ニュース
ミリタリーFPS「Red Orchestra 2: Heroes of Stalingrad」で,冬の戦場を描いた最新スクリーンショットが公開
Tripwire Interactiveの開発する本格派ミリタリーFPS,「Red Orchestra 2: Heroes of Stalingrad」の最新画像が公開された。本作は,「Unreal Tournament 2004」のMODとして開発され,その後,有料でリリースされた「Red Orchestra: Ostfront 41-45」(2006年)の続編で,独ソ戦の天王山となった「スターリングラードの戦い」が中心に描かれている。
今回リリースされたスクリーンショットは,「Commissar’s House」「Red October Factories」,そして「Fallen Friends」と名づけられたマップを撮影したものだ。
「Red Orchestra 2: Heroes of Stalingrad」公式サイト
ちなみにCommissarとは,前線の兵士達に共産党のイデオロギーを浸透させるとともに,思想動向を監視するために配属された「政治将校」であり,日本では“コミサール”と表記されることが多い。また,Red October Factoriesとは,ロシア革命を記念して1917年に建設された「赤い10月製鉄工場」のことで,ドイツ軍の第24戦車師団の攻撃に対してソ連軍が頑強に抵抗したことから,スターリングラード防衛のシンボルとなった(最終的には,蹂躙されてしまう)。
多くの日本人にとって,おそらくなじみが薄いと思われる東部戦線だが,Red Orchestra 2: Heroes of Stalingradは,前作同様,史実に沿ったリアルな設定のゲームになるようだ。
今回はゲームエンジンとして「Unreal Engine 3」が使用されており,グラフィックスのレベルが格段に向上していることが,公開された画像からも確認できる。さらに,オンラインのマルチプレイモードだけでなく,シングルプレイ用キャンペーンも用意されているところも,ファンには楽しみだろう。パッケージ版はロシアの1C Companyがパブリッシングを手掛けており,また,北米では2011年第1四半期に,Steamなどでダウンロード販売が開始される見込みだ。
- 関連タイトル:
レッドオーケストラ2:ヒーローズ オブ スターリングラード 日本語マニュアル付英語版
- この記事のURL:
キーワード
Red Orchestra (C) 2006-2011 by Tripwire Interactive. Published by 1C Company. Red Orchestra (R) is a registered trademark of Tripwire Interactive in the USA and other countries. All rights reserved.