同盟の結束を固めて「城塞戦」を勝ち抜こう。「ロードオブゴッド」大型アップデート「殷周争乱」先行レポート

　ゲームポットがサービス中のブラウザゲーム「ロードオブゴッド」で，7月29日に大型アップデート「殷周争乱」が実施される。このアップデートでは，城塞の権利をめぐって複数の同盟が争う「城塞戦」が実装されるほか，プレイヤーのクラスチェンジと，それに伴う才能の強化などが可能となる。その内容を，実装に先駆けて紹介しよう。なお，本作の概要については，以前掲載したプレイレポートを参考にしてほしい。

城塞を占領して数々のメリットを享受。毎週土曜日開催の「城塞戦」とは

城塞戦のスケジュールは，ゲーム内で確認可能だ。このスクリーンショットはテストサーバのもので，本サーバーでは毎週土曜日に開催される

　城塞戦は，毎週土曜日の夜に実施される大規模戦闘で，同盟を組んでいるプレイヤー達が参加できる（個人参加は不可）。目的は，マップ上の城塞を占領することで，首尾よく成功すれば同盟に所属するプレイヤー全員に，獲得経験値の上昇やバフ効果の付与，そのほか城塞のあるエリア内での優遇措置など，さまざまな恩恵が得られる。

　城塞戦に参加する場合，各プレイヤーは神仙の派遣と，兵士の提供，そして軍資金の提供という3つの形で同盟に貢献できる。このうち，神仙は城塞戦終了後にプレイヤーのもとに帰ってくるが，兵士と軍資金は戻ってこない。また，同盟のレベルが高いほど，神仙の統率力と兵士の上限が高くなり，その分有利になる。


　同盟の盟主は，派遣された中から実際に城塞戦に参加させる神仙を選抜し，それぞれに兵力およびアイテムを配分する。準備が整ったら城塞戦の参加申請を行うわけだが，申し込み後も神仙の入れ替えや兵力/アイテムの変更は可能だ。また，同盟同士が連合を組んで参戦することもできる。

戦闘自体は通常のものと同じで，盟主以外のメンバーは操作できない

　実際の城塞戦では，最初に参加同盟同士でトーナメント戦を行う。すべての戦闘は，通常の戦闘と同様に1対1で行われ，盟主が操作する。見事トーナメントを勝ち抜いた同盟には，城塞を占領している同盟と戦う権利が与えられ，そこで勝つことができれば，1週間，城塞の権利が与えられるというわけだ。もちろん，城塞を占領していた同盟が勝った場合は，防衛成功となり，引き続き恩恵を享受することができる。
　なお当初は，城塞が一つしか存在しないが，城塞戦の占領状況に連動して数が増えていくとのこと。そうなると，どの城塞を狙うかといった同盟ごとの駆け引きも重要になってくるだろう。

取材用アカウントを使って，圧倒的な戦力で城塞を占領してみた

城塞は当初一つだけだが，占領状況に連動して数が増えていくとのこと

神仙をクラスチェンジしてパワーアップ！　「神仙飛昇」と「仙錬」

飛昇前後の状態を事前に比較できる

　「神仙飛昇」は，レベル80以上の神仙を上位職へとクラスチェンジさせる機能だ。飛昇には，「飛昇令」（才能が30以上の神仙は「高級飛昇令」）1つと，黄金が必要となる。また飛昇した場合の上位職と能力は以下の通り。


●「神将」（「甲士」から飛昇）
　武勇10％，領兵5％，生命5％，法力10％増加。加えて兵士の生命が10％増加。

●「上仙」（「道士」から飛昇）
　道術10％，領兵10％，生命5％，法力5％増加。太守に任命した場合，資源産量10％増加。

●「天尊」（「真人」から飛昇）
　策略10％，領兵5％，生命10％，法力5％増加。加えて軍隊の攻撃力が10％増加。

飛昇すると上位職用装備が与えられる

　なお飛昇した神仙は，上位職のレベル1となるが，それまでに獲得した経験ポイントのほとんどが還元され，再度ポイントを振り直すことができる。したがってレベル1とはいっても，飛昇前の職業と同等の能力を持っているというわけだ。
　また飛昇した神仙の名前は金色で表示され，専用の称号が与えられる。さらに装備などのレベル制限が解除され──例えレベル1であっても，レベル90の装備を身に付けることができる。

　その一方，上位職のレベルアップに必要な経験値は飛昇前よりも格段に多くなる。レベル80になった神仙をすぐに飛昇させて早くから上位職のメリットを享受するか，それとも上位職の成長の遅さを見越して，可能な限りレベルを上げて（＝経験ポイントを稼いで）から飛昇させるか，少々迷うところではないだろうか。

無事飛昇成功！　もっとも，条件さえ揃えれば失敗することはないが

　また上位職になった神仙には，「仙錬」を行って才能の強化が可能だ。仙錬には神仙それぞれの才能の初期値に応じて，二通りの方法が用意されている。
　才能の初期値が40未満の神仙は，「初級仙錬壺」（才能35まで）と「上級仙錬壺」（才能40まで）を使い，才能を40まで引き上げられる。

　才能の初期値が40以上の神仙は「極上仙錬壺」を使い，才能を最大＋5まで引き上げることができる。例えば才能の初期値が42の神仙は，47まで引き上げられるというわけだ。
　ここで注意してほしいのは，初級仙錬壺または上級仙錬壺を使って才能を40にした神仙には，極上仙錬壺を使用できない点だろう。つまり，多くの神仙にとって才能の上限は40で，生まれもって才能の初期値が高い一部の神仙だけが，さらに高みを目指せるというわけだ。

各種の仙錬壺は，才能を1〜3引き上げる。失敗すると才能の値は変わらず，仙錬壺だけが消費される

才能の初期値が40未満だったため，極上仙錬壺をつかうことができない

　そのほか，今回のアップデートでは，レベル30以上の神仙をアイテムに変換する「宝化」，神仙の移動速度など，さまざまな能力を向上させる「乗騎」，そして4つの「新官位」が登場する。
　新官位に関しては，公式サイトで「太祝」「太史」の情報が公開されているが，残りの2つも紹介しよう。


●「太宗」
条件：官職「太史」，名声2500万，宮殿レベル19，崑崙の神玉10個，黄金1500万
官位効果：徴兵時間25％減少

●「太宰」
条件：官職「太宗」，名声4000万，宮殿レベル20，崑崙の神玉20個，黄金2000万
官位効果：支配できる城の数が7つになる

「宝化」。レベル30以上の神仙を，表示されているアイテムの幾つかが入った宝箱に変換する

「乗騎」。神仙のスカウト同様，さまざまな性能/価格のものがランダムで表示されるので，好みに応じて選択する

　以上が，大型アップデート「殷周争乱」の概要だ。城塞戦の戦い方などを頭に思い描きつつ，実装日を待とう。

「ロードオブゴッド」