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R-TYPE タクティクスII オペレーション ビター チョコレート

R-TYPE タクティクスII オペレーション ビター チョコレート
公式サイト http://www.irem.co.jp/rtt2/
発売元・開発元
発売日 2009/12/10
価格 UMD版:5,040円/ダウンロード版:3,800円(ともに税込)
ジャンル
レーティング
備考
その他
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このゲームの読者の評価
87
グラフ
読者レビューについて
 4Gamer読者レビューは,読者の皆さんがご自身の判断で書いたレビューを掲載するためのコーナーです。掲載前には編集部で主に公序良俗面のチェックを行っていますが,掲載されている情報について,4Gamer.netが正確さの保証を行うものではありません。掲載情報のご利用は,読者の皆様自身の判断と責任で行ってください。
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  • Pages: 1
  • 続編に期待が持てる 85
    良い点
    ○アイレムらしさ
     特にR-TYPEは、アイレムを代表する作品のひとつ。
     アイレム製品を遊んだことがある人ならいわずもなが、今日の続編やリメイクでは
     感じられない良さがある。

    ○本当の意味での続編
     前作で不評だった箇所の修正はもちろん、ストーリー関係も新たな取り組みが
     見られる。
     戦闘シーン以外の演出も増えており、細かい部分まで改良されている。

    ○難易度
     比較的高い難易度はやり応え十分。
     PSPだから、通勤通学時やちょっとした暇つぶし時にじっくり進められる。

    ○歴代ファンも納得
     ジャンルは違えどR-TYPE。
     3Dモデルの完成度も高く、世界観にどっぷり浸かれます。
    悪い点
    ×ムービー
     ストーリーを演出する際のムービーは、シューティングゲームのような、
     スピード感のある展開が欲しかった。

    ×BGM・SE
     前作の使いまわし。
     今作では敵がバイド以外に増えたため、世界観を演出するためにもBGMに変化が
     欲しかった。

    ×主人公
     航海日誌のシステム自体は良いが、艦長として成長していく様を表現する
     のであれば、ストーリーの改善と充実が必要。
     シューティングとしてのR-TYPEを意識するならば、航海日誌パートは不要。
    総評
    シューティングからジャンルが変更されたが侮るなかれ、軸はしっかりとしたシミュレーションゲームで、世界観との両立もできている。

    国産シミュレーションゲームの多くは、キャラクター同士の関係や育成、アイテムなどの充実したRPG要素の強いものが多いが、R-TYPEの世界観にとってそれらは付属品、むしろ不要なものでしかない。

    私の個人的な考えだが、純粋なシミュレーションゲームは本筋のストーリーさえしっかりしていれば、戦場の雰囲気が演出してくれるものだと思っている。
    今回副官の登場は賛否両論あるとは思うが、次回作に引き継がれるのであれば、是非演出の一部であって欲しい。

    どっちに転ぶとしても続編に期待が持てるのは、作品を大切にしているのが伝わってくるからかもしれない。
    プレイ時間
    100〜200時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    4 2 4 2 4
  • 手応えアリ 90
    • 投稿者:ゆのひと(男性/30代)
    • 投稿日:2010/01/24
    良い点
    ・一見キワモノ、実は本格的
    元シューティングのシリーズがシミュレーションになり、
    ジャンルまるごと乗り換えという妙な身の振り。
    その出来に心配になるかもしれないが、それはご無用。
    しっかりと歯ごたえ、遊びごたえのある出来になっている。

    マス目はHEX(六角形マス)式、視認できる範囲が限定されており、
    ユニットによって索敵範囲がマス目単位で設定されている。
    敵側も同様に視認範囲が適用されている。
    うかつに前に出ると敵の早期警戒機の持つ広い索敵範囲に入ってしまい、
    範囲の差により、こちらは気づかず相手は気づく…というようなことにも。
    逆もしかり。
    今までのR-TYPEでデザインされた早期警戒機が活躍する機会を得ている。

    経験値やレベルという概念がないため、SRPGではない。
    戦闘中の活躍により熟練度が貯まり、能力に少量の補正がかかる程度。
    レベルバランスの調整が必要ない分、細かなバランス調整がされている。

    ユニットは戦闘中に破壊されてもロストせず、熟練度が少し減るだけ。
    この設計を活かして、こちらのユニットを本気でつぶしに来る敵配置。
    ロストはしないものの、やられれば戦闘中の戦力が減ってしまう。
    本気の敵を相手に、いかにこちらの戦力を損耗させず切り抜けるかを問われる。


    ・Rのしるし 波動砲とフォース
    R-TYPEといえば…というぐらい重要なこの要素を、うまく取り入れている。
    波動砲は発射できれば強力だが、攻撃を少しでも受けるとチャージが解かれる。
    数ターンの間、後ろでチャージしてチャンスを待ったりと、戦術が広がる。
    フォースは戦闘機につけたり、敵にぶつけたりと使い道は多彩。
    フォースの体当たりは運によっては即死クラスなので、
    うまく敵にぶつけること、敵のフォースはすぐに破壊することが重要となる。


    ・ロードが速くなった
    前作はロードの遅さに、とても戦闘アニメーションはオンにできなかったが
    今回はメディアインストールに加え、先読みロードも実装されている。
    UMD版であっても、快適に楽しむことが出来るようになった。
    悪い点
    ・初見殺しが多い
    もしかするとSTGの時のような「死んで覚える」のテイストかもしれないが、
    一発クリアは不可能だろう…というマップがいくつかある。
    シミュレーションゲームの都合上、ゲーム進行には時間がかかるので、
    人によっては敗北時にやる気を失うかもしれない。

    ・戦闘アニメーションが単調
    これはロードが快適になり見る機会が増え、逆に問題になったのかもしれない。
    背景は多彩で、戦闘機の種類に合わせて多数のアニメーションがあるものの、
    遠距離武器が主体のため、戦闘機自体はほとんど動かずに攻撃する。
    毎回見ていると、ただ綺麗なレーザーを見るだけとなってしまう。
    総評
    ジャンル替えのために妙な感じはするものの、何の問題もなかった。
    シリーズの特徴のような難易度はジャンルが変わっても健在。
    独特の要素は上手く新しいジャンルに溶け込ませていて、空気になっていない。

    STGとしてのR-TYPEのファンにとっては疑問が出る作品かもしれない。
    だが、R-TYPEの世界観を好きになった人間にとっては、STGよりも
    こっちの方が、落ち着いて世界観を楽しむことが出来た。
    プレイ時間
    40〜60時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    4 3 5 5 5
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