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Tt eSPORTSの14ボタン搭載ゲーマー向けマウス「VOLOS」が国内販売決定。価格は8980円前後
そんなVOLOSが持つ最大の特徴は,左右のメインボタンやスクロールホイールと合わせて,全部で14個のボタンを搭載する点だ。
内訳は,左右メインと,センタークリック機能付きスクロールホイール,ホイール手前×2,左側面×6,右側面×3。左側面の奥側(=マウス前方側)には,「Xbox 360 Controller」の[A][B][X][Y]ボタンと似たカラーリングで[△/□/×/○]ボタンが並び,さらに手前側,ゲーム中,とっさにはまず押せない場所へ[A][B]ボタンが置かれている。ほかに,左メインボタンの付け根部分にも,押しにくい位置にボタンが1つあるのだが,これはプロファイル切り替え専用ボタンのようで,14個には含まれていない。
また右側面の,薬指や小指で押すことになると思われる[C][D][E]ボタンも,慣れるまで時間がかかりそうである。
左側面には4+2個(左),右側面には3個(右)の追加ボタンが用意される |
これら14個のボタンはすべてカスタマイズが可能で,マクロも登録可能。カスタマイズ内容はプロファイルとして,容量512KBの内蔵フラッシュメモリに10まで登録できるため,最大では140ものマクロを利用できることになる。このことをもってTt eSPORTSは「MMORPG向け」という訴求を行っているが,マクロを利用していいかどうかはゲームの規約次第なので,その点はくれぐれも注意してほしい。
なお,左メインボタン部の丸いマークとスクロールホイール,プロファイル切り替えボタン,本体手前側のTt eSPORTS公式ロゴ「Battle Dragon」にはLEDが埋め込まれており,約1680万色の中からそれぞれ好きな色を選んで光らせられるという。発光パターンもプロファイルとして保持できるとのことだ。
なお,本体サイズは129(W)×79(D)×43(H)mm。本体の重量は公表されていないのだが,本体底面の手前側(=マウス後方側)には重量4.5gの錘(おもり)を最大5個装着できるスペースが用意されている。
VOLOS(ホワイト)。右写真の底面には,サイドボタンロック用のスイッチと,ウェイト収納部のフタが見える |
なお,VOLOSはセンサーとして,PixArt Imaging(旧Avago Technologies)製レーザーセンサーを搭載する。トラッキング速度などの詳細は明らかになっていないが,トラッキング解像度は最大8200DPIとされているので,「ADNS-9800」系のセンサーを採用すると見ていいのではなかろうか。
また,左右のメインスイッチには,オムロン製のスイッチを採用しているとのことである。
Tt eSPORTSブランドの多ボタンマウスでは,「Level 10 M Mouse」がすでに国内市場へ投入済みだが,VOLOSのボタン数はLevel 10 M Mouseの2倍もある。実際のところ,ゲーム中で実用的に使えるボタンが何個なのかという議論はあると思われるが,多ボタンマウス愛好家ならチェックしておきたい製品の登場とはいえそうだ。
●Tt eSPORTS VOLOSの主なスペック
- 基本仕様:レーザーセンサー搭載ワイヤードタイプ
- ボタン数:14
- トラッキング速度:未公開
- 最大加速度:未公開
- フレームレート:未公開
- 画像処理能力:未公開
- トラッキング解像度:最大8200DPI
- レポートレート(ポーリングレート):未公開
- データ転送フォーマット:未公開
- リフトオフディスタンス:未公開
- 本体サイズ:129(W)×79(D)×43(H)mm
- 重量:未公開
- マウスソール:未公開
- ケーブル長:約1.8m
- 対応OS:未公開
Tt eSPORTS VOLOS 製品情報ページ
Tt eSPORTS 日本語公式Webサイト
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