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[TGS 2009]Xbox LIVEに繋げば,離れた場所にいる剣豪達といつでも真剣勝負が楽しめる。「サムライスピリッツ閃」のプレイレポートをお届け
サムライスピリッツシリーズは,1993年にアーケードで産声をあげた剣戟対戦型アクションゲーム。15年以上経過した今でも,多くのゲームファンに愛されている作品だ。
今回は,そんなサムライスピリッツシリーズの最新作であるサムライスピリッツ閃の,プレイアブルデモを遊ぶことができたので,早速プレイレポート記事としてお届けしたいと思う。
アーケードを完全再現しているXbox 360版「サムスピ閃」
オンライン対戦など,家庭用ならではの要素がも嬉しい
今回の試遊では,シリーズの新キャラである“鈴姫”を使用。鈴姫は,その華奢な体には似つかわしくないほどの巨大な武器,バスタードソードを用いて戦う。バスタードソードは非常にリーチが長く,敵に近寄られる心配が少ないため,本作をまだプレイしていないという人にも安心してオススメできるキャラクターだ。
実際に会場でも鈴姫の使用率は高く,多くの人が使っていた。まぁ,鈴姫がカワイイので選んだという人も多そうだが,実は筆者もその一人だったりする。
閑話休題。
ともあれ,会場ではXbox 360の純正パッドを使ってのプレイとなっていたのだが,筆者はアーケード版をかなりプレイしたクチで,できればスティックでプレイしたかったというのが正直な心境だった。
しかし本作は,一撃の重みに重点を置き,それほど連続技を重視していないゲームデザインであるため,難しい操作はほとんど必要としない。そのため,初めてパッドでプレイしてもさほど違和感は感じなかったのだが,ただ……大斬りを使用する際,ボタンの同時押しだけは流石にやりずらい感じであった。
とはいえ,コンシューマ版となる本作では,右トリガーに縦大斬り,RBボタンに横大斬りが割り当てられているので,ボタン一つでポンポンと大斬りが出せるあたりは,格闘ゲームの家庭用移植作としては,基本は押さえている印象。連続技などもちょっと慣れれば,アーケードと同じ感覚で出せるので,家庭用スティックを持っていないという方も,安心して購入してできるだろう。
会場では,時間がなくて実際に試すことはできなかったが,“プラクティス”“サバイバル”“リプレイ”“Xbox LIVE”“ランキング”といった家庭用オリジナルの要素があるのも確認できた。とくに,Xbox LIVEでの通信対戦は以前から明らかにされていたが,実際に項目を見てみると,ファンとしては嬉しかったりする。
ともあれ,発売日は12月なので家で遊べるのはもう少しだけ先になりそうだが,会場でプレイしてみた限り,アーケード版でハマッた人ならば確実に楽しめそうな出来映えだった。一剣客として,全国の猛者達と,真剣勝負が出来る日が楽しみである(ちなみに世界中のプレイヤーと通信対戦できるかは,現時点では不明)。
なお余談だが,海外メディアのプレイヤーと思われる人達は,ガルフォードやシャルロットを使う人が非常に多く,なんとなく数を数えていたら,実に10人の内5人がガルフォードかシャルロットを使用していた。「う〜ん,やっぱりお国柄なのかな」と妙に納得がいった瞬間であった。
サムライスピリッツ閃
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