本日(4月9日),東京都は池袋のサンシャイン劇場にて,
PlayStation 3/
Wii用ソフト
「戦国BASARA3」の完成発表会および,
「舞台『戦国BASARA』〜蒼紅共闘〜」のゲネプロ(公開リハーサル)が行われた。
すでにニュースとしてお伝えしたように,「戦国BASARA3」の発売日は,PS3版/Wii版ともに
2010年7月29日に決定した。また,アニメ第2期「戦国BASARA弐」や寿がきや食品とのコラボ企画「天下分け麺」など,ゲーム以外の展開についての発表も行われている。詳細については,以下の記事で確認してほしい。
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聴きつつ食べつつプレイすべし。「戦国BASARA3」の発売日が7月29日に決定。テーマ曲を歌うのは石川智晶氏。さらにカップ麺「天下分け麺」も発売
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出陣は7月29日。「戦国BASARA3」完成発表会では「舞台『戦国BASARA』〜蒼紅共闘〜」の当日券発売も発表
「戦国BASARA3」は,歴史上の武将達のキャラクターデザイン/設定を大胆にアレンジし,無数の兵士を相手にド派手なアクションを繰り広げる爽快感が魅力の,「戦国BASARA」シリーズ最新作だ。今作では徳川家康と石田三成を中心に,関ヶ原を舞台とした物語が展開される。
本稿では,発表会のあとに行われた,「舞台『戦国BASARA』〜蒼紅共闘〜」のゲネプロ公演の模様をレポートしよう。
なお若干数ではあるが,「舞台『戦国BASARA』〜蒼紅共闘〜」各公演において
当日券の販売も行われる。価格は税込で7140円,サンシャイン劇場の受付窓口で開演1時間前からの販売となる。チケットを予約できなかった人は,このチャンスを逃さないよう,公式サイトで詳細をチェックしてほしい。
また4Gamerでは,2009年7月に行われた舞台「戦国BASARA」ゲネプロのレポートも掲載しているので,興味のある人はこちらにも目をとおしてほしい。
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「戦国BASARA3」の発表も行われた,舞台「戦国BASARA」の公開ゲネプロの模様をレポート
「舞台『戦国BASARA』〜蒼紅共闘〜」のメインキャスト,あらすじは以下のとおりだ。ネタバレになるので,公演内容の詳細は割愛するが,ゲネプロを見た率直な感想は,ゲームの「戦国BASARA」をベースとしながらも,舞台ならではの迫力ある殺陣/演出/音楽,そしてキャスト達の演技によって,ゲームとは違った魅力が引き出されていたように感じた。
ゲーム版の楽曲がいたるところで使われていたり,原作ゲームを知っているとニヤリとできる演出があったりと,舞台にはあまり馴染みがなくとも「戦国BASARA」ファンなら楽しめると,個人的には思う。
メインキャスト
伊達政宗役:久保田悠来さん 片倉小十郎:吉田友一さん 濃姫:長澤奈央さん 明智光秀:谷口賢志さん | 真田幸村役:細貝 圭さん 猿飛佐助:村田洋二郎さん 森 蘭丸役:椎名鯛造さん 織田信長:窪寺 昭さん |
舞台「戦国BASARA」〜蒼紅共闘〜
あらすじ
時は戦国、天下を目指す強者共が日々戦いを繰り広げていた。
そこに、六本の刀を振るう、
蒼き鎧に身を包んだ隻眼の男の姿があった。
奥州筆頭、伊達政宗―――。
この世の覇権を握らんと、ある場所を目指していた政宗は、
その道中一人の男と出会った。
熱き心に紅き鎧を纏った二槍の使い手、真田幸村―――。
互いに宿命のライバルの二人、
避けては通れぬ好敵手との出会いが戦いとなるのは必然。
刀と槍、それぞれの獲物を手に、戦場を駆け抜けていく政宗と幸村。
その部下である片倉小十郎、猿飛佐助らをも交え、
伊達軍と真田軍の全面対決が今佳境を迎えようとしていたとき、
そこに新たな敵影が雪崩れ込む!
率いるのは、明智光秀と森蘭丸。
天下布武の号令の元、
この戦国の世を実質的に支配する第六天魔王、織田信長の軍勢だ。
共に信長を倒すため、本能寺を目指していた政宗と幸村は、
共通の敵の出現に、共闘を余儀なくされる。
果たして二人は、光秀や蘭丸を打ち倒し、
信長の元へたどり着くことができるのか!
Let's Party!今、戦闘の幕が開く!
ちなみに,メインキャストがほぼ全員前回の舞台「戦国BASARA」からの続役となったためか,演技がかなり洗練されていた印象を受けた。……演技の素人が偉そうに言えるものでもないが。ともあれ,前回以上にパワーアップしているのは間違いないことを,前回の舞台のゲネプロを鑑賞した筆者からお伝えしておく。
最後に,「戦国BASARA」シリーズプロデューサーで本舞台を監修した,カプコンの
小林裕幸氏による,ゲネプロ公演終了後のスピーチ概要を掲載しておこう。
本日より舞台「戦国BASARA」〜蒼紅共闘〜が始まります。
この公演は18日の日曜日まで,10日間で13公演を行います。
私は,昨年の舞台「戦国BASARA」に続きまして,今回も監修という立場でやらせていただきました。このすばらしい劇場,音響,照明,スタッフの皆さん,そして役者の皆さんのおかげで,この舞台は作られました。
殺陣の連続で,普段あまり見られない舞台になっていますが,これが「戦国BASARA」の舞台です。決してミュージカルではありません。殺陣のすごいアクションと役者の演技とセリフでこの舞台は成り立っています。
本日ご覧になった皆さんが,少しでも多くの人にこの舞台を広めていたければ,これからの10日間も賑やかになるんじゃないかなと思います。
「戦国BASARA」は今年で5周年を迎えます。今後も引き続き,いろいろな分野のエンターテイメントに進出していきたいと考えていますので,ファンの皆様,戦国BASARAを末永くよろしくお願いします。本日はありがとうございました!