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読者側の敗北“ギブアップ”も一つの選択か。「TRICK×LOGIC」の最新情報が公開に。シーズン2の各話は,毎週1話ずつのダウンロード販売も実施
練習問題,1話〜4話が収録された「シーズン1」と5話〜10話が収録された「シーズン2」が,それぞれ7月22日/9月16日に発売される本作。価格はUMD版がどちらも2980円(税込),ダウンロード版の「シーズン1」は2380円(税込)となっている。なお,「シーズン2」のダウンロード版については後述する。
本作は,ゲーム全体の謎が提示される「ブリッジストーリー」と,オムニバス形式の「推理編」「解決編」で構成されているのだが,このうち今回は「解決編」についての情報が公開されたので紹介していこう。
「TRICK×LOGIC」公式サイト
正しい犯人とトリックを見つけ出せ!
どうしても解けないならばギブアップという手も……
推理が見事に当たり,トリックが解ければ,その事件をクリアしたことになり,「発見したナゾ」の数,「発見したヒラメキ」の数,そして「ヒント『解決への糸口』を見た数」に応じて,S/A/Bの推理ランクが表示される。
一方,調書に書いた解答が間違っていた場合,「こちら」の記事で紹介したように,再び「アカシャ」(事件の詳細)に戻り,推理をやり直さなければならない。
しかし,何度プレイしても,答えが分からないということもあるだろう。そんなときのために,すべての謎と犯人が明らかになる「ギブアップ」が用意されている。ギブアップは,推理のヒントになる「解決への糸口」を見ると追加される「黒のヒラメキ」で,調書の回答欄をすべて埋めると選択できるようになる。ギブアップで解答編に進むと……推理ランクは「C」でクリアしたことになるのだが,つまりは,読者の敗北みたいなものなので,できればギブアップはしたくないところだ。
シーズン1に事件ファイルNo.5の推理編がボーナス収録。さらに発売翌週からシーズン2(No.5〜No.10)の内容が毎週1話ずつ配信
7月22日発売の「シーズン1」には,事件ファイルNo.1〜No.4の「推理編」「解答編」が収録されているのだが,これらに加えてボーナスとして,シーズン2収録の事件ファイルNo.5(黒田研二氏の「亡霊ハムレット」)の推理編のみが収録されている。5話の解決編は,9月16日発売の「シーズン2」に収録されているほか,7月29日にPlayStation Storeから無料ダウンロードで入手可能だ。シーズン2の発売までは少し時間があるので,ダウンロード環境のある人は,PlayStation Storeで入手すると良いだろう。
さて,ダウンロード版がシーズン1しか発表されていないこともあり,「シーズン2」はUMD版だけ? と思った人もいるかもしれない。実は,シーズン1の発売翌週から毎週木曜日に,シーズン2収録の残り6話〜10話の推理編が配信されることが明らかとなった。
価格は各推理編400円(税込)で,それぞれの解答編が5話と同様に,翌週に無料でダウンロードできる。これにより,ダウンロード版のみであれば,シーズン2の内容は2000円で楽しめるわけだ。
もちろん,シーズン1はUMD版を購入し,残りをダウンロードしてのプレイも可能だ。なお,各話数を順番に購入する必要はないが,クリア時のブリッジストーリームービーの連続性がなくなるため,順番に解くことが推奨されている。
このほか7月22日より,事件ファイルNo.5〜No.10について,指定期間内に各話の犯人およびトリックを推理し,その推理を応募して競う「ミステリ作家からの挑戦状!推理バトルキャンペーン」が実施される。それぞれの日程はまだ発表されていないが,おそらく各話推理編の配信(5話はシーズン1のボーナス)から,解答編の配信開始までだと思われる。
見事に正解したプレイヤーの中から抽選で,該当話を書いた作家からの素敵な賞品がプレゼントされるとのことだ。
総勢100人による1話の挑戦結果が公開。さらに「よしもとミステリ研究会」の発足も
6月某日に都内で,総勢100人による「ナゾトキ模擬試験」が行われた(関連記事)。これは,本作の事件ファイルNo.1を試験問題としたもので,都内の国立大学現役学生をはじめ,ミステリ好きのマスコミ,アドベンチャーゲーム攻略の編集者まで,さまざまな人が挑戦した。この結果は,本作の公式サイトで公開されており,発表されたランクや点数は,7月22日発売の「シーズン1」のものと比較できるようになっている。はたして自分の推理力はどの位置にあるのだろうか? 発表された結果と比べてみるのも一興だ。
また,よしもと芸人による「よしもとミステリ研究会」の発足も発表された。第1弾として南海キャンディーズの山ちゃん,チーモンチョーチョウの白井さん,菊池さんが「ナゾトキ模擬試験」に参戦。今後,「シーズン1」発売翌週から開催される「ミステリ作家に挑戦!推理バトルキャンペーン」にも,同ミステリ研究会のよしもと芸人が参戦予定だ。どんな芸人が登場するのか,注目してみよう。
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- 関連タイトル:
TRICK×LOGIC シーズン1
- 関連タイトル:
TRICK×LOGIC シーズン2
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(C)Sony Computer Entertainment Inc.
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