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日本一ソフトウェア,「ファントム・ブレイブWii」を2009年3月12日に発売
本作は,PlayStation 2向けに2004年に発売された「ファントム・ブレイブ」および2006年に発売された「ファントム・ブレイブ 2周目はじめました。」に追加要素を加えたリメイク版となる。戦闘画面の各情報表示やキャラクターステータス表示の高解像度化など,ブラッシュアップが行われるほか,新シナリオなど新要素も追加される。
本作の舞台は,とある戦いで命を落とした青年アッシュの霊魂(ファントム)とファントムを操る能力を持った少女マローネの二人(?)が住む,海に浮かぶ小さな孤島「おばけ島」。請負人(クローム)として生活している二人の(当面の)目標は,借りているおばけ島を買い取って住む場所を確保すること。
マローネとアッシュが暮らす“おばけ島”は,街としての機能を備えた拠点となっていて,クエストの準備を行う。島ではさまざまなことができるのだが,キャラクターを仲間にしたりアイテムを手に入れたりすることで拡張されていくという仕組みだ。
本作では,マップ上にあるアイテムのみならず,敵味方問わずキャラクターをすべて“武器”として使えるのが特徴。スキルを使って攻撃するだけでなく,マップ上のキャラクターやアイテムを「持って」「投げる」ことが可能。キャラクターを持ち上げるとそのキャラクターのスキルを使えたり,武器として使えたりする。また,敵も味方も攻撃可能で,味方を倒して経験値を稼ぐといったこともできる。そのほか,敵をマップの外に投げて戦線から離脱させたり,アイテムを積み上げて足場を作ったりと,戦略の自由度はかなり高い。
最初はマップ上にマローネ一人しかおらず,味方ユニットはマップ上のアイテムに味方のファントムを“コンファイン”(憑依)させることで召喚する。コンファインする対象アイテムにより,ファントムのステータスに影響が出る。たとえば,岩にコンファインすれば,素早さが下がるが物理防御力がアップする,といった具合だ。なお召喚したファントムは行動回数が制限されており,一定ターンが経過するとマップからいなくなってしまう。
そのほか,マップ上のキャラクターやアイテムが敵/味方に影響を及ぼす特殊効果“プロテクション”や,キャラクターだけでなくアイテムもレベルの概念があるなど,日本一ソフトウェアのタイトルらしく,やり込み要素満載の戦闘システムになっている。
最後に,本作のストーリーとキャラクター紹介のリリース文を掲載しておく。本作に興味を持った人はチェックしておこう。
マローネとアッシュを取り巻くさまざまな人々。彼らとの交流の中で依頼をこなし、泣いて笑って、物語は進んでいきます。今回は、マローネたちにも親切に接してくれる)シェンナと、仕事でのライバル(!?)ウォルナットを紹介。(このほかにも個性豊かなキャラクターが登場いたします。2報以降の情報にもご期待くださいませ)
ストーリーには関わらないもののゲームを進める上で重要な仲間達。
マローネやアッシュの2人だけで戦っていくのは難しいため、キャラメイクで一緒に戦ってくれるキャラクターを作成していくことになります。作成したキャラクターは、拠点である“おばけ島”に登場し、職業によっては独自のサービス(機能)を提供してくれます。
※画面は開発中のものです。
- 関連タイトル:
ファントム・ブレイブ Wii
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