本日(11月20日),セガは同社のシューティングアクション
「VANQUISH(ヴァンキッシュ)」(
PS3/
Xbox360)のイベント
「Extreme VANQUISH Battle match」を,東京都内で開催した。このイベントは,タイムアタックコンテスト「Extreme VANQUISH」および,現在開催中である「
Extreme VANQUISH 2」の「TACTICAL CHALLENGE1」にて,上位の成績を収めたプレイヤーが一堂に会し,雌雄を決するという内容だ。会場には,応募者の中から選考された9名の猛者が集まったほか,同タイトルのプロデューサーであるプラチナゲームズの稲葉敦志氏がゲストとして登場した。
プラチナゲームズ 「VANQUISH」プロデューサー 稲葉敦志氏 |
司会を務めた「えどさん”&ふみいち」こと,江戸清仁さん(右)と近藤史一さん(左) |
予選は,1対1で「TACTICAL CHALLENGE1」のクリアタイムを競うというルールで,3名ずつに分かれてのリーグ戦を行った。各プレイヤーとも序盤のラウンドはほぼ同様の手順で素早く敵を殲滅していくが,人前でプレイする緊張感からか,うっかりミスで早々に力尽きてしまうケースも見受けられた。
稲葉氏と司会の二人は,各選手の流麗なプレイに見入っていた
|
ラウンド3以降は,スナイパーライフルを巧みに使って敵の弱点を狙い撃ちしたり,ディスクランチャーを使って格闘に持ち込んだりと,プレイヤーそれぞれが個性的なプレイスタイルを披露。稲葉氏は,そのバリエーションの多彩さやプレイの正確さなどに感心する一方で,「電子タバコはゲーム内で実用的にも使えるが,自己満足で使った方がカッコいい」とコメントしたり,ロケットランチャーや格闘攻撃を使った豪快なプレイに見入ったりしていた。
また稲葉氏はディスクランチャーの近接攻撃が残虐すぎないかと心配していたことや,スタッフがハメ技を使って面白がっているとプログラマーが半日くらいで修正してしまっていたことなど,開発中のエピソードも披露していた。
左から,へもん選手,テル選手,オポッサム選手
|
決勝戦は,それぞれのリーグを勝ち抜いた,へもん選手,テル選手,オポッサム選手の3名で行われた。ルールは3名が同時に「TACTICAL CHALLENGE2」をプレイし,クリアタイムを競うというシンプルなもの。しかし,予選トップのタイムを記録したオポッサム選手はこれまで体験版以外の「TACTICAL CHALLENGE」モードをプレイしたことがないとのこと。またテル選手も,この3週間は「TACTICAL CHALLENGE2」をプレイしていなかったという。
会場には,バトルスーツを装着した主人公サムの等身大フィギュアも飾られていた
|
実際にプレイをスタートすると,へもん選手が攻めの姿勢でラウンドを進め,それにテル選手が慎重なプレイで追従,オポッサム選手は初見なので対応に手間取るといった展開になった。しかしラウンド4で,へもん選手が力尽きてしまい,この時点で3位決定。結局,テル選手が3分29秒41で優勝を決め,オポッサム選手も4分35秒71というタイムを残した。
テル選手は自宅では2分50秒台のタイムを出したこともあるとのことで,「久しぶりだけど,覚えていたので安定したプレイができた」とコメント。稲葉氏は「“実力があるから優勝した”というのがよく分かるプレイ」と決勝戦の感想を述べ,「皆さんが“魅せる”プレイを披露してくれたので,非常に楽しむことができました」と感謝を表しイベントを締め括った。