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[Gamescom]「Age of Conan: Rise of the Godslayer」は,アジア風国家で展開するファクション同士の抗争に参加
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印刷2009/08/23 12:10

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[Gamescom]「Age of Conan: Rise of the Godslayer」は,アジア風国家で展開するファクション同士の抗争に参加

 発表されたばかりの,「Age of Conan」の拡張パック第一弾「Age of Conan: Rise of the Godslayer」のデモが,Gamescomで行われていたので紹介しよう。

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 まず今回追加される地域は, The Empire of Khitai(以下,キタイ)と呼ばれるハイボリアの遙か東方に位置する国家だ。キタイといえば,史実では1000年前に中国東北部に存在した女真族国家「契丹」の英語読みそのままだが,原作者のR.E.ハワード氏が描いていたイメージによると,小説に登場するキタイの国は日本に近い存在だったらしい。

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 だが,小説シリーズではキタイに関しては詳しく触れられていないため,本作ではアジアのさまざまな国々や地域の様子をミックスさせることで,より中性的なファンタジー世界を築き上げている。岩肌の露出した山々にそびえる寺院などはチベットのようだが,建物などは韓国で見られる石段のある木製建物。そして,登場するKhitanの人々の装束は,どこか忍者を連想させるようなものになっている。
 このKhitan族は,今回プレイアブル種族として新たに追加されることになる。なお,映画「コナン・ザ・グレート」ではハルケニア人として登場するウィザードが日系人俳優マコ・岩松氏によって演じられていたが,このハルケニア人もキタイ族の一部である。

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 デモの説明を行ってくれたAge of Conanシリーズのディレクター,Craig Morrison(クレイグ・モリソン)氏によると,Rise of the Godslayerは非常に広大なマップであり,「プレイヤー達が,いろんな場所を探索して回れるよう意識して制作している」とのことだ。Khitan族が新キャラクターとして登場するものの,新しいクラスの追加はなく,レベルキャップも80から増える様子はない。そもそも,Age of Conanは「ゲーム内でやることが少ない」と指摘されることが多かったが,新たにキタイを舞台にした広大なマップを用意したのも,そういった批判点を考慮して「本作を縦ではなく,横に広げていく」というコンセプトにしたのだろう。

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 さて,Rise of the Godslayerの設定は,各ファクションの闘争が続く政情不安のキタイにおいて,流れ着いたプレイヤーが自分の好きなファクションに加担し,戦闘の手助けをしていくというものである。そもそも,コナンがハイボリアの王位に就く24年前,まだコナンがただの若い盗賊でしかなかった頃に,彼はこの地を旅し,封印されていた“象の神”Yagkoshaを殺してしまう。現在に続くまでのキタイの闘争は,コナンの若気の至りによってキタイ人が神を失ったことが発端になっているという,ハイボリア人にとってはなんとも因縁深い話なのである。

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 Rise of the Godslayerでは,レベル20〜40程度のクエストを中心に,80レベルまでの高度なものが各地に点在している。メインストーリーの中核を担うのは,総勢10種のファクションによる抗争に,プレイヤーが巻き込まれていくということである。10種といっても,さらに細かく2種族ずつ5回のストーリーに分けられており,その都度どのファクションに加担するのかは,まったくのプレイヤー次第。
 当然ながら,加担する種族によって,クエストの内容やのちのちの展開も異なるものになるとモリソン氏は説明する。それぞれのファクションに特有の武器や衣装など,さまざまな新アイテムが登場するので,どういう道を辿っていくのかには,かなり悩むことになるかもしれない。

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 すでに発表されているように,Rise of the Godslayerでは「Tiger」(トラ)と「Wolf」(オオカミ)の二つのマウントが登場。どうやらこれらの新マウントは,従来のウマとはまったく異なる性質を持つようだ。「ウマより速いマウントを用意してしまっては,これまでウマと共に苦労してきたプレイヤーが報われない」とモリソン氏が言うように,トラはウマよりも移動速度が遅いようだが,その代わりにステルス性に秀でたものになるという。オオカミについては,今回詳しく触れられることはなかったが,こちらもウマやトラとは異なる性能を持つことになるのは間違いなさそう。

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 また,トラをマウントとして利用できるようにするため,プレイヤーに相当な労力を要するようで,まずカルト団に入会してミッションをこなしながら彼らの信用を得ていき,ある程度の地位に上り詰めたところで,カルト教団の慣わしとして聖域にいる巨大な雌トラを武器を持たずに退治。その子トラを飼いならしつつ成長させて,ようやく自分のものにできるようになるというのだ。それまでに,17種のクエストをこなさなければならないらしい。

 Rise of the Godslayerの発売日についてはまったく触れられていないが,Gamescom会場の展示ブースではプレイアブルなものも出展されている。ひょとしたら,βテストは意外と早い時期に行われるのかもしれない。

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  • 関連タイトル:

    Age of Conan: Rise of the Godslayer

  • 関連タイトル:

    Age of Conan: Unchained

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