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決勝大会が楽しみになる高記録が続出! 「METAL GEAR SOLID PEACE WALKER SUMMER CAMP」関東大会をレポート
本イベントは,PSP用ソフト「METAL GEAR SOLID PEACE WALKER」(メタルギア ソリッド ピースウォーカー)で日本一の“潜友”達を決めるゲーム大会。
全国各地での店頭大会を勝ち抜いたチームにより,これまで北海道地区,東北地区,中部地区,関西地区,中国・四国地区,九州地区での地区大会が開催済みで,今回開催された関東地区大会を含めると,全国7都市で開催されるという,大規模な大会である(関連記事)。
本稿では,関東地区大会の模様をお届けしよう。
なお,決勝大会は9月19日,千葉県は幕張メッセで開催される,東京ゲームショウ2010のKONAMIブースで行われる予定だ。
「METAL GEAR SOLID PEACE WALKER」公式サイト
関東大会に集まったのは,当日予選を勝ち抜いた4チームを含めた全18チーム。観戦客を含めると非常に多くの人々が集まったこともあり,会場は大盛況だった。
地区大会は,1回戦,2回戦,決勝戦の3部構成となっており,それぞれ内容がまったく異なっている。記事内での説明は最小限にとどめているので,大会ルールの詳細を知りたい人は,「METAL GEAR SOLID PEACE WALKER SUMMER CAMP」特設サイトで確認をしてほしい。
関東地区大会以前に行われた地区予選では,1分台のクリアタイムで1回戦を通過する猛者がゴロゴロおり,開催側の人間を驚かせてきたそうだ。しかし,関東大会ではチーム「Seven」がなんと“51秒”という驚異的なタイムを叩き出して,堂々の1位通過。ほかの1回戦突破チームでも1分10秒未満のクリアタイムがずらりと並び、これには会場にいた全員がド肝を抜かれていた。
2回戦は,各チームから選出された3名によるVERSUS OPSでのチーム対戦で,勝利した8チームが決勝戦に進むことになる。なお,マップは「エル・カダルソ」 と「リュイナス・デ・ショチケツァル」の二つが使用可能で,1回戦での成績が良いチームに選択権が与えられた。
殺傷武器使用不可のフルトンオンリーというルールとなっていたため,必然的に敵味方入り乱れての接近戦が多くなり,どの試合もかなり白熱していた。しかも,防御力を捨てて機動力を重視するチームが多く,スクリーン上ではひたすら海パン姿での取っ組み合いが展開。まさにガチムチパンツレスリングの様相を呈しており,観戦客も大いに盛り上がっていた。
1回戦同様,「キル数」1につきクリアタイム+15秒,「フルトン回収数」1につきクリアタイム−1秒という特殊な条件が課せられていた。
試合中には,フルトン回収では敵兵を一人残していることに気付かず大きなタイムロスを犯してしまうチームがあったり,機動力を重視して海パンで挑んだ結果,防御力が低いために途中で倒されてしまう選手がいたりと,事前に立てた作戦どおりに行かないことも多かった模様。
また,対戦闘ヘリ戦では速攻でキャノピーを破壊してコマンダーを狙いに行く戦法が主流となっていたが,戦闘ヘリの圧倒的攻撃力の前に全滅してしまうチームもいるなど,ミッションの難度はかなり高いものだった。
結果,激戦を制して関東地区大会の優勝を飾ったのは,合計タイム2分29秒という圧倒的な実力を見せつけた,チーム「ぎるそん」。彼らには決勝大会出場の権利とともに,金色に輝く名誉のピースウォーカー勲章が贈られた。
非常にレベルの高い戦いが展開された関東大会。全国から猛者達が集う決勝大会では,果たしてどのような伝説が生まれるのか,今から非常に楽しみである。
優勝を勝ち取ったチーム「ぎるそん」の面々。決勝戦の対戦闘ヘリ戦でのまったくブレない的確な射撃には,実況席も感心していた |
大会終了後には豪華賞品が当たる抽選会も行われた |
「METAL GEAR SOLID PEACE WALKER」公式サイト
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