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ファイアーエムブレム 新・暗黒竜と光の剣公式サイトへ
  • 任天堂
  • 発売日:2008/08/07
  • 価格:4800円(税込)
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ファイアーエムブレム 新・暗黒竜と光の剣

ファイアーエムブレム 新・暗黒竜と光の剣
公式サイト http://www.nintendo.co.jp/ds/yfej/index.html
発売元・開発元
発売日 2008/08/07
価格 4800円(税込)
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このゲームの読者の評価
59
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  • 道の始まりはB(ブラッド) 40
    • 投稿者:災厄狼(男性/40代)
    • 投稿日:2022/05/14
    良い点
    プレイ範囲はノーマルクリアまで。攻略時間は40時間ほど。
    この作品はリメイク作品ではなく新作に近いものだと思いました。
    ゲームジャンルのカテゴリ上はシミュレーションRPGですが、ファイアーエムブレムの正式ジャンルは「ロールプレイング シミュレーション」(RPG SLG)。
    昔、RPGかロールプレイングだかの登録商標に関する問題(現在は当時の誤解という事になっている)もあった気がしますし、ややこしいのはナンヤカンヤあったのかも?
    ファミコン版FE暗黒竜と光の剣がシミュレーションRPGカテゴリの最初の1作です。たぶん。
    ※半熟英雄(リアルタイムシミュレーションRPG。現在で言うリアルタイムストラテジー+RPG)というスクウェアさんの作品の方が発売は先らしいです。この半熟英雄以外にもスクウェアの看板SRPGとして「フロントミッション」という作品がありまして、「世界三大SRPGはファイアーエムブレム・スーパーロボット大戦・フロントミッション」ではないかと思われます。

    良い点ですが上記したように新・暗黒竜と光の剣と銘打ち、以前プレイした方が新鮮な気持ちでプレイし始められるようになっている。
    私はスーパーファミコン版(続編とセットになっているリメイク)からのプレイで、FC版は横でプレイするのを眺めてただけ。
    完全に違いを把握していませんが、3すくみがある(剣は斧に強く槍に弱い)・章攻略中セーブポイント有り・2回攻撃の表示と計算式の違い・準備画面での買い物と錬成・ジョブチェンジ可能(ドラゴンナイト→パラディンなど)・転職できないキャラのレベル上限アップ・装備品の使用可能回数の統合可など色々確認できました。
    全くの別物。

    グラフィックが良くなり、BGMも追加された。

    新旧キャラクターが追加。スーパーファミコン版で省略されたマップも楽しめる。

    ニンテンドーDSでも、ここまでの音が出せる!という感じの音の出方で非常に良い。

    詰む要素をはぶき、初心者でも決して困らないようになっている。

    難易度ノーマルでも20章以降は、やや手ごたえがあります。

    ボイスはなし。ファイアーエムブレム無双ではキャスティングこれ大丈夫なの?(一応、ファイアーエムブレムが任天堂のゲーマー向け看板作品でもあるので失敗ができないはずなのに)って感じがありました。
    声がついてたらプレイできないかも・・と心配していたので良かった。
    今後、スーパーファミコン版を今作要素を加えてリメイク!という時には気をつけたほうが良いかもです。

    操作をタッチではなくキーのみにできる。

    文字やマップが見やすくなっている。とくにマップ上の情報確認では上画面にRボタン切り替えで表示ができ、カーソルの合った仲間キャラクターステータスなどが、わかりやすく表示されます。
    悪い点
    収録されている音楽があまりよくない気がする。なんの問題なのかが、よくわかりません。
    5評価が出せるのは、英雄の宿命という曲と進撃あるのみという曲。
    例えばFEのメインテーマは豪華でオーケストラっぽい感じで流れますが、ムダに派手になっただけのような感じ。

    フリーズあり。

    キャラクターがドットではなく3D。違和感はありますが、慣れてくるとそうでもないです。
    キャラクターが話すとき相対しておらず、適当に作ってるなぁと。

    難易度ノーマル(難易度ハードでは登場しない新キャラクターあり)が、かんたんすぎる。
    おじいちゃんの指の体操レベル。
    ハードはハードで攻撃が当たらず時間ばかりかかる。5段階あり、3くらいは経験者ならプレイできる感じでした。「どれがFEの初期作として最適なのか全くわからない」。
    どれを面白いと思ってもらいたいの?と。
    スーパーファミコン版は「子供でもできるし、大人でも難しい・・というか死にまくる」というバランスでしたが、「今作は昔のウォー・シミュレーションのような大雑把さ」を感じました。ハッキリ言って面白くなかったです。

    他のファイアーエムブレムでは、一人も死なせずクリアすることがプレイ目標として有名ですが、今作は(作品自体が)「血塗られた道」を進んだ気がします。
    というのも新収録の要素を味わおうと思えば「わざと仲間を殺す」ことが必要になるからです。
    仲間の人数を15人以下で進める必要があるので、延々と敵の前に武器を取り上げた仲間を放り出します。私が新要素を味わおうとしなければ良かったのですが・・プレイ感は胸クソ悪く、また主人公マルスの言っているセリフが空々しく響きました。
    本来は血ではなく「希望」が描かれていたはずなんです。
    血塗られた道も、それはそれで良かったですが、私の印象として「違うな」と。

    シミュレーションRPGの面白さ(ロールプレイングシミュレーションだけど!)とは別の話になりますが、ファイアーエムブレムの面白さってあるじゃないですか?
    私が感じているものは「正解がプレイヤーの中で出るとパズルの答えが、わかったようになり、すんなりクリアできる手ごわいシミュレーション」がそれなのではないかと。
    ほんで、それは「んーーっ!!」と試行錯誤した後に、やっとの思いで獲得できるもので、これを得るために一生懸命ゲームする・・これがFEのゲームとしての面白さでしょ?と。
    手軽に楽しめるSRPGや詰将棋ではないはず。これも違う。初期作と違うのは良いかもしれないがファイアーエムブレムではなくなったら駄目でしょ?
    そして補足ですがロールプレイングシミュレーションって、これが何かはプレイヤーによって違うのではないかと。
    総評
    一つの作品として残念な出来というのと、あくまで私がプレイした時のプレイ感の悪さと、「これファイアーエムブレムじゃないんじゃない?」という感じが気になりました。初めてFEをプレイする方にもすすめられないような気もします。メチャクチャかんたんではありますが。低予算で他の会社に頼んで作ってもらったような感じもする。

    念のため。この作品が悪かったからファイアーエムブレムはもうやらんわ・・ってことはないです。この作品はこういう理由で低評価ですというだけで。リメイク企画時などにプレイヤーの一意見として参考にしてもらえれば。
    ファイアーエムブレム一作目入門のオススメはSFC版紋章の謎で、私評価で100点ですわ。ニンテンドースイッチでプレイできるらしいです。SFCのファイアーエムブレムは、どの作品も非常に面白いので、できればプレイして頂きたい。
    ちなみに一番最初に紹介したフロントミッションという作品もスイッチで出るらしい。
    SRPGバンザイ!!

    この新・暗黒竜と光の剣は時間のない方がストーリーをザックリ把握するのにはオススメです。
    ファイアーエムブレムが好きな人ほど、耐えられなくなるのかもしれませんな。
    プレイ時間
    20〜40時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    3 3 3 2 5
  • わたしのマルス王子は、決して自分を曲げない意地のある理想主義者です 35
    • 投稿者:白い月(男性/40代)
    • 投稿日:2008/10/14
    良い点
    ☆システム関連全般
     いちいち言えばきりがないほど、システム周り全てが格段に便利になり、操作しやすくなっています。
    ……わたしはファミコン版暗黒竜はしたことなくスーパーファミコンの紋章の謎からしたから、紋章の謎と比べて、ですが。
     ここは、さすが任天堂と言わざるを得ません。
    やっぱ任天堂は上手いですね〜、ここらへんと子供の心を掴む商売が。すごいわ。
    悪い点
    △絵師
     これは普遍的な問題というより、わたし個人の問題なので欠点に入れるべきではないかもしれませんけど。
    でも我慢できないので言わせてもらいます。
     絵師の方はうまいんです。すっごいうまいんです。
    技術的には全く問題ありません。
    でも、青春時代にファイアーエムブレムに出会って、さらにファイアーエムブレムの漫画も全巻揃えていたわたしにとっては、マルス王子のファイアーエムブレムは箱田真紀さんのFEしか考えられないです。

    ×マルスが理想主義者じゃない!
     あの大きな変革期のアカネイア大陸で、現実主義者のグラのジオル将軍から狂気ともなじられる理想主義者がわたしのマルス王子です。
    箱田真紀さんの漫画のマルス王子です。
    それが、そのマルス王子が臣下の者に言われたからといって仲間を犠牲にして進むなんて考えられない!

     箱田真紀さんのマルス王子には、信念と意地があった。
     アリも殺せないようなかわいい顔をしていますが、信念に関わる部分ではとんでもなく強情で頑固で、絶対に誰1人犠牲を出さずに最後まで戦い抜く、現実主義者からは狂気とまで言われるほどの理想主義者です。
    なのに、なんで君は序章から自分の身代わりとして味方を犠牲にしちゃってるの!?
    というかファイアーエムブレムって、誰1人死ぬことなく生き残ろうってテーマもありませんでしたっけ? CMとかでも。
    手強いシミュレーション。

    と、いうわけで。わたしはリメイク暗黒竜のマルスの性格に疑問を抱きました。
    あの人物はマルスではない。

    ×仲間が死なないと外伝マップにいけない。ことごとく
     この、「ことごとく」がいけないんです。ダメです。
    ファイアーエムブレムは結構ヘヴィーなテーマも含みますし、1つと言わずとも2,3くらいは死を条件としたマップがあっても良いと思うんです。外伝マップならば。
    でも全部の外伝がこれはないでしょ〜?
    これは嫌だなあ。と思いました。

    ×兵種変更システム
     賛否両論だとは思いますが、わたしはあんまり好感は持てませんでした。
    その人その人が自分で選んだスタイルも含めてその人間でしょう?
    不便だろうが不利だろうが、それはころころ変えられるようにはなって欲しくなかった、というのがわたしの気持ちです。
    欠点も魅力なのですから。
    むしろ、人には欠点を求めるべきだとわたしは思っていますから。実際でも。 
    総評
     先に結論を書きます。

    「リメイクではあるが、暗黒竜、紋章ファンよりも新規向けの内容」

     だとわたしは感じました。
    だって人が、仲間が死なないと新要素を味わいながら進められないんだもん!
    そんなの従来のファイアーエムブレムプレイヤーに出来ると思います?
    無理だ。わたしには無理だ。
    だって、わたしの心の中では箱田真紀さんのマルス王子とファイアーエムブレムが公式扱いになっちゃってるんだもん。
    彼女のマルス王子なら、意地でも犠牲は出させない。
    彼にはそういう意地がある。

     だから、わたしは従来のファイアーエムブレムファンにはこれはオススメすることはできません。
    むしろ、FEを今まで全く知らなかった新規の人になら、すすめる事は出来るかもしれない。

     システムまわりは本当よく進化させているので、任天堂のここらへんの技術は素直に評価します。これは高評価です。快適です。
    プレイ時間
    -
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    1 3 5 1 5
  • てごわいシミュレーション『ファイアーエムブレム』がリメイクされて登場! 80
    • 投稿者:(男性/30代)
    • 投稿日:2008/10/08
    良い点
    ●ファミコン版のリニューアル:SFC版『ファイアーエムブレム 紋章の謎』で遊べた『暗黒竜と光の剣』(全20章)で、容量の問題でカットされてしまった一部の章(全25章)が復活。さらに同じようにカットされたキャラクターも復活し、FC版のファンにはたまらない。

    ●ただのリメイクで終わらない:FC版をリメイクしたそのうえで、新たなストーリーも追加された。アリティアから脱出するまでがわかる序章や、仲間が足りない際に進める外伝章(新キャラクターの追加)など。また、wi-fi通信システムを使った機能も充実、オンラインショップでは限定アイテムが買える。

    ●兵種の変更で違った遊び方も:今までのシリーズはキャラクターごとに職業は固定されていたが、今作では(一部)変更可能に。キャラクター全員剣士にしたりなどいろいろなプレーができるようになった。
    悪い点
    ●物足りなさ:シリーズを重ねていくとなんとなく物足りなく感じてしまう。ノーマルモードなど初心者にも対応している難易度だとなんだが早く終わってしまう感じ。その分かハードモード(5段階)のやりごたえはたっぷりだが。

    ●外伝の新キャラクターに会いたい……しかし:シリーズの楽しみ方として「キャラクターをなるべくやられないようにする」「やられたらリセット」というようなプレーがファンの間では通説だった。だが、外伝に登場する新キャラクターを仲間にするにはある程度仲間が減っていなければならない。なるべくなら仲間を倒されたくないが新キャラクターも見たい……というなんともいえないもどかしさがある。
    総評
    リメイクされたとはいえ、『ファイアーエムブレム』らしさを失っていないのはすごい。初心者もシリーズファンも楽しめる出来はさすが任天堂ブランド。もちろんFC版『ファイアーエムブレム外伝』や続編の『紋章の謎』もでるかもしれないと思うとファンにはたまらないと思う。
    プレイ時間
    -
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    3 5 4 5 3
  • 割とスマートにリメイクされています 80
    良い点
    ・シンプルにまとめられた戦闘システム
    ・レスポンスの軽快さ
    ・新規参入者に向けた、充実のチュートリアル・インターフェイスなど
    ・初の対人戦機能搭載
    ・6段階も選べる難易度の豊富さ
    悪い点
    ・対戦環境におけるチートの蔓延
    ・外伝に行くのに無理にキャラクタを死亡させないといけない
    ・一部のキャラクタの存在が希薄
    ・Wi-Fiに繋がないと面白さを堪能しきれない
    ・キャラクタの無個性化
    総評
    まず、特筆すべきは快適な操作性と親切なチュートリアルでしょう。
    特にキータッチの反応が速いのは初心者・シリーズ経験者問わずうれしい要素です。
    敵のターンをまるごとスキップできる機能が付いたことで大幅にプレイ時間を短縮することができるようになったのも大きな特徴です。

    肝心の中身はFC版、つまり原作準拠。
    ゲームバランスやシステムも多少の変更はありますが、あまり当時と変わっておらず、シンプルなのでゲームの進め方を把握するのにそう時間はかかりません。
    ただ、シリーズ経験者からすれば前作まであった要素がごっそり削られているので少し不満点も。
    兵種変更などというキャラクタの個性をぶち壊すようなシステムを導入するくらいなら、騎兵の再移動やスキルシステムを入れてほしかったです。

    また、リメイクされた際に追加されたマップを除けば、最近のFEにしてはストーリーに重厚さが欠ける印象も。

    当時はこれでよかったかもしれませんが、物語や個々のキャラクタの背景が掴みづらく、なぜ戦っているのか、という点が漠然としている印象があります。

    シリーズ経験者からすれば不満点もいくつかありますが、Wi-Fiでの対人戦が特に面白いのでまぁ、許せる範囲といった感じです。
    プレイ時間
    -
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    4 3 5 4 4
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