このゲームの読者の評価
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コンソールFPSの限界 65 - 投稿者:dune(男性/30代)
- 投稿日:2010/05/15
- 良い点
- グラフィックの美麗さと、一応最近のFPSのアクション体系が取り入れられていること、どうでもいいストーリー。この三点は評価できる。カバー&リーンの万能さは秀逸。FPSにおいてストーリーはそれほど重要ではない。ありがちなストーリーで十分だろう。
- 悪い点
- こちらの方は山ほどある。
まずはグラフィックについて。昨今のリアル偏重主義にはうんざりしているのだが、まず何よりも砂煙。グラフィックの進化でこういった表現も難なくできるのだが、はっきりいうと邪魔である。
カバーやリーンもできるが、不自由だといえる。また、カバーやリーンはすでに使い古されてしまった感がある。もしもこれが最先端のシューターだというのであれば最早シューターに進化は望めない。
ヘルガスト同士の抗争などにすれば良かったのではないか、と思うのも一点。マスコットになっているヘルガスト兵を操作できるようにすればそれなりにキャラクター性でアピールもできただろう。いずれにしても地味なストーリーである。
一本道が多く戦略的には動けない。カバー&リーンを使う機会が増えることは決して正面衝突をすることと直結しないと思うのだが、実際には正面からくる敵を撃破する形が非常に多い。カバー&リーンではシューターの醍醐味が活きないのか?そんなはずはない。「レインボーシックスベガス」などカバーから突入したりと活き活きと状況が動いていくものも作れたはずだ。尤も、あちらも(戦術的に)一本道が多くルートを複数持っているということはあまり無いが、少し真正面から戦い過ぎである。
本来シューターとは、「照準=探索」であり、また銃を使うという性質のため、「非常に遠い間合いから、一瞬で、強力な攻撃を撃ち出せる」。そのため、「どこから来るか分からない敵を、気付きによって、方角的・位置的に限定する」という作業が必要なはずである。その意味ではそういった場面は攻守ともにあまり多くない。カバーが実装されたゲームは多いが、多くのゲームではそういった、シューター本来の楽しさとは離れたシーンが見られる。カバーシステムは、防御手段を持ちにくいシューターというジャンルにあって一定の貢献をしたシステムだと言える。しかしながらそれらが十全に生かされているとは言い難い。この問題はシューター全体で共有しなければならないのではないか。
最後にコントローラの問題である。常日頃からの課題である。アクションゲームにおいては、ゲームとはシミュレーションではない。コントローラとの対話である。しかるに、マウスルックを基準とした視点移動を使うシューターはそもそもコントローラとの相性が最悪である。当然、私も「FPSがしやすいように作られたガジェットやグッズ」が売られていることは知っている。が、マウスと違って絶望的に動きの幅やスピードの緩急がつけづらい。普段FPSはPCでプレイしているが、このゲームでは酔ってしまった。理由は「視点移動が固い」ためだ。振り返りたいスピードで振り返れないことは大きなストレスになった。また、精密な射撃はシューターのキモの部分であるが、操作しづらい。非常に疲れるゲームである。 - 総評
- 悪い。外人たちがありがたがってコンソールでシューターをやっていることが理解できない。今回はそれを再確認した。シューターというジャンルがいかにPCという自由なハードで守られているか。ゲーム自体は悪くないはずなのに、呪うべき出来であると言わざるを得ない。それを踏まえての評価である。散々に書いたが、しかしコンソールにおいては決して悪くないのである。むしろ出来が良いというべきなのだろう。
- プレイ時間
- 40〜60時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 5 3 3 3 -
FPSの面白さを再確認 75 - 投稿者:ITE(男性/20代)
- 投稿日:2010/03/24
- 良い点
- なんといってもリアルで美麗なグラフィック。PS3ソフトNo.1と言っても過言ではないレベルの映像品質で、見ているだけで楽しい。キャラクターの動きも非常に人間的。被弾した時の体の動きが生々しい。銃を撃つ際も、実際に銃を撃ってると錯覚する臨場感がある。サウンドもグッド。銃声や爆発音はもちろん良い。ゲームのディテールは非常に高いクオリティーに達している。
ローカライズも丁寧な仕事がなされている。キルゾーン2日本語版は全編フル吹き替えだが、主要人物の声はもちろん、戦闘中の怒号や何気ない会話まですべて吹き替えされている。
オンラインマルチプレイの音声も完全日本語吹き替え。
そのオンラインマルチプレイも非常に良く出来ている。最大対戦人数32人で、16人対16人の戦闘が楽しめる。
キルゾーンのマルチプレイの何がすごいかと言うと、その独特な対戦ルール。
単純に敵と殺しあう『殲滅戦』
対象の殺害を目的とする『暗殺戦』
対象の破壊、もしくは対象を防衛する『掃討戦』
対象を捜索し、回収地点まで運ぶ『捜索回収戦』
拠点を制圧し、それを防衛する『制圧防衛線』
どのルールも今までのFPSにもあったような対戦ルールだが、キルゾーン2ではこれらのルールが一回の対戦で同時に行われるのだ。同じマップで遊ぶにしても、ルールがランダムに行われるために、毎回違うプレイを要求される。
暗殺戦の時、敵陣地に隠れたターゲットを殺害しようと全員で攻め込めば、味方陣地のほうに隙ができ、対戦ルールが変わったときに逆転されてしまう、など常に今ある状況を把握し、味方全員が考えてプレイしないと勝利することは難しい。
そういう戦略的なプレイがキルゾーン2の特徴であり、ほかのゲームでは味わえない面白さである。
それと地味な部分ではあるが、マルチプレイで、XMBに保存されている音楽をBGMとして再生できるところは評価したい。気分を変えたいときなどに良く使う。 - 悪い点
- 全編吹き替えで、英語音声日本字幕に出来ないのが残念(初期設定で、字幕無しの英語音声に設定することは可能)。
シングルキャンペーンの戦闘にあまり迫力がない。映像は綺麗で良いのだが、戦闘がいつも散発的で小規模。大人数対大人数の迫力ある銃撃戦などのシーンが少ない。場合によってはプレイヤー一人で戦わされることになる。
逆にオンラインは人数が多すぎて、めちゃくちゃな状態になっている。狭い空間に高い人口密度で戦う状況が多く、迫力はあるが、「戦ってる」という感じがしない。もう少し広いマップにするか、もう少し対戦人数を減らせばちょうど良い感じになったと思う。
もうひとつ、これは個人的な不満ですが、有料の追加パックを取り扱ってるサーバが少ない。デフォルトのマップならいくらでも遊べるが、せっかくお金を払って買ったマップではめったに遊べない・・・。逆に言うと追加パックを買わなくても十分に楽しめるということですが。 - 総評
- 小さな粗はいくらかありますが、その綺麗なグラフィックやサウンド、優れたディテールのおかげで、インタラクティブな迫力あるFPSの楽しさを再確認できた。
まだFPSをあまりプレイしたことがない人にはぜひおススメしたい。 - プレイ時間
- 60〜100時間
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 4 3 4 3 -
これが出来れば・・・ 85 - 投稿者:モロヘイヤカステラ(男性/30代)
- 投稿日:2009/07/03
- 良い点
- 操作性・・・タイトルにより操作や操作性は変わるが、このタイトルの操作性・キャラクターの挙動は中級者レベルぐらいなので、スムーズにプレイできれば今後FPSやる時には困らないと思うぐらいの操作性
グラフィック・・・美麗 - 悪い点
- 画面設定が初期にできるが、暗いのでテレビ本体の設定が必要かも
- 総評
- ちと重い感じがするが、問題ない程度。
ユーザーをサポートする機能が極めて少ないので、FPS初心者の方は困るかもしれないが、他のFPSをプレイしたときには簡単に思えるかも。
初心者〜上級者まで楽しめるゲーム - プレイ時間
- -
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 4 3 4 5 -
グラフィックはそこそこ美麗 50 - 投稿者:りぬご。(男性/40代)
- 投稿日:2009/06/29
- 良い点
- コンシューマにしては色々頑張ったようで、
グラフィックはそこそこのクオリティをもっている。
ストーリーは陳腐なれどそこそこの没入感を与えてくれ、
中盤以降、世界観に慣れた頃には楽しめるようになっている。
- 悪い点
- グラフィックは良いと述べたが、
それでもディテールに目を向けるとところどころに荒い部分が目に付き、
手放しに綺麗とは言えない程度なことがわかる。
ゲームとしては操作性の悪さに尽きる。
主人公の設定がDeadSpaceのような戦闘の素人としてなら
エイムにいちいちもたつくような挙動も理解できるが、
プロの軍人がこれではリアリティに欠けるうえに
プレイヤーにはストレスにしかならない。
サウンドはマルチチャンネルとしての最低限の定位は確保されているが
それ以上でもそれ以下でもない。
射撃音等のSEは貧弱で重さがない。
- 総評
- パッケージに「史上最高のFPS」とかそんな文句があったように思うが、
グラフィック以外は平均以下の凡作という印象しか抱かなかった。
操作性がもうちょっとまともになれば佳作くらいにはなるかもしれない。 - プレイ時間
- -
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 4 3 1 3 3 -
日本でのFPS普及に一役かれる存在。 85 - 投稿者:りとる(男性/20代)
- 投稿日:2009/06/26
- 良い点
- まず映像の綺麗さは言うまでもありません。
PS3というハード自体グラフィック性能が高いのはいうまでもありませんが
かといってハイスペックPCほどグラフィック性能がいいわけではありません。
つまり上限のある中で
どこに力をいれてどこで手を抜くか(言い方わは悪いですがねw)
もしくはどの用に描写するかで作り手側の力量が伺えるかと思います。
その点でいうとkillzone2は十分合格点に達しているかと思います。
また内容は深いですがヘビーなゲームかというとそうではないので
日本でまだまだ普及していないFPSの新たなユザーを切り開く事ができるタイトルだと
思います。
また操作面ではモーションセンサーをうまくつかったバルブなどを回す
アクションはなかなかおもしろいと思いました。
またオンライン対戦が最大26人というのは意外と重要なポイントだと思います。
- 悪い点
- 上で述べたように
モーションセンサーの立ち位置という物が微妙な気がします。
ゲーム内ではあまり気になりませんが
タイトル画面などでモーションセンサーに反応して
画面がずれるのはちょっといただけないです。
あとは作り手側がやさしすぎるのではというところですかね。
というのもたいしたことではないのですがw
音声が完全日本語吹き替えであると言うこと。
アジア版ではできたと思うのですが
やはり英語の方が雰囲気がいいと思う人の方がヘビーユザーの
人では多いと思いますので
英語音声、日本語字幕などの選択肢もあったほうがよかったように思います。
おなじように人によってはですが
銃の反動などに少し違和感を感じる事が少々あります。 - 総評
- 総合的にはとてもできているゲームです。
買って損はしないゲーム。
ただ悪い点で述べたように
FPSなどの名作をプレイしてきた人にとっては(このタイトルも名作ではあるけど)
多少物足りない部分が感じられます。 - プレイ時間
- -
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 5 4 5 3 -
良作には間違いないが・・・ 75 - 投稿者:古参ゲーマー(男性/50代)
- 投稿日:2009/05/26
- 良い点
- 他の方も言ってるようにグラフィック。
キャンペーンの演出がハリウッド映画さながらのカメラワーク、構図でセンスの良さが伺えます。 - 悪い点
- いろいろとリアルであることに拘りすぎて、ゲームとして他に大切にすべき点がおざなりになっているように見受けられます。
例えば、敵の動きはAIにより制御されているようで、1回1回やるごとに挙動が変わるのはリアルではあるのですが、超絶な反応を見せるときがあり、「おいおい、ありえないだろー」とストレスを感じることがあります。デモンズソウルと比べても、私にはこちらのほうがよっぽど難しく感じました。
3D酔いについても触れている方がいますが、私も1時間もこのゲームをやると頭痛がします。光の反射具合や、影といった部分にも非常に高技術を使っており、リアルで美しいのは分かるのですが、そのあたりが酔いに影響していると思われます。それに正直なところ、戦闘中はリアルで美しい風景を見ている暇などありません。
- 総評
- 良作であることは間違いないのですが、リアルに拘る海外製作会社の特色が悪い方向に出たように感じます。製作者のインタビューを見ると、技術や見せ方、リアルさについての言及はありましたが、ゲームとしての面白さや操作性といった根幹の部分については触れておりませんでした。どうもそのあたりの配慮が欠けている印象があります。
またオンラインですが、情報ではキルゾーン2のメインはオンにあるとの評判だったので期待していたのですが、私には微妙でした。暗殺、制圧防衛などいろいろとミッションはありますが、結局は死んで生き返ってを何度も繰り返しながらの撃ち合いでゲーム感を感じることはできませんでした。(ちなみに私は戦場系FPSはロストプラネットを以前少しやったことがある程度ですのであしからず。他のもこんな感じなのかな?)
- プレイ時間
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グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 4 3 3 3 -
グラフィックスは超一級だが、ゲームの作りはオーソドックス 85 - 投稿者:geregere(男性/40代)
- 投稿日:2009/05/23
- 良い点
- ・プレイステーション3の中でも特筆に値するグラフィックス
・オーソドックスながらも丁寧なゲームシステム
・コントローラーのSixAxis機能を使った仕掛けもユニーク
・撃った時の感覚や、敵を倒した時の描写が格好いい - 悪い点
- ・照準が合わせにくくてイライラする
・加えて敵の動きも小賢しいので余計イライラ(苦笑)
>AIが賢いこと自体は本来よいことなのだけど
・めちゃくちゃ酔う。3D酔いしまくる
>最近のFPSでほとんど酔ったことないのに - 総評
- グラフィックスは文句無しに一級品です。これだけでも遊んでみる価値あり。
ただ、Gears of WarやCall of Duty4などといった、ライバル作品に
比べると、いまいち驚きが足りない気がするところも確か。
ストーリーに関しては、前作をプレイしていないこともありよく分かりません
でした。 - プレイ時間
- -
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 5 4 3 3 -
グラのみのゲームかと 60 - 投稿者:Max(男性/50代)
- 投稿日:2009/05/20
- 良い点
- ・グラフィックのみかと。
- 悪い点
- ・ハンドガン+1種類の武器しか持てないのが・・・
・スナイプの操作等をSIXAXISで無理やりやらされるのがツマラン!!
・カバーなんて意味が無いように感じる。
・エリートでの敵兵の超反応が凄すぎる。明後日の方向を向いてる敵兵を覗くと、瞬間に此方を向いて撃ってくるか物影に隠れる。
- 総評
- エリート攻略をやり終わってからの感想なので、それ以下の難易度よりも悪い点が多く見られる。
ハンドガン+1種類の武器しか持てないオン対戦仕様でオフ遊ばさせる仕様が判らん。
これがあるゆえに遊んでいる難易度をさらに難しいものとしていると思う。
最大の汚点かと!!
KILLZONE 2のエリートはCoD2,3,4のベテランと比べれば難しいのだが、全く面白くも無く苦痛しか無い。
ゲームとしては最低ランクかと思う。
登場キャラも全然魅力がないし。 - プレイ時間
- -
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 4 1 1 1 1 -
FPS史上最高峰のグラフィック 90 - 投稿者:アスファルト(男性/20代)
- 投稿日:2009/05/02
- 良い点
- ・FPS史上最高峰のグラフィック。
・オンライン対戦が良くできており、非常に楽しい。
・BGMが壮大で素晴らしい。
・意外とストーリーが良い。
・キャラクターが個性豊か。
・スカーミッシュがあり、疑似オンライン対戦が可能。 - 悪い点
- ・終盤の敵が異様に硬い。
・ボス戦が少なめ。
・これは全てのFPSに言えることだが、画面がグラグラ揺れるので酔ってしまう人もいる。 - 総評
- 長い間話題にされていたキルゾーン2。日本語版発売ということで、これを機にFPSというジャンルのゲームをやってみようと、意を決して購入してみた。
FPSの最初の難関「3D酔い」をなんとか克服すれば、一気に楽しくなってくる。敵は物陰などに隠れつつ主人公を狙い撃ってくるので、なかなか倒せない時もあるが、それがまたリアルさを演出しているのかもしれない。
ストーリーは短いが、非常に濃い内容なので大満足。ボスが少なめだったのが残念。
オンライン対戦はストーリー以上に楽しいし、面白い。30人以上で行う大規模なチーム戦は時間が経つのも忘れるほど熱中してしまう。
オンライン対戦が苦手な人でも、スカーミッシュという疑似オンライン対戦があるので気軽にこの大規模なチーム戦を行うことができる。
このゲームはFPS初心者にも、FPS好きにもオススメできる。洋ゲーであるのにもかかわらず、週間ゲームソフト販売ランキングで3位だったのにも頷ける。 - プレイ時間
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グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 5 3 5 3 -
家庭用では最高峰の驚異的なグラフィックス 80 - 投稿者:L.(男性/30代)
- 投稿日:2009/04/30
- 良い点
- ・家庭用機では最高といっていいほどの圧倒的なグラフィックス。光と影のコントラストや、煙の表現が印象的で、オブジェクトの壊れ方なども非常にリアル。
・システムは極めてオーソドックスなFPSながらも、全体の完成度の高い。所々で要求される、SIXAXISを使った体感的操作もいいアクセントになっている。
・カバー時の視界の悪さが絶妙な駆け引きを生む。カバーアクションというと、大抵はFPSでもカバー中は三人称視点になったりするが、キルゾーン2では一人称のまま。なので、身を隠しているとまわりの様子がまったくわからない。これのおかげで、攻撃する瞬間のリスクと緊張感が高まり、ほかのFPSとは少し違ったプレイ感覚を味わえる。 - 悪い点
- ・狙いを定めるのが難しい。銃の重さを表現しているのか、照準の移動に微妙にもたつくような感覚があって、これが結構なストレスになる。
・一人称視点で画面がブレまくるので、非常に酔う。FPSは3D酔いしやすいジャンルとはいえ、最近のゲームではほとんどそういった経験がなかったのだけど、これは1時間以上プレイするのがつらいほど。もちろん、個人差はあるのだろうけど。
・前作をプレイしていないというのもあり、ストーリーやキャラクターにはあまり魅力を感じなかった。しかし、なぜ海外のFPSのキャラクターは、坊主頭で海兵隊みたいなオッサンばかりなのだろう・・・。 - 総評
- 映像は文句のつけようがないほどのクオリティで、ゲームとしてもHaloシリーズやCoDシリーズにも見劣りしない出来だと思うのだが、どうにも知名度が低く埋もれてしまっている感がある。もう少し伸びてもいいタイトルだと思うんですが。
- プレイ時間
- -
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 4 4 4 3 -
文句なしのグラフィックス、難易度は高い 95 - 投稿者:そらいぬ(男性/30代)
- 投稿日:2009/04/27
- 良い点
- まず素晴らしいグラフィックスに敬意を表したい。
見た目が大変良いということ、デファードレンダリングの効果なのか、
見た目の美しさに反して処理落ちがほぼないのは素晴らしい技術だ。
PS3の性能を極限まで引き出していることは間違いない。
ゲーム内容は普通のFPSであり単純だというのは妥当な評価ではないと私は思う。
TPSのほうが良い選択であったというのもまた然りだ。
このゲームは他のFPSと比べ、エイム操作が明らかに難しい。
突撃プレイができないことが、出会い頭に即ヘッドショットというゲームにしていない。
それが私はこのゲームの最も優れた点ではないかと考えている。
本作のオンラインはとても遊びやすく感じる。
また、ずば抜けた臨場感も今作の最重要ファクターのひとつであり、
一人称視点=FPSであることが本作にとってどれだけ重要であったかは言うまでもない。
敵の攻撃が非常に激しいことも特徴ではないかと思う。
立ち回って敵を倒しまくるのが非常に難しいゲームであるため、
そこに本作ならではの戦い方を考える必要性が生まれる。
また戦車やロボット、機関銃を操作するシーンがゲーム性に幅を与えている。
個人的には終盤で一時期使用可能な電撃銃がチート並の強さで、とても楽しかった。 - 悪い点
- このゲームの難点といえば、プレイすればすぐに気付く難易度の高さである。
私はノーマルでプレイしたが終盤の難易度には舌を巻いたし、
ATACという飛行無人機との戦いでは十回以上死んだ。
コツがわかれば倒せるのだが、それなりの腕は必要だ。
これがノーマルならイージーでも難しいだろう。
FPS初心者はどうすればいいんだ。
チェックポイントもそこまで細かく設定されているわけではない。
「え、ここからやり直しかよ」と思うことは結構ある。
(難易度が高いので余計に)
一方、経験者にとってはこのゲームは挑戦状である。
他のFPSと変わらない、とプレイしないのは全くもってナンセンスである。
私はエリートでクリアできる気がしない。
レジスタンス2は最高難度でも大丈夫だったが。
操作性に多少癖があるのだが、これは感度を設定すれば問題でなくなる。
初期設定だとプレイしにくいので悪い点といえば、悪い点かもしれない。 - 総評
- 総合的にはビジュアル、オーディオ共に素晴らしく、
ゲームプレイも良作であることは間違いないが、
初心者へのフォローが足りないなど、不親切さも目立つ。本作は本当に難しい。
キャンペーンは短めだが、何度もやり直すことになるだろう。
オンラインはアンロック要素もジョブも多く、戦略性も深い。
かなり長く遊べるだろう。
FPSに多少の経験があれば、本作は間違いなく名作中の名作である。
きっと満足することだろう。 - プレイ時間
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グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 5 5 4 4 -
PS3最高のグラフィック 75 - 投稿者:アンイスコール(男性/40代)
- 投稿日:2009/04/17
- 良い点
- とにかく映像美。
それを見るためにあるといっても過言ではないほどに、このゲームの映像は美しい。
もっともすばらしいと感じたのはオブジェクトの破壊である。弾痕が残るのは当たり前、さらには一部のオブジェクトはきちんと破壊されていく。これは現在PCゲームなどで試みられる技術だが、どう流用したのか、はてまたオリジナル技術なのかはさだかではないがよい見せ方であり、戦術面に影響しないまでも雰囲気を出すにはいずれ必要不可欠な要素になるだろうと確信した。 - 悪い点
- ゲーム内容そのものは非常に古典的なFPSである。
どうあがいてもFPSというジャンルは単調にならざるを得ず、そこを破天荒、もしくはドラマチックなシナリオでプレイヤーのモチベーションを高める手法がとられる。FPS=主観視点というジャンル上、それは非常に有効に機能しており、シナリオの構成などを間違えなければある程度の面白さを期待できていたはずだが、今作では少々物足りない印象を受けた。
おそらくは、このゲームは美しさですべてをカバーできたのだから、TPSにするべきだっただろうと思う。FPS独特の視野の狭さ、そして表現できない「主人公の動作」による爽快感などがあれば、そう思ってしまう。 - 総評
- 技術デモ、そう取れるほど革新的な技術が使われているのは間違いないと思う。
本当に美しく、今まで見たことない映像がストレートに伝わってくる。
しかし、内容はオーソドックスなものにとどまっており、これは、という展開やシステムもない。
オンラインは楽しいが、マウス派な私としてはなかなかストレスのたまる内容となっている。いい加減、本体でマウスに対応して欲しいものである。
この映像を見るためだけに投資する価値は充分ある。
面白いかどうかはともかく、今後のゲーム業界を見る上で、非常に興味深いゲームである。 - プレイ時間
- -
グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム 5 4 3 2 2
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