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「Red Dead Redemption」,西部に暮らすちょっと危なそうな人々と,ミッションの一部を公開
広大なアメリカ西部を舞台に,元アウトローのジョン・マーストンが家族を守るため,かつての無法者仲間を追い詰めるというアクションゲームが「Red Dead Redemption」だ。「Grand Theft Auto」シリーズを制作した北米のデベロッパ,Rockstar Gamesの新作らしく,西部開拓時代の非情な一面を描くと共に,オープンエンドの広大なマップを舞台に,メインストーリーとは別に豊富に用意されたアクティビティを楽しむことで,19世紀末のアメリカの荒野で生きているような気分になれるゲームだ。
発売以来,欧米では大ヒットを飛ばし,メディアの評価もきわめて高い。7月29日に掲載した記事でお知らせしたように,日本では2010年10月7日にPlayStation 3版およびXbox 360版がリリースされる予定だ。
「Red Dead Redemption」公式サイト
さて,日本語版のパブリッシングを予定しているテイクツー・インタラクティブ・ジャパンは本日(9月1日),そんなRed Dead Redemptionの最新情報として西部に暮らす人々と,メインミッションの一つ,「生粋の厄介者」について公開した。
紹介されたのは,アイリッシュ(Irish),ナイジェル・ウエスト・ディケンズ(Nigel West Dickens),そしてセス・ブライア(Seth Briars)の3人。彼らの面構えは以下に掲載した写真を見れば一目瞭然だが,ホラ吹きと派手好きの商人,そして墓荒らしと,とても西部の人々を代表しているとは思えないチョイスがすばらしい。うーん……。
彼らがどこでどのようにマーストンにからんでくるのかについては定かではないが,一人,アイリッシュに限っては,ストーリーミッションに登場することが分かっている。
アイリッシュ:いかなる事態も口八丁で切り抜けようとするホラ吹き |
セス・ブライア:お宝に目がくらみ,正気を失った墓荒らし |
ナイジェル・ウエスト・ディケンズ:独自開発したという奇跡の薬を売る,派手好きの商人 |
ミッションでは,フォートマーサーを根城とするビル・ウィリアムソン――かつての悪党仲間であり,主人公の最終的なターゲット。ギャング団のリーダーでもある――の手下達と対決するのに欠かせない武器,マシンガンのありかを探る必要があった。その場所は,酒飲みで街の厄介者であるアイリッシュが知っている。マーストンは以前,仲間に殺されそうになったアイリッシュを助けたことがあり,その借りを返してもらおうというわけだ。
アイリッシュの話では,マシンガンはギャップトゥース・リッジにある炭坑に隠されているらしい。これは面倒だ。炭坑には侵入者を快く思わない荒くれの炭坑員達が待ちかまえており,これはもう,腰のピースメーカーだけでなく,炭坑につきもののダイナマイトなどをうまく使った戦いが要求されるのだ。
ミッションをクリアして,マシンガンを手に入れたら,いよいよフォートマーサー襲撃だ。仲間を集めてプランを練り,タイミングを計って攻撃を開始するのだが,倒すべき敵はかつての仲間達。生きるためとはいえ,戦いは悲惨なものになるはずだ。
しかも,マーストンの西部の暮らしはそれで終わるわけではない。次は,国境を越えてメキシコに入り,ヌエーヴァ・パライソに旅立つことになるという。それについては,いずれまた。
GTAの舞台を単に開拓時代の西部に移しただけでなく,作り込まれた緻密なマップと,ガンマンとしての生き方を楽しめると評判の高い本作。ゲームの内容については,以前掲載したレビュー記事にも詳しいので,こちらもぜひ参考にしてほしい。
※本作はCERO:Zレーティング,18歳以上のみ対象のタイトルです
- 関連タイトル:
Red Dead Redemption
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(C) 2005-2011 Rockstar Games, Inc.
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