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AMD,GLOBALFOUNDRIESとの資本関係を解消。ウェハ供給契約の改定も
GLOBALFOUNDRIESとのウェハ供給契約を改定 | |||
配信元 | 日本AMD | 配信日 | 2012/03/06 |
<以下,メーカー発表文の内容をそのまま掲載しています>
AMD(米国本社:米カリフォルニア州サニーベール、社長兼CEO:ロリー・リード)は本日、GLOBALFOUNDRIES(以下、グローバルファウンドリーズ)とのウェハー供給契約を改定したことを発表しました。この改定により、AMDとグローバルファウンドリーズは、2012年の交渉ベースによるウェハー価格機構に合意しました。また、AMDは所有していたグローバルファウンドリーズの株式をグローバルファウンドリーズへ移行することに同意し、これによりグローバルファウンドリーズの株式を保有しないことになります。
AMDのCEO、ロリー・リードは以下のように述べています。「ウェハー供給契約の改定は、AMDとグローバルファウンドリーズが長期の戦略的ビジネスパートナーとして引き続きコミットしていくことを示しています。昨年、我々は大きな進展を遂げて、両社間の関係を強固なものにしました。グローバルファウンドリーズが、我々の製品ラインにおける希望納期に間に合わせてくれた最近の功績を嬉しく思っています。」
改定された合意事項は以下の通りです。
- AMDとグローバルファウンドリーズは、2012年、テイク・オア・ペイ協定にもとづく、交渉によって決定した価格でウェハー価格機構を定めました。そして、2013年におけるウェハー価格の枠組みを定め、2011年の修正で定められたAMDの2012年四半期ごとの追加支払い義務を免除することに合意しました。
- AMDは、所有していたグローバルファウンドリーズの株式をグローバルファウンドリーズへ移行することに同意し、これによりグローバルファウンドリーズの株式を所有しないことになります。
- グローバルファウンドリーズは、一定期間グローバルファウンドリーズで特定の28nm APU製品を製造するAMDとの独占契約を放棄しました。これにより、AMDはグローバルファウンドリーズに対して、現金払いで4億2千5百万ドル支払うことを承諾しました。そのうち1億5千万ドルは2012年3月5日までに支払われます。また、残りの支払い額のうち、5千万ドルが2012年7月2日までに、さらに5千万ドルが10月2日までに、そして残りの1億7千5百万ドルが2013年第1四半期に支払われる予定です。また、AMDはグローバルファウンドリーズに対して、2012年10月2日までの支払い分と2013年の第1四半期までの支払い分の約束手形を発行しました。
AMDは、上記に述べた現金払いの4億2千5百万ドルと非現金残余から成る計7億3百万ドルを、2012年第1四半期に特別損失として計上する見込みです。
AMDの2012年第1四半期における、非GAAPベースの売上総利益ガイダンス最大45%と、2012年の非GAAPベースの売上総利益ガイダンス44%-48%は変わりません。
→日本AMD公式Webサイト
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