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[E3 2016]「FINAL FANTASY XV VR EXPERIENCE」プレイレポート。操作はシンプルながら,巨大なベヒーモスとの戦闘は迫力満点
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最初にブースで聞いた話によると,「FINAL FANTASY XV VR EXPERIENCE」と題され,会場で体験できたこの作品は,FINAL FANTASY XVの本編に実装されているというわけではなく,あくまで参考出展なのだという。
その内容は,FINAL FANTASY XVの主人公であるノクティスや,仲間のイグニス,グラディオラスがベヒーモスに向かって突っ込んでいくので,プレイヤーはプロンプトとして後方から銃で攻撃を行い,ベヒーモス討伐を目指すというもの。操作はいたってシンプルで,首を動かしてエイム,PlayStation Moveの表面のボタンで射撃,裏面のトリガーでエイムしている場所にワープするといった感じだ。移動の操作はワープのみなので,VR酔いを感じにくい仕様となっている。
プレイ中,プロンプト(プレイヤー)は攻撃を受けても倒されることはないので,基本的に安全圏からひたすら弾丸をぶち込むだけでいい。リロードの必要もなく,とにかく攻撃を続けていれば,ベヒーモスが転倒して「CHANCE」状態となり,大ダメージを与えて勝利できる。
……というと,あまり面白くなさそうに見えるかもしれない。筆者も列に並んでほかの人の様子を眺めている限りでは,「なんだか地味かも」と思っていたのだが,実際にプレイしてみるとまったく印象が違ってくるのが,VRらしいところ。PlayStation VRを装着してから見るベヒーモスは見上げてしまうほどの巨体で,それがこちらに突進してきたり,薙ぎ払ってきたりするので,それだけでもかなりの迫力になるのだ。
ベヒーモスが攻撃を仕掛けてくると,回避すべき場所に青いサインが表示されるので,そこを狙ってワープすれば避けられる。手順をなぞるだけだと単調に思える操作でさえ,VRによる存在感とサイズ感が加わると,間一髪でギリギリ回避できた気分を味わえるのが気持ち良い。シンプルな操作やゲーム性であっても,「VRでデカい敵と戦うのは楽しい!」ということが,よく実感できるプレイフィールだ。
冒頭で触れたとおり,筆者が体験したこのFINAL FANTASY XV VR EXPERIENCE自体は「参考出展」とのことである。FINAL FANTASY XVにおけるPlayStation VRへの対応が,今後どのように行われていくのかは現時点では未知数だが,大いに期待が高まる出展内容だった。
「FINAL FANTASY XV」公式サイト
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FINAL FANTASY XV
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(C)2016 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved. MAIN CHARACTER DESIGN:TETSUYA NOMURA
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