企画記事
遊びごたえあり! 好評配信中の「GOD EATER」体験版を徹底攻略。その魅力を探る!
バンダイナムコゲームスより2010年2月4日に発売されるハイスピードハンティングゲーム「GOD EATER」。11月26日から本作の公式サイトなどで体験版の配信が始まっており,神速で狩りを楽しんでいるプレイヤーも多いだろう。ここでは体験版をあますことなく楽しむための情報に加えて,予約特典限定ミッションで特別な神機を入手するために,体験版で準備しておきたいことを紹介しよう。
「GOD EATER」公式サイト
神機を操る“神を喰らう者”となり,“荒神”を殲滅せよ!
PSP「GOD EATER」体験版を4GamerにUp
神機のカスタマイズは無限大! 銃・剣・装甲の違いを知ろう!
銃身と刀身には切断,破砕,貫通という攻撃属性があり,アラガミによって有効な属性とそうでない属性がある。攻撃属性は下のように種別ごとに傾向があるので,ミッションごとに使い分けるといい。また先述の攻撃属性のほかに火,氷,雷,神という付加属性もある。これは刀身や銃身の種別にかかわらず個別に設定されているものだが,やはりアラガミによって効果的なものが違うのだ。
これらの属性が有効かどうかは攻撃した際のエフェクトで判別できる。あまり有効ではない場合は,弾かれるような音がしたり緑色の小さいエフェクトが出たりする。一方,効果的な場合は破裂するような黄色いエフェクトが出るのだ。なお,大型のアラガミの場合は攻撃を当てる場所によっても有効な属性が異なるため,いろいろな場所を狙って攻撃してみよう。
効果:最小 |
効果:小 |
効果:大 |
効果:最大 |
神機を選ぶ際にもう一つ注目したいのが装備品のスキルだ。銃身,刀身,装甲にはそれぞれスキルがついたものがあり,スタミナの最大値が増えたり,回復錠によるHPの回復量が増えたりするなどの効果がある。銃身にインパルスエッジの威力が上がるスキルがついていることもあるため,あまり使用しない装備であってもスキルを確認して選びたい。
■形態ごとの種別
形態 | 種別 | 解説 | ||
---|---|---|---|---|
銃 | アサルト | スナイパー | ブラスト | 左にあるものほど攻撃間隔が短く威力が低い。逆に右にあるものほど攻撃間隔が長く、威力が高い。 |
剣 | ショート | ロング | バスター | |
装甲 | バックラー | シールド | タワーシールド | 左にあるものほど展開速度(防御行動に移行する時間)が速く防御力が低い。逆に右にあるものほど展開速度が遅く防御力が高い。 |
■種別ごとの攻撃属性(体験版で入手できる装備品を参考にしたもの)
神機 | 攻撃属性の傾向 | |||
---|---|---|---|---|
切断 | 破砕 | 貫通 | ||
銃身 | アサルト | - | 普通 | 高め |
スナイパー | - | 高め | 高め | |
ブラスト | - | 高め | 普通 | |
刀身 | ショート | 高め | - | - |
ロング | 非常に高い | - | - | |
バスター | 高め | 高め | - |
銃身:バレットとの相性が重要だ!
銃身による大きな違いは攻撃の威力とバレットの発射間隔。これにバレットの種類が組み合わされて,最終的な攻撃の威力と発射間隔が決まるのだ。たとえば,銃身がアサルトとブラストの場合では,同じ爆発系のバレットを使うとアサルトの方が連射が利く。逆にブラストで発射間隔が短い弾丸系のバレットを撃つと,アサルトの銃身ほどの連射は期待できないものの,威力に関しては総じてアサルトよりもブラストの方が高くなる。スナイパーの銃身は威力・発射速度ともに両者の中間と考えていいだろう。アサルトには弾丸系や状態異常系,スナイパーにはレーザー系,ブラストには爆発および放射系のバレットを選ぶと,それぞれの銃身の長所を伸ばせるはずだ。
刀身:選ぶポイントは威力とスピード!
刀身の種別では攻撃の威力とスピード,そして連続で攻撃できる回数の違いに注目したい。また,ロングやバスターはショートにはない独自の攻撃方法が備わっていることも大きな特徴だ。重要なのは威力とスピードのバランスであり,自分がアラガミと戦うときの距離感に応じてどちらに重きを置くかが,刀身を選ぶ際のポイントとなる。
【ショート】
【ロング】
【バスター】
剣形態時はアラガミに攻撃を当てるとOP(オラクルポイント)を得ることができる。OPは銃形態で攻撃する際に消費するほか,前述した「インパルスエッジ」を使用する際にも必要なポイントだ。1回の攻撃で得られるOPの量はショートよりもロング,ロングよりもバスターのほうが多い。しかし,ショートの連続攻撃を5回すべて当てれば,ロングやバスターの連続攻撃をすべて当てた場合よりも多くOPを得られるのだ。ちなみに,倒したアラガミに攻撃を当てた場合もOPは回復する。
装甲:アラガミの強力な攻撃を防御せよ!
体験版で作っておきたい神機はこれだ!
神機に装備する銃身などは,ミッション中に入手した素材をもとにして合成することができ,なかには合成したあと強化できるものもある。本作ではキャラクターにレベルアップの概念がないため,自身の戦闘力の強化は装備品の合成と強化によって行うのだ。
体験版では種別ごとに2,3種類の合成ができ,一部の装備はさらに強化できるようになっている。オススメは威力が高い銃身「20型ガット 改」と刀身「虎剣」や「獣剣 陽」,アイテムによるHPの回復量が上がる「支援シールド 改」の組み合わせ。銃身「鉄乙女砲」と装甲「対炎タワー 改」で炎属性のインパルスエッジの威力を高め,刀身「尾剣 クロヅカ」を装備するのもいい。体験版で最難関となるチャレンジミッションに挑むならば,これらの装備をそろえ,さらに神機とは別に装備できる強化パーツも合成しておきたい。
■体験版で作っておきたい神機
作成する神機 | 必要な素材と費用 (合成と強化が必要なものはそのすべてをまとめて記載) |
||
---|---|---|---|
銃身 | スナイパー | 鉄乙女砲 | 妖精棘×6/妖精殻×6/妖精弾性体×1/爆縮体×1/費用250 |
ブラスト | 20型ガット 改 | 鬼牙×4/荒爪×3/低強度工具鋼×6/費用255 | |
刀身 | ショート | 獣剣 陽 | 鳥神翼×4/鳥神面×2/鳥神翼節×2/鳥神爪×1/費用1500 |
ロング | 尾剣 クロヅカ | 鬼牙×5/鬼面尾×3/荒爪×5/鬼兜×2/費用320 | |
バスター | 虎剣 | 獣神毛×4/獣神頭×3/発電体×2/獣神爪×4/獣神牙×6/費用1500 | |
装甲 | シールド | 支援シールド 改 | 荒神骨片×2/鬼面尾×2/ジュラルミン×3/マナ石片×1/費用880 |
タワーシールド | 対炎タワー 改 | 低強度チタン×2/鬼面尾×3/低強度タングステン×2/費用880 |
部位破壊で特定の素材を狙い撃ち!
特別な装備を入手する準備をしておこう
体験版の特別ミッション4の報酬である「砕かれし神機」は,製品版の予約特典ミッションで得られる素材と組み合わせることで,伝説の「スサノオ装備」を入手できる。体験版の合成画面で名称が「??????」となっている刀身がその装備だ。これを入手したいプレイヤーは,体験版で「砕かれし神機」を六つ集めておき,さらに予約特典をゲットしておこう。以下では「砕かれし神機」を入手できる特別ミッション4の攻略情報を掲載したので,これを参考に素材を集めてみよう。
ヴァジュラを倒して素材を集めろ!
ヴァジュラの攻撃のうち,いくつかは大きなスキが生じる。この時こそがダメージを与えるチャンスだ。もっともスキが大きいのは,五つの小雷球を目の前に発生させたとき。この小雷球は放射状に飛ぶが,発生から発射までに数秒間停止するため,ヴァジュラの側面に回り込んでからでも十分に攻撃をする時間があるのだ。また,飛びかかってくる攻撃のうち動きがゆっくりしているときは,飛びかかり後に振り向くまで数秒かかるため,ここも攻撃のチャンス。うしろ向きで停止しているヴァジュラに近づき,攻撃をお見舞いしよう。
攻撃時には積極的に部位破壊を狙いたい。小雷球時は頭を下げているので頭と前足を同時に狙い,飛びかかり後はうしろ向きになっているので,尻尾の部位破壊を狙う最大のチャンスとなる。部位破壊をすると報酬が増えるのはもちろんだが,破壊後の部位に与えるダメージが増えることもある。ヴァジュラの場合は頭と前足を破壊できればかなり有利になるため,「ホールドトラップ」を使って動きを止めて狙うのがオススメ。ちなみに,「スタングレネード」はヴァジュラが怒りで活性化した際に使ったほうが長時間足止めできて効果的だ。
マルチプレイでチャレンジミッションに挑む!
体験版の最後に用意されたチャレンジミッションは,大型のアラガミが同時に3体出現するうえに,リンドウ達を連れていけないという過酷なミッションだ。このミッションのクリアが,筆者にとってもリアルにミッションになっていたため,自分に課せられた使命と受け止めてクリアを決意。ここに編集部とアラガミとの壮絶な戦いを記録する。
逃げ惑う新米ゴッドイーターとアラガミの蹂躙
体験版を入手した筆者は,特別ミッション4をクリアした勢いでチャレンジミッションに挑むことにした。「スタングレネード」と「ホールドトラップ」を補充して準備は万端だ。たった一人で鉄塔の森に降り立った新米ゴッドイーターは,意気揚々と右方向へと走り出す。遠くに見えてきたシユウを銃形態のレーザーで誘いだそうとしたものの,シユウの後方にいたもう1体のシユウにも気づかれてしまう。急いで引き返すものの,2体のシユウがしつこく追いかけてくるため,とても振り切ることができない。あえなく追いつかれた筆者は戦闘態勢に入るが,片方を注視しているともう1体が死角から攻撃してきて,まともに戦えない。回復アイテムだけが減っていくなか,どこからともなく不吉な雄叫びが……。ヴァジュラが猛烈なダッシュで駆けつけ,アラガミ達が勢ぞろいしてしまったのだ。縦横無尽に暴れ回る3体のアラガミに,新米ゴッドイーターの身体はお手玉のごとく宙を舞う。一人のためリンクエイドをしてくれる仲間もおらず,3回のリスポーンでミッションは失敗に終わってしまった。
ゴッドイーター4人が集結! アラガミの討伐に奮起!
複数のアラガミを相手にする集団戦の恐ろしさを体験した筆者は,編集部内で仲間を募った。装備も刀身の「虎剣」,銃身の「20型ガット 改」,装甲の「支援シールド 改」を合成して,強化パーツまでそろえる念の入れようだ。作戦としては,まずスタート地点から左へ進みヴァジュラを誘いだして,これを倒してからシユウを各個撃破していくというもの。もし2体以上が集まってしまった場合は,誰かが1体を誘導して離れるといった流れだ。
そしていよいよチャレンジミッションへ。先述の作戦が功を奏し,ヴァジュラ→シユウ→シユウの順で11分ほどで撃破できた。さすがに全員がシユウとヴァジュラを何度も倒してきた精鋭だけあって,4人がかりならば勝機は十分ということだ。途中で戦闘不能になったりもしたが,リンクエイドができるためリスポーンの心配もほとんどない。
マルチプレイの秘訣は連携にあり!
マルチプレイの醍醐味といえば「リンクバースト」が挙げられる。これは,補喰攻撃で得たアラガミバレットを仲間に撃ち込むことで仲間がバースト状態になり,強力な「濃縮アラガミバレット」を撃てるようになるもの。とはいえ,混戦状態でアラガミバレットを受け渡すのは危険なので,役割分担しておくことが重要だ。アラガミバレットを持っているプレイヤーは敵から距離をとっておき,接近戦をしている仲間に撃ち込もう。こうすることで仲間がバースト状態になり,攻撃力の上昇やスタミナ減少量の軽減といった効果を得られるのだ。アラガミが大きなスキを見せたら,補喰攻撃でアラガミバレットを補給したり,濃縮アラガミバレットの準備にとりかかろう。
このほか,プレイヤー同士で声をかけることも重要だ。「OG:回復柱」を使ったらその位置を知らせたり,仲間が戦闘不能になったときに誰がリンクエイドをするのかを伝えあおう。とくに「スタングレネード」や「ホールドトラップ」を同時に使って無駄にしてしまうということは絶対に避けたい。
意外に忘れがちだったのは,銃撃が仲間に当たると仰け反ってしまうこと。これにより仲間の攻撃チャンスを奪ってしまったり,ときには危険にさらしてしまうこともあるため,とくに接近戦をしている仲間の動きには配慮して銃撃しなければならない。ふだんは全員が剣形態で戦い,アラガミが動きを止めたときだけ全員で銃形態に替える作戦にしてもいいだろう。
発売日までは体験版で腕を磨いておこう
神機の特徴からチャレンジミッションまでお届けした体験版レポートはいかがだっただろうか。独自の操作方法に慣れるまでは,なかなか手強いアクションに感じる本作だが,繰り返しプレイすることでプレイヤースキルが上がることを実感できるのがうれしい。チャレンジミッションをクリアしたプレイヤーも,各ミッションのタイムアタックを狙ったり,外見重視の神機でクリアをめざしたりと,体験版でやり込める要素は多い。発売日まで残り2か月ほどになったが,それまでは体験版で腕を磨いて,うずうずしながら待っていてほしい。
神機を操る“神を喰らう者”となり,“荒神”を殲滅せよ!
PSP「GOD EATER」体験版を4GamerにUp
ゲーマガとは?
ソフトバンク クリエイティブが刊行する月刊のゲーム総合雑誌。数あるゲーム雑誌のなかでもその歴史は古く,1984年に創刊されたゲーム雑誌「Beep」がその源流だ。
以後,「BEEP!メガドライブ」「SEGA SATURN MAGAZINE」「Dreamcast Magazine」「ドリマガ」など,その時代ごとに名前(見てお分かりのように,セガのゲーム機系の雑誌だった)を変え,2006年から現在の「ゲーマガ」に至る。
現在はPCおよびコンシューマゲーム機ソフト全般を扱う“ディープな総合ゲーム雑誌”へと移行。かつて,あの中川翔子(しょこたん)もレギュラー連載を持っていたことも。ここ最近は,雑誌に付く豪華な付録などがネット上で話題になることも多く,“コアユーザー向けの企画を得意とする総合ゲーム誌”として知られる。
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