティはかなり高い
    悪い点
    ・基本的に説明不足のところが多い。
    ・仲間のモデリングが人形ぽい(自分は慣れちゃったので良かったのですが、SSだけみるとちょっと怖い)
    ・ストーリー自体が短め。特に2枚目から急に終わっちゃう感じ
    ・仲間が多いのは良かったのですが、同行者とかじゃなくて普通にPTに組み込みたかった、あとどう見ても合成のためだけにしか存在キャラがいる
    ・ゲーム開始時の監獄と暗い森がゲームを通して一番詰まらない(そこで投げちゃう人が
    多いと思います)
    総評
    全体的に惜しいところがありすぎるゲームでしょうか。特に前にやったのがToVだったので説明不足だなーと思うところが結構あるかと。
    隠しダンジョンなどやりこみ要素はかなりあるので(むしろ隠しダンジョンの方が本編なきもするw)そんなRPGが好きな人にはたまらないと思います。
    詰まらない人は詰まらん、はまる人には面白いっと両極端に分かれるゲームだとやってて
    思いました。
    プレイ時間
    -
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    3 4 3 3 4
  • シームレスの使い方を間違えた、残念なタイトル 35
    良い点
    = 共に戦う冒険らしさ =

    ・味方キャラ最大で12人同時に入り乱れて戦うことが
     出来ることには、素直に賞賛したい。アクションRPGの新しい可能性がみえた。
    ------------------------------------------------------------
    = 敵味方入り乱れて戦う激しい攻城戦 =

    ・本作の一番魅力的な部分だと思う。
     投石や弓矢が飛び交う城門前を突破するイベントはまさに
     『攻城戦』であり、棒無双アクションが霞むほどに
     迫力があり、爽快なものだった。
    ------------------------------------------------------------
    = 広大なフィールドを包み込む壮大なBGM =

    ・広大なフィールドを演出するにふさわしい
     良質なBGMである。
    悪い点
    ・はっきり言って悪いところを上げ出すとキリが無いのだが
     個人的にはシナリオや演出の劣悪さが一番気になった。
     今日日考えられないような恥ずかしい台詞回しの数々、
     言葉のキャッチボールがやや成立していない感の漂う
     フワフワしたキャラ同士の会話、
     オタク受けを狙い過ぎて豪快にスベってしまっているイベント・・・
     
     また、ほとんどのイベント中BGMが無くなり
     異様な台詞回しやキャラ同士のやりとりが余計に際だつ。
     
     と、これらの事をトライエースファンの友人に話したところ
     「そういうのはトライエースが昔からダメな所だから仕方がない」
     と言われ、むしろ個性だと思ってやってくれ・・・との事だった。
    ------------------------------------------------------------
    ・一般的な視点で一番問題な所はゲームがたったの20時間ぽっちで
     終了してしまうところだ。RPGにも関わらず初回寄り道することなく
     クリアすると20時間かからないのはいかがなものだろうか?
     とてもXbox 360というハードを使ったRPGのボリュームとは思えない。

     また、使えるキャラが主人公のみであり
     個性豊かな武器や必殺技、魔法を使う仲間達を
     無駄にしてしまっている。仲間達を操作することが出来れば
     クリアまでの時間が短かいとしても
     ボリューム不足は多少改善できたハズだ。
    ------------------------------------------------------------
    ・ゲーマー的目線で見たときに浮上するダメな部分は
     このゲームの一番面白い部分を制作者が発見出来ていないことだ。
     制作者曰く、このゲームには3つのコンセプトがある
     
    ■シームレス&リアルタイムバトル
    ■シチュエーションバトル
    ■ディスカバリー&インパクト

     この後者二つが大きな問題を抱えている、一つめの
     『シームレス&リアルタイムバトル』はよりアクションゲームらしい
     戦闘システム、を刺しているので問題はない。
     
     二つめのシチュエーションバトルは、ゲームプレイ中に
     発生する戦闘イベントを指すのだが
     正直なところ、そんな声を大にして自慢するような
     ものではないのである。なぜならば、そんなものは
     どのゲームにも存在するものであり
     決してこの作品の自慢になる大きなポイントにはなり得ないからだ。

     三つめの『ディスカバリー&インパクト』もゲーム中に
     設置してある爆発する樽などを利用して戦うと
     敵を一網打尽にできる・・・とかその程度のものであり
     通常の戦闘でこれが面白いと感じる程の要素にはなり得ない。

     そして、良い点で書いたがこのゲームの一番面白い箇所は
     攻城戦というシチュエーションバトルだということに
     制作者が気づいていないのが一番の問題。
     この作品が攻城戦のようなシチュエーションバトルばかりで
     あったなら、もっと良い評価を得られていただろう。
    ------------------------------------------------------------
    総評
    面白くなる為の材料を全て揃っているのだが
    制作者が極度の味音痴であり不器用で有るが故に
    マズイ料理が出来上がったという感じである。

    良い部分より圧倒的に悪い部分が目立ち
    とてもじゃないが他人に勧められるようなゲームではない
    よほどのトライエースファンでない限り買う価値はないだろう。
    プレイ時間
    -
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    3 3 1 1 1
  • 何かと惜しい 70
    • 投稿者:foop(男性/30代)
    • 投稿日:2008/10/13
    良い点
    ・ゲーム全体を通してほとんどシームレス。ロードは大きなマップ移動やムービーが入る直前くらいだがそれもかなり短いのでロードでのストレスはほぼ全くなく素晴らしい。
    ・レベルがさくさく上がり、道すがら出会う敵を倒していくだけで十分で、レベル上げが必要ない。また、戦闘もアクションなので楽しく、苦にならない。
    ・最大12人(4人×3PT)で同時に戦闘でき、楽しい。
    ・ボタンひとつで仲間が回復してくれる。
    ・RPGには珍しく主人公がユルい性格で好感が持てる。
    ・サウンドは壮大な感じで全体的に○
    悪い点
    ・マッピングが面倒。かなり小範囲しかマッピングされないため、明らかに何もないのが見えているのにマップを作るために隅から隅まで無駄にジグザク歩かないといけない。
    ・マップがすぐに開けない。結構頻繁に見るのにメニュー画面の中途半端な位置にマップがあり、開くまでに一手間かけさせられる。
    ・せっかく何人も仲間がいるのにメインPTに入れられない仲間が数人いたり、主人公以外は操作不能。せっかくスキルとかも設定できるようになってるんだからせめてエンディング後くらいは全キャラ操作可能にしてほしかった。
    ・ガードがないため連続で攻撃を食らうとどうしようもない。相手の攻撃をはじくことはできるがタイミングが難しく、攻撃中や攻撃を食らってる最中には使えないため使い勝手が悪い。
    ・アイテムクリエイションや街中でイベントを発生させたりするためにいちいち目的のキャラを広い街の中から見つけてコネクトしなければならず、無駄に走らされるため非常に面倒。街中はメニューからメンバーを呼び出せるようにするくらいでよかったと思う。
    ・キャラが多すぎて終盤で仲間になるキャラはほとんど愛着がわかない。
    総評
    とにかくいろんな点でこうするだけですごく良いゲームになるのに・・・という点が多く、悪い点が目に付くが、全体的にはそこそこよくできたゲームだと思う。プレイ時間はクリアまで20〜25時間程度と短めだがテンポもよくサクサク進むし、アクションも楽しく、ストーリーもそこそこよくできていたと思う。続編が出れば次はかなり良いゲームになると思う。
    あと、5.1ch環境のほうが敵の位置や画し通路の位置が音で分かって楽しめると思います。
    プレイ時間
    -
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    4 5 2 4 2
  • 期待が大きすぎた・・・? 35
    • 投稿者:Yuu(男性/30代)
    • 投稿日:2008/10/10
    良い点
    ・キャラクターの個性豊かさ。
     仲間が次々に増えていきますが、似たような性格のキャラはほとんど居ないため見飽きません。
    ・シームレス戦闘は発売前から前面に押し出していただけあって良い感じでした。
     アクションRPGというジャンルとバッチリ噛み合っています。
     ただ、唐突な強制戦闘が始まりゲームオーバーになることも・・・
    ・操作は比較的楽な部類だと思います。アクション慣れしていなくても大丈夫。
    悪い点
    ・ベタベタすぎるストーリーやセリフ。
     好きな子のために戦うという動機は良く言えば王道、悪く言えば学芸会レベル。
     ゲームの出来が良い作品ならこれが「わざとやってるな」とも思えるのだが、
     本作の欠点が多い結果、逆に気分を損ねる要素になってしまったのが無念。
    ・仲間になる人数が多いのにそれを全く生かせていない。
     複数パーティで戦うレイドバトルも、ただ画面内で戦う仲間が増えるだけだったり、
     画面外処理されるだけのパーティも・・・
     レイドバトルでは指示を出したりといった戦術的要素は皆無。
     それでいて主人公以外のキャラは一切操作できないのは酷い。
    ・ボス戦がアクションなのに単調。
     狙われたらほぼ回避不能な攻撃も少なくなく、自然とゴリ押しになりやすい。
    ・セーブポイントが少ないうえにボスが唐突に現れるのが困る。
     何の前触れもなく現れる中ボスが数回も続いてからやっとセーブポイント、など。
     そのくせゲームオーバー時にその場でリトライはできず、ロードしかない。
    ・必要のないフィールドの広大さ。そして比例していない移動の遅さ。
     その広大なマップを隅々まで探っても特に何もない場合ばかり。
    ・街でメンバーが各々散らばってしまい、会話や生産が不便。
     初めて街に着いてまずやる事が「仲間の場所を確認する」事なのがいただけない。
     物語が進んで広い街になるほど面倒になってくる。
    総評
    あえてベタベタもいいところのストーリーで作られた(と思う)このゲーム。
    本作が持つシステムは発想は良かったものの、練りきれなかった印象が強いです。

    FFXI以来のスクウェアエニックスからのXboxタイトルでのRPG、というだけあって
    酷評が多いのは、期待が高かった分の落差が激しかったのでしょう。

    プレイしていると不親切さ、面倒さ、といったネガティブな部分が目立ちます。
    「無駄」とはっきり言い捨てられるくらい広いフィールドマップや、
    街以外には少なすぎるセーブポイントなど、
    もっと作りこむべきだった、まだ発売は早すぎたという感があります。

    個人的にですが、一番痛かった点は「主人公以外が操作できない」という点です。
    他の仲間キャラを操作できていたら20点ほどは評価を上乗せできたかもしれません。
    仲間が次々に増えていく中で操作できるのは主人公だけ、
    仲間は基本的にオート戦闘、指示を出せるのはスキル使用と作戦指示のみ。
    せっかく個性豊かと言えるキャラクターの構成の幅広さを持ちながら、
    これは勿体無いというかユーザーを生殺しにしている感があります。

    「テイルズオブヴェスペリア」に続く、XBox2008年後期のRPGラッシュ第2陣として
    発売されましたが、正直言うと残念な結果となってしまいました。
    ゲームに肥えた人が次第に多くなっていく昨今において、
    「良作」という評判を得るのは至難の業だと思います。
    その分、世の中ではしっかりと作り込まれた作品を期待されていることでしょう。
    そういう作品を是非作っていただきたいものです。
    プレイ時間
    -
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    3 3 2 1 2
  • 両極端なシステムとストーリー 40
    良い点
    ・12人PTなどのシステム
     合成システムの合成レベル。
     必殺技の熟練度による技レベル。
     最大12人のキャラクターが入り乱れる戦闘システム。
     売りとされていたこれらについては面白いの一言につきる。
     シームレス型ならではの戦闘の突入は、ある種オンラインゲームを訪仏させる。

    ・音楽
     というか、主人公の笛の音デスネ。
     物語の途中で必要となる[実は必須ではない]し、なにより聞いていて心躍る曲がいくつか。
     詩人っていう設定が生かされてるなー。と。
    悪い点
    ・ストーリー[脚本?]
     キャラクターたちの言動があまりにも稚拙に感じる。
     ツギハギだらけな進行状況を見せられて、正直萎えた。

    ・グラフィック
     シームレスにしたせいか、細部を見つめると荒く感じる。
     町の中では見えているけど入れない場所が多すぎる癖に一本道な町が多い。
     いわゆる劇のハリボテ感あふれる背景となってしまっている。

    ・システムの細部
     シームレスなだけに唐突な戦闘がいくつもあるのだが、場合によってはそれゆえに詰んでしまうことが多々あり。
     また、目的地がいまいちわかりづらいわりにはフィールドマップなどに大きなヒントがない。
     そのうえ行き来する町はとても少なく、壮大なフィールドをただ歩くのはMMOのデメリットを持ってきてしまったとしか考えられない。
    総評
     無難にお勧めできないゲーム

     とにかく戦闘システムのみが特化して面白い部分が強く、RPGの看板となるべきストーリーや、町の景色といった細部がおかしすぎる。
     手抜きなのか、開発途中でだしたのかを疑ってしまう出来。

     サウンドに関してはそこまで気に入ったわけではないのだが、フルートの曲と合わせて標準にし、熱中度に関しては戦闘システムとの天秤ゆえに標準とする。
    プレイ時間
    -
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    2 3 1 3 3
  • 開発元の品位を疑う作品 15
    良い点
    ・キャラが個性的。主人公が勇者のくせにおとぼけキャラ。
    主人公の冷めた台詞には笑える。
    ・衣装や建物のデザインは標準以上
    悪い点
    ・新作といいながら、過去の同メーカーで好評だったシステムをそのまま寄せ集めて作られている。しかもオリジナルよりも劣化している。
    ・キャラ毎のスキルが発動できるのだが発動までの手順が非常に面倒。事前にボタンに割り当てておいて発動時はそのボタンを押すだけ(いわゆるショートカット設定)にして欲しかった。(このメーカの別の作品では実現済みなので、この作品は手を抜いたとしか思えない。)
    ・マップ(街中も含む)が無駄に広い。端まで行っても何もない場所がほとんどな上シナリオとリンクしたナビゲートが殆ど無い。この先へ行けば何か新しい展開がと思って頑張って進んでも単に行き止まりという感じ。ある地点までいけば町へワープで戻れるとか、方角が違うよと仲間がアドバイスくれるとか何かしらの救済策が欲しかった。
    ・シームレスバトルなので、移動中にイベントバトルが突然始まる。シナリオ上重要でかつ時間のかかるバトルなのだが何も準備もできてないし、クリア条件にトリッキーな仕掛けがあるため失敗する場合が多い。こういう仕様にも関わらず、直前にセーブポイントが無い。ゲームオーバーとなり数十分前のロードからやり直して、また広大なマップ移動から始まることになる。シームレスバトルの臨場感を盛り上げるために敢えてセーブポイントを用意しなかったとも考えられるが、それならばイベント失敗時に「もう一度トライしますか?」ぐらいの救済策は絶対に必要。
    ・仲間と街中で個別の会話が発生するシステムがあるのだが、街中が広い上仲間が散らばって配置されるので非常に面倒。とても全員やる気になれない。新規加入メンバーが参加イベント直後に消える(街のどこかにいる)という仕様もありえない。
    総評
    「発見」がテーマと嘘ぶき、ユーザーが自分で考えて自分で見つけてください。と言っているが開発側の手抜きをごまかすための詭弁にしか聞こえない。さらに言えば、それが確信犯ならユーザーを馬鹿にしている。非常に腹立たしさが残った。メーカーに抗議しようとおもったが、アンケートハガキもついていないし、公式ページに投稿欄も無い。
    ライトユーザーなら予備知識がないのでこういう物なのかな?で済むかも知れないが、いわゆるゲーマーなら失望すること間違いなし。
    グラフィックスとサウンドは標準以上と思われるが、過去にこれ以上の作品はいくつも存在するのでとりわけ感動はない。
    プレイ時間
    -
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    3 3 1 1 2
  • 昔懐かしテイストゲーム 75
    • 投稿者:ちまき(女性/50代)
    • 投稿日:2008/10/08
    良い点
    とにかく曲が最高。サウンドを聞いているだけでプレイしたくなるようなBGMが多く、聞いていて飽きません。
    あと、アクションが苦手な自分でも、ノーマルやイージーだと、豪快なスキルを使いまくって爽快に戦えるので、戦闘が楽しいです。クリア後には難易度の高いモードも増えるし、手ごたえが欲しい人はその周回プレイで楽しめる感じでしょうか。
    それと、仲間や街の人々との会話といった本編以外のところで語られる、ちょっとしたストーリーがいいですね。人々の会話は、仲間だけでなく街の人々も膨大な量。時系列で細かく変化していくので、仲間の隠された姿が見られる楽しさはもちろん、街の人々が徐々になじみの顔になっていくような、世界が身近に感じられるようになっていく楽しみが味わえます。
    一方、仲間とのパーティー会話や出来事によって次々と変化していく「称号」は、ある意味「ネタ」満載で、テキストとして表示されるものだけでなく、パーティーを放置しておくことで初めて聞ける、「ボイスだけのセリフ」などにもネタが仕込まれているので、そういった細かいお遊びも、気が抜けて楽しかったです。
    ストーリーはある意味王道でしたが、逆に最近は捻りすぎていたり後味の悪いゲームが多い気がするので、素直に好感が持てました。
    悪い点
    街や風景、ムービーは綺麗なんですが、とにかくキャラの3Dモデルが安っぽい感じがして残念。カクカクして見えてしまうというか、アップになると特に解るのですが、動きや顔が、荒削りの操り人形っぽく見えます。
    それでも魅力的なキャラクターが多かったので、イベント専用の「同行者」が多いのはもったいなかったですね。仲間として普段から一緒に戦えたら、より彼らにも感情移入しやすかったかなと思います。
    バトルに関しては、力押しやドーピングでもどうにかなるので、楽ではあるけどちょっと作業になりがち。
    あと、マップは広大なのに、ワープ類や乗熊以外の移動スピードアップ手段がないため、移動に非常に時間がかかるから、時間の少ない社会人にはちょっとつらいところですね。
    ストーリーは、街の人々や仲間との会話で補完はできるものの、後半駆け足気味で展開が急な部分も多くあり、あと少しじっくり作って欲しかったなと思います。
    総評
    ストーリーや基本的なシステムに古き良き時代のテイストが感じられた気がします。
    それだけに、最近のゲームに慣れてる人には不親切と感じられる部分が多いのでは、と思いました。
    ただ、最近のゲームは親切すぎて物足りない、自分で工夫したり打開策を探すのが好き、という人には向いてるかも知れません。
    プレイ時間
    -
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    4 5 3 4 2
  • 凄いんだけど中途半端!? 40
    良い点
    グラフィックがとにかく綺麗で、次世代機で国産RPGが遊びたい!! という思いがかないました。月が鎖で大地に繋ぎ止められている、という世界観も壮大な物語を予感させてくれ、ワクワクさせてくれます。戦闘はアクションになっているので、アクションゲームが好きな人も楽しめると思います。主人公が笛を吹いて支援するというフィーチャーも新しいと思います。
    悪い点
    仲間に対して愛着がわく前に、脈絡も無く次々と新しい仲間が登場するので、なかなか物語に入り込めませんでした。肝心の戦闘ですが、連続攻撃のアクションが基本4パターンしかなく、単調になりがちなのが残念です。攻撃の種類を増やしたりカスタマイズできたりしたら良かったのにと思いました。たくさんの仲間が登場するのに操作できるのは主人公だけ、というのも手伝って、戦闘はとてももったいない感じがします。
    総評
    アクション、ストーリー、共に中途半端で、ブラッシュアップ前にリリースされてしまった感じがします。ただ、ゲームクリア後の隠しダンジョンは歯ごたえがあり、これはゲームとして面白かったです。
    プレイ時間
    -
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 4 3 2 2
  • 面白そうなシステムが多かったが・・・ 65
    • 投稿者:diehappy(男性/30代)
    • 投稿日:2008/10/05
    良い点
    ・シームレス+ロード挟む所でもそのロード時間が短い為、ゲーム自体はストレスなくスムーズに進行できる。
    ・仲間キャラが多く、どのキャラを連れていこうかと悩めるのは楽しい!
    ・戦闘アクションはそこまで難しいアクション操作ではないので、アクションRPG苦手な人でも十分楽しめます。
    悪い点
    ・全体的にボリューム不足・・・ストーリークリアで20〜24時間程度、クリア後のダンジョン等で+10〜15時間ほど。昨今のRPGにしては短めのプレイ時間です。
    ・↑の為、ストーリーもスカスカな感じが・・・もうちょっと練りこんで欲しかった・・・
    ・システムも面白い要素は取り込んでるものの、不満な点が多くもう少し作りこんで欲しかった。
    総評
    スクウェア・エニックスさんのXBOX360 RPG第1弾ということで期待されていたRPGですが、期待していた反面・・・というのが正直な感想です。
    確かに面白いシステムが多く、楽しめるのは楽しめます。が、やればやるほど「こうだったらよかったのに・・・」という点が結構出てきます。全体的にもう一捻りが欲しかった・・・

    ボリュームも昨今のRPGにしては不足気味で、"やりこみが前提"にされてるものだと思います。単純にストーリーが楽しみでRPGしてる・・・という方には正直おすすめはできません。逆にやりこむのが好きという方の場合に関しては十分遊べますのでおすすめしたいと思います!
    プレイ時間
    -
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    3 5 4 3 2
  • 正直期待はずれ 45
    • 投稿者:のう゛ぁ(男性/30代)
    • 投稿日:2008/10/04
    良い点
    ・リアルタイム進行(戦闘・移動の画面分けがない)でストレスがたまらない
    ・グラフィックが綺麗
    悪い点
    ・リアルタイム進行
    ・短すぎる(実績は狙わず通常プレイで20時間程度)
    ・話が作り込まれてない
    ・戦闘がいわゆる連打ゲーになってしまう
    ・値段(このゲームに7千円は高すぎる!)
    総評
    XBOX360で大きく宣伝している4大RPGの2作目だったのと、スクエニ作品だったこともあわせて予約購入しましたが…正直がっかりです。

    悪い点にも挙げてますが、私はストーリー重視派なのでこの適当なストーリーには好感が持てません。
    キャラも最大16人まで増えるのですが、一部ストーリーに全くと言って良いほど関わらない(つまり戦闘の駒)のもいますし、「同行者」システムのせいで1stPT(操作できるPT)に入れることのできないキャラもいます。

    上で良い点、悪い点共に「リアルタイム進行」が入っていますが、これには理由があります。

    まず良い点としては、このシステムの斬新さですね。
    リアルタイム進行のゲームはまだまだ少ないですから。

    そして悪い点ですが、これはかなり致命的?だと思います。
    このゲームではアイテムを使ったりする画面を開いてる際にもリアルタイムで敵は動いているのですが、そのため戦闘中にアイテムを使おうとすると「棒立ち」状態になります。
    MOBキャラ相手だと味方の回復魔法でさほど困らないのですが、中ボス以上の相手だとこれが結構きつくなります。
    (ラスボス戦はそれで数回全滅してしまったorz)
    せめてショートカットキーとかを設定できるとよかった。


    あまり良い点を挙げていない総評となりましたが…このゲームは良い点探す方が難しいゲームでした。
    以上ふまえて低得点とさせていただきます。
    プレイ時間
    -
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    4 3 4 1 1
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