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[TGS 2009]敵をゾンビに変えて僕(しもべ)にするアクションゲーム,「アンデッドナイツ」のプレイレポートを掲載
アンデッドナイツとは,迫り来る敵兵をゾンビに変え従えながら戦っていくというアクションゲーム。爽快さと“バカゲー”っぽいノリが特徴的な作品である。
僕(しもべ)にしたゾンビにさまざまな指示を出せるというのが,本作の大きな特徴。ゾンビに敵を襲わせたりするのはもちろんのこと,ほかにも,ゾンビを群がらせてその重さで立ち塞がる扉を壊したりもできるなど,プレイ全般においてゾンビを軸にしたゲームデザインになっている作品である。
基本はオーソドックスな3Dアクション。攻略のカギは敵をゾンビに変えるタイミングを見極めることか
アンデッドナイツがどんなゲームかをざっくり言ってしまうと,要するに「真・三國無双」や「戦国BASARA」といったゲームに代表される,一騎当千タイプの3Dアクションである。
とはいえ,迫り来る敵をなぎ倒すというゲーム性をベースにしながらも,前述したように,その敵をゾンビ化させて使役できてしまうという部分が最大のポイントだ。
大量のゾンビが出るゲームといえば,「デッドライジング」や「お姉チャンバラ」といったタイトルを連想される人も多いかもしれないが,この二つに共通するのは,思わず吹き出してしまうほどの“バカっぽさ”だろう。このアンデッドナイツは,そうした作品にに負けず劣らずの“バカゲー”っぷりを発揮しており,爽快さとお茶目さを併せ持った雰囲気も,本作の大きな魅力である。
発売間近ということもあって,試遊台に置かれていたバージョンは,ほとんど完成版に近いもの。先日の記事でもアナウンスされている必殺の「ジェノサイドバースト」などを使って,思う存分敵をゾンビ化させていく楽しさが味わえた。
ちなみに筆者は,ゾンビを6体くらいストックしておいてから,敵が一人になったのを見計らって一気に襲わせるという,ロメロ映画のようなシチュエーションでゲームを楽しませてもらった。敵兵がゾンビに囲まれて悲鳴をあげる様は,実に愉快だ。
またステージを進めたところ,“処刑執行人”なる巨大なボスが現れたのだが,スタッフから「このボスは3体以上のゾンビに襲わせて動きを止めてから,その間に斬りまくるのがよい」というアドバイスをもらったので,早速実践させてもらったところ,見事にボスキャラを,我らが可愛いゾンビ達の餌食にしてやることができた。……まぁこのように,ゾンビをいろいろな形で利用しながら攻略していくのが,本作の醍醐味というわけである。
4Gamer内にも,アンデッドナイツの紹介ムービーが上がっているので,本作がどんなゲームかより詳しく知りたいという人は,そちらも併せてご覧頂ければと思う。
ともあれ,本日(9月28日)からは,体験版配信も行われているアンデッドナイツ。本記事を見て「なんかちょっと面白そうかも」と思った人は,ぜひダウンロードをして遊んでみてほしい。
「アンデッドナイツ」公式サイト
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アンデッドナイツ
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