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[G-Star 2011]謎のロボットに謎の少女。いよいよ動き出しそうな謎多きSF TPS「squadflow」を紹介
本作は,謎のロボット達が支配する,荒廃した未来の地球を舞台としたSF TPSだ。プレイヤーは,宇宙探索を終えて地球に帰還したロボット部隊“SP5”の一員となり,地球最後の生き残りかもしれない少女“レイア”を守りつつ,地球破滅の鍵を握っていると思われるロボット達と戦っていくことになる。
squadflowは,G-Star 2009では映像出展,G-Star 2010ではプレイアブル出展されていた作品だが,今回はB2Bで,ややひっそりと映像だけが出展されていた形だ。開発が難航しているのかと思い,HanbitSoftブースにいた関係者に話を聞いてみたところ,そんなことはなく,「開発はほぼ完了している」とのことだった。
せっかくなので,社内テストにも参加したという氏に,ゲームの見どころと魅力を聞いてみたところ,まずはチームプレイ重視のゲームデザインが挙げられた。本作はPvEをメインとしたTPS(PvPも可能らしい)だが,MMORPGのように,ミッションや戦闘を通じて敵を倒し,経験値を稼いでレベルを上げたり,キャッシュを使って武装をアップグレードしたりできるという。ちなみに,プレイヤーキャラは“搭乗している人”ではなく“ロボット”そのものだそうだ。
カスタマイズ要素も充実しており,戦闘力に影響のある武装だけでなく,装具を用いての飾り付けも可能とのこと。映像やスクリーンショットから確認できる機体は,ずいぶんと平面的でシンプルなデザインだが,いずれはカラーリングやマーキングなどを含め,アレコレといじれるようになるのだろう。
また,現時点ではほとんど情報が公開されていないが,謎の少女を軸としたストーリー展開も,プレイヤーのモチベーションを高めるものに仕上がっているという。本作に関しては韓国内でも,公式ブログやSNSなどを通じた情報公開しかされていないそうだが,来年頭の正式リリースに向けて,プロモーションにも注力していくとのことだ。
なおHanbitSoftの関係者によると,現時点ではグローバル展開までは検討していないものの,開発初期から日本でのサービスを念頭においてきたという。韓国での注目度の高まり次第では,日本にやってくる可能性もあるかもしれないので,SFファンおよびTPSファンは,squadflowというタイトルを覚えておくといいだろう。
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