プレイレポート
鉄と鉄の衝突が激しい! 「占領モード」が初お目見えのオンラインTPS「鉄鬼」模擬訓練レポート
「鉄鬼」は位置取りが重要。各マップの全体像と特性を把握し,味方と力を合わせ,チームを勝利へと導こう |
単騎特攻は成功すれば英雄だが,失敗するとチームにとって大打撃となる。慎重に周囲の状況を考えてから行おう |
今回の「模擬訓練」では,「デスマッチモード」「サバイバルモード」「占領モード」の3種のモードがプレイ可能で,武器や機体,ステージに制限が入っていた。プレイはロビーから加わりたいルームを選択するタイプ。基本的にどのモードでも途中参加が可能だが,「サバイバルモード」のみ,タイミングによっては次のゲームまで待つ必要がある。
鉄鬼では,すべての機体に独立した「チュートリアル」が用意されている。それぞれの機体の特性を覚えつつ,基本的な操作を体験できるので,各機体を初めて使う際に,一度はやっておこう。画面下部には対応するキーボードとマウスが表示されており,こういった3Dアクションに慣れていない人でも,すぐに操作を飲みこめるだろう。ちなみに今回のテストでは未実装だったが,ゲームパッドでのプレイも可能となるようだ。
チュートリアルといえども,難度は高め。自機の耐久力をしっかり確認しつつ,ミッションを進めていこう |
「VELOX」は壊れた味方のボディを整備できる機体。画面中央の半円の光っている部分が味方の耐久力となる |
また,格納庫で選択できる「トレーニング」は初級,中級,上級と分かれており,「TIME」と「破壊した数」により「TOTAL SCORE」と総合評価が表示されるので,武器の試し撃ちや腕試しに利用しよう。中でも上級訓練は難度がかなり高く,うまく障害物を使いながら進めていかないと,すぐに倒されてしまう。残念ながら,筆者の腕では何度チャレンジしてもクリアまで進めることができなかった……。
「デスマッチモード」と「サバイバルモード」に関しては先のレポート記事を参考にしてもらうとして,今回のレポート記事では「占領モード」と「武器」の紹介をしていこう。また,ページ下部にはSS集を掲載しているので,こちらで迫力満点のゲーム内容をご覧いただきたい。
上級訓練で出現する「リックカスタム」。四つの銃口から繰り出される攻撃を食らってしまうと,一撃で吹き飛ばされてしまう |
訓練は30体の機体を破壊するか,自機の耐久力が0になるまで行われる。教官にいい評価をもらえるようがんばろう |
スピードが勝利への鍵をにぎる! 占領モードとは
今回のテストで初めて公開された「占領モード」は,いわゆる陣取り戦ではなく,攻撃側と防御側にあらかじめ分かれて行われるもの。攻撃側は制限時間内にA〜Eの五つの拠点をすべて制圧できれば勝利。防御側は逆に,一つでも拠点を守り切れば勝利となる。
「SPEAR VALLEY」全図。戦略都市で市街戦が行われる。視界が開けた場所は少なく,前線を上下しながら戦闘が繰り広げられる |
Cの拠点はトンネルの中にある。画面中央のゲージが満タンになるまでゾーン内に留まると,その拠点は占領成功となる |
攻撃側が拠点のゾーン内に一定時間留まることにより,その拠点は制圧される。すると制限時間が増え,一定時間経過後に次の拠点へと戦場の場が移る。例えば攻撃側がA地点のゾーンを制圧すると,制限時間は3分増え,20秒後にB地点の攻防戦が開始されるといった感じだ。防御側のチームは,Aの拠点が制圧された時点ですぐにBの拠点へ向かわないと,Bの拠点も一気に数に押されて制圧されてしまうので,迅速な移動が不可欠となる。
今回のテストでは機体が4種類のみ(VANGUARD,DUAL,BLITZ,VELOX)の実装だったためか,火炎放射器を持つ強襲型機体「DUAL」を中心に対象拠点よりも奥まで前線を押し上げ,比較的安全な状態で陣地を占領,その裏で「VELOX」が整備する,という戦術をとったチームが勝利する場面が多く見られた。逆に「BLITZ」(狙撃型)のような後衛タイプが多いチームだと,防御側では一気に陣地を制圧されてしまい,攻撃側では逆にまったく制圧できない状況になってしまうことが結構あったように思えた。8機体すべてが実装されたときに,最も強い戦術がどんなものになるかはまだ分からないが,チームで戦術や役割分担について試行錯誤していくのは実に面白そうだ。
なお,この「占領モード」ではキル/デスの変動はなく,何度やられても成績に影響はない。
Eの拠点は防衛側にとって最後の砦であり,最も熾烈な攻防が繰り広げられる。味方と連携して敵チームの妨害を行っていこう |
攻撃側がすべての拠点を占領した時点でゲームは終了となる。画面上部に表記される占領中のメッセージには常に気を配っておこう |
自分にあった武器を探し出そう!
模擬訓練で実装された武器全種
今回のテストで実装された装備は,各機体専用のメインウェポン各2種と,共通のサブウェポン6種,そして「VANGUARD」と「DUAL」が装着できるブースター3種となっていた。「VEROX」は右肩に整備用特殊装備「ENG-A」が搭載されているため,サブウェポンを左肩のみにしか装着できないが,ほかの3機体は両肩に装着可能だ。
【VANGUARDメインウェポン】
「HSD-22」 装弾数が多く,少ないリロードで敵機体へ断続的にダメージを与えられる 攻撃力3% 連射力85% 命中率85% 反動25% 装弾数180/1080 |
「HAR-6」 ハーフズーム機能があり,攻撃力は高いが,反動が大きく命中率が下がる 攻撃力4% 連射力84% 命中率75% 反動30% 装弾数80/800 |
【DUALメインウェポン】
「MAF-3」 瞬間的な火力は高いが,射程が短いため,敵機体へ瞬時に近づかなくてはならない 攻撃力6% 連射力80% 命中率90% 反動0% 装弾数0/900 |
「I-SAW」 射程が非常に短いが,左右の敵にも攻撃可能。一気に敵に近づき,張りついて切り刻む 攻撃力5% 連射力79% 命中率95% 反動0% 装弾数0/900 範囲2m |
【BLITZメインウェポン】
「IFP-40」 攻撃力が非常に高いライフル。スコープは四角形で遠方から敵を狙撃する。連射ができない 攻撃力56% 連射力6% 命中率95% 反動48% 装弾数6/54 |
「IFPA-30」 攻撃力は低いが,連続して発射できるライフル。円形のスコープで狙撃する 攻撃力36% 連射力9% 命中率95% 反動44% 装弾数4/60 |
【VELOXメインウェポン】
「GT-L」 高い攻撃力を持ち,赤色のレーザーを放出するターレット。要所に置くと非常に効果的だ 攻撃力6% 連射力72% 命中率100% 反動0% 装弾数0/5 |
「GT-G」 射程距離が長く連射性に優れたターレット。遠方から近づいてくる敵のけん制に威力を発揮する 攻撃力2% 連射力80% 命中率50% 反動0% 装弾数0/5 |
【サブウェポン】
鉄鬼の次のテストは,来週の12月17日(木)16:00にスタートする「機動演習」(オープンβテスト)だ。いよいよ誰でも参加可能となるうえ,8機体すべてが使用可能になるという,まさに待ちに待ったテストといえる。新マップや新武器も登場し,ゲームパッドにも対応するようなので,友達も誘って参戦しよう。
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