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ファイアーエムブレム 新・紋章の謎 〜光と影の英雄〜

ファイアーエムブレム 新・紋章の謎 〜光と影の英雄〜
公式サイト http://www.nintendo.co.jp/ds/vi2j/index.html
発売元・開発元
発売日 2010/07/15
価格 4800円(税込)
ジャンル
レーティング
備考
その他
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このゲームの読者の評価
84
グラフ
読者レビューについて
 4Gamer読者レビューは,読者の皆さんがご自身の判断で書いたレビューを掲載するためのコーナーです。掲載前には編集部で主に公序良俗面のチェックを行っていますが,掲載されている情報について,4Gamer.netが正確さの保証を行うものではありません。掲載情報のご利用は,読者の皆様自身の判断と責任で行ってください。
 なお,ゲームの評価を表す「GamerScore」は,投稿されたレビューの平均点を表示したものではありません。投稿の傾向を分析・考慮し,補正を加えることで,有用と思われるスコアを目指した形となっております。詳しくは「こちら」をご参照ください。
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  • Pages: 1
  • 炎のようにS(シャドウ) 60
    • 投稿者:災厄狼(男性/40代)
    • 投稿日:2022/05/30
    良い点
    攻略範囲はノーマルクリアまで。外伝は全て通過で攻略時間は40時間ほど。
    新収録の新・アカネイア戦記と、追加DLCの追加ボーナス3マップ(2014年にニンテンドーwifiコネクションというサービスが終了しているので、おそらく現在はDLC入手不可。要確認)はクリア済み。

    良い点ですが、前作の新・暗黒竜と光の剣にはなかった「ファイアーエムブレムらしさ」が復活。
    一番難易度の低いノーマルでも手ごたえのあるゲームプレイを楽しめます。
    言い方を変えれば油断する・考えずにガンガン行くと、ほぼ死ぬ。
    登場キャラクターが死亡しないカジュアルモードも搭載し、初心者の方が脱落しない工夫もされています。

    今作では「犠牲者を出さないプレイ」により、キャラクターの掛け合いや生きている事での「縁」のようなものが楽しめます。原作よりもです。
    優れた結果を出すことにより外伝へ進出できるというのも良かった。

    前作同様、SFC版ファイアーエムブレム 紋章の謎とは別物と言っていい新作。
    主人公マルスとは別にプレイヤーが主人公になる仕様で、追加のオリジナルストーリーもあります。

    斧使い3人組が3人集まると!!

    隠し要素だった支援要素(戦闘時の確率が有利になる)はイベント追加式になり、わかりやすくなった。

    訓練場という武器持ち込みでの闘技場のような要素が追加。払ったお金は返ってきませんが、章の間に確実なレベルアップができます。段々と危険度が増す代わりに経験値が多くもらえるので戦闘の緊張感も楽しめます。結構な金額もかかるのでバランス崩壊の要素にもなっていません。

    章攻略前にヒントがもらえるので参加メンバーの関係で途中でリセットする必要が無い。

    キャラクターのグラフィックの問題点が改善されている。
    仲間キャラクターの多さがスゴイ。

    音楽は結構良かったと思います。一番良かったのは、戦い果てることなくという曲で、真竜伝説のアレンジ曲である、真竜伝説〜新たなるサーガ〜という曲も良かった。
    悪い点
    一番良くないというか気になる点は3作発売されたゲームボーイアドバンス作品(烈火の剣?)同様、プレイヤーがロード(だいたいのゲームでは君主クラス)と仮定して設計されていない点。
    新・紋章の謎ではロードに仕える騎士という設定。
    EDを見た後は、印象が違うとは思います。(減点なし)
    ちなみにアドバンス版FEの評価点を出すとすれば封印の剣75、烈火の剣65、聖魔の光石65くらいかなと。DSの前作は40点と出しましたので私評価でいくと携帯機種で出すごとに段々と悪くなっていた・・ということになります。

    難易度の方はノーマルだとSFC版をクリアした方なら余裕かと。
    個人的には原作準拠をノーマルに設定してほしかったです。もしくは文字でシリーズ経験者用難易度(本来はこれがゲームバランスの評価基準になる)を表示しておくか。

    闘技場で異様に不利な職業がある。調整不足。

    最初のオリジナルストーリーが加わった導入部分は、とってつけたような感じで良くありません。

    前作で死んだキャラがバンバン出てくるので違和感。

    戦闘に参加できるユニット数が少ない。約12ユニットで外伝などはもっと少ない。結局は前作同様「要らない人物は切る」ということになります。少数精鋭・一極集中が正解になる。
    FC版ファイアーエムブレムを簡単にクリアする方法として小学校で有名だった「ドーガだけを鍛える」に通じるところがあるなと。
    私には、それが正解だとは思えなかったんですよねー。
    総評
    シリーズごとに形をかえるファイアーエムブレム(炎の紋章)ですが、それにまつわる謎がこの物語の中心部分。人の心の弱さや強さを表現した作品。人同士が戦う戦争もの。竜に変身する種族(厳密にいえば違う)や魔法・伝説の武器などが登場します。(本来は)「ロードの一手」が重要で、間違いを犯してしまうと仲間が死にます。(本作では死なないモードがあるが)自らの失敗により人が死ぬため、それが嫌なら「自分の知恵で道を切り開く」ことが必要になります。
    身に着けた「考え抜く力」はゲームのみにとどまらず、実生活・人生においても役に立つという、ドラゴンクエストやファイナルファンタジーとは違った形でのリアルと結びついたゲームです。

    新・紋章では光と闇の他に「影」も重要な要素。機会があればプレイして損はないタイトルだと感じました。

    フリーズはプレイ中ありませんでしたが、スリープ中にゲームが落ちていたのでセーブを忘れないようにした方が良いかもです。

    みんなの様子という要素が収録。リアルタイム経過で良いアイテムや経験値などがもらえる。
    あんまり良い要素ではないかなと。

    ゲームシステムは、やや難しく攻撃の射程や次のターンにどれだけ進めるか?などを考える必要があります。
    ですが原作に比べ暗算・計算の要素はかんたんになっていますので、かなり楽です。
    もともと小中学生でもクリアできるゲームですし、新作になったこの新・紋章の謎は難易度自体が更にかんたんになっていますので、どなたでもプレイできると思われます。
    この作品を気に入ったら他にどんなシミュレーションRPGがあるのか?などを調べると色々と面白い作品に出会えるかもしれません。
    まぁ・・ファイアーエムブレムはロールプレイングシミュレーションなんですけどね!(定期)
    プレイ時間
    20〜40時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    4 4 4 3 4
  • 暗黒竜と光の剣の失敗を乗り越えた良リメイク 95
    • 投稿者:かも(男性/40代)
    • 投稿日:2010/08/23
    良い点
    ・原作第2部では登場しなかったキャラクターが勢ぞろい
    ・前移植作「暗黒竜と光の剣」から新登場の追加キャラクターも登場
    ・仲間にならなかったあのキャラクターが仲間に
    ・各難易度にあう、よく練り込まれた手ごたえ抜群のゲームバランス
    ・エムブレム初心者に優しいカジュアル(死亡離脱無し)モードの搭載
    ・多数の追加ステージ
    ・BSエムブレムなどの様々なボーナス要素
    ・遊び幅の広がる主人公ユニット
    ・プレイ時間外を有効活用する「みんなの様子」で進行を有利に
    悪い点
    ・マイユニット外見カスタマイズの微妙さ
    ・途中セーブ地点の練り込み不足と思われるステージがいくつか
    総評
    悪い点を2点ほどあげてみたものの、深刻な不満はありません。
    前作で不評だった追加キャラクターの加入条件や追加ステージの発生条件を見直しており、原作にうまく挿むことに成功しています。
    やり込み要素とあわせて「やり応え」もしっかりとした、堂々たる名作の移植です。

    遊び尽くすにはいくら時間があっても足りないかもしれません。お気をつけて。
    プレイ時間
    40〜60時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 5 5 5
  • SFC版とGBAシリーズの中間的なゲームバランス 75
    • 投稿者:yoshi0(男性/30代)
    • 投稿日:2010/08/18
    良い点
    SFC版紋章の謎はプレイ済みで、難易度ハード・クラシックでの感想となります

    ・攻撃範囲表示やアニメスキップなど基本的なシステムが充実していて快適
    ・訓練所は闘技場ほどリスキーでもなく、拠点成長ほど安易でもなく程よい救済措置
    ・兵種変更はキャラの短所を補ったり、成長率を変化させるなど攻略要素にもなる
    悪い点
    ・タッチペン操作との兼ね合いか、若干マスが大きくて画面が狭い
    ・キャラに思い入れがある分、兵種変更はイメージ的にあまりやりたくない
    ・救出や体当たりなどのシステムがある近作をプレイした後だと、要素がシンプルすぎて物足りないところも
    総評
    全体としてはなかなか良いリメイクなんじゃないでしょうか。SFC版の仕様をベースにGBA以降の要素を盛り込まれており、ゲームバランスもそれにあわせて再調整されているようで、適度にオリジナルの雰囲気を残しつつも新作をプレイしている気分になれました。
    ただ、キャラクターの顔グラフィックは最後まで馴染めず、兵種変更などのシステムもちょっと蛇足に感じますね。

    過去作品のリメイクもいいですが、そろそろ完全新作のFEが遊びたいところです。
    プレイ時間
    20〜40時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    2 3 4 4 3
  • 最近発売したFEの中ではトップクラス。 85
    良い点
    ・新しく自分の分身のマイキャラクターを作る事によって物語に入り込め熱中できる。
    ・難易度の選択や新しく追加されたモードによって。ある程度プレイヤーの要望に答えている。

    ・DS版で追加された仲間を手に入れるために前作はどうしても味方をわざと犠牲にしなければいけなかったが今回は外伝に行くだけでいいので犠牲は必要なくなっている。
    悪い点
    ・キャラがすごく多いのに対してMAPに出撃出来るキャラの制限があまりにも少ない。なのでどうしても育てたいキャラを吟味するしかなくなる。

    ・最後の章で仲間になるキャラ達がいるのだがそのキャラを仲間にするのに4キャラも必要なのが少し引っかかります。最低限そのキャラ達を最後の章で死なないほど育てないといけないし。出撃の人数制限でさらに使いたいキャラの枠を減らさないといけない。
    ・訓練場でどうしても勝てないような相手が準備されていることがある。
    総評
    全体の評価はすごくいいです。システムや物語など最近出てきたFEの中では上位に食い込めるほど魅力的な作品になってます。ただ悪い点のちょっとした事がもうちょっと別の形でよく出来たんじゃないか?って思えてしまいます。
    しかしマイキャラクターの追加や追加シナリオや新しい仲間など紋章の謎のリメイクを
    新しい物語として完成させたFEになっていると思います。
    プレイ時間
    20〜40時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    4 5 5 5 5
  • 始めてクリアしたソフト 90
    • 投稿者:りょう(男性/30代)
    • 投稿日:2010/07/25
    良い点
    ファイアーエムブレムシリーズで始めてクリアしたソフトです
    難易度も4つを選び、その後の、死んだ仲間は生き返らせられないモードと死んだ仲間を復活させてくれるモードがあるのとマイユニットを作り、マルス王子と共に物語を薦められる所です
    悪い点
    マイユニットを作成するときにもう少し選択肢があるといいのかなって思ったのと、全キャラクターに言える事なのですが表情がないので表情があるともっと楽しめたのかなと思いました
    総評
    物語も長くもなく短くもないのでとてもやりやすくBGMも好きです
    クリア後もエキサイトモードで色んな特典があるので満足してます

    次回作やリメイクを作るときにボイスも欲しいですが、ボイスよりもキャラクターの表情が凄く僕は欲しいです。

    僕にとっては、ノーマルでも凄く難しいですけど・・・なんとかクリアできたので、昔ファイアーエムブレムを挫折した人も挑戦してみて下さい。
    プレイ時間
    60〜100時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    3 5 4 4 4
  • より戦略性のある、難しい難易度がはまります 85
    • 投稿者:ひものて(男性/30代)
    • 投稿日:2010/07/23
    良い点
    難易度がノーマル・ハード・マニアック・ルナティックの4つから選べるところ。
    ノーマルは無謀なことをしなければ、どのユニットもロストすることなくさくさく進行可能。
    マニアック以上では、チェスや将棋のように一手ごとが重要でミスはユニットのロストへつながるという緊張感が良かった。
    いくら難しいとはいえ、クリアできないものはゲームとして成り立たないので、必ず正しい攻略法があり、それを模索する楽しみ・模索した結果、どのユニットもロストせずにマップクリアできたときの達成感がとても良い。

    また、カジュアルモードという、ファイアーエムブレムシリーズ恒例の一度ロストしたユニットは次マップ以降使用できないということを阻止し、ロストしたユニットも次のマップで使用できるという、初心者に優しいモードがある。
    シリーズファンであっても、「ファイアーエムブレムの世界でロストを恐れずに果敢に攻めたらどうなるか」を体験できるモードでもある。

    今作ではマイユニットという自分の好みに合わせて作成することができるユニットが新たに加入し、育て方によっては強力な助っ人として利用できる。

    そのほか、オンラインショップで強力な装備を購入して難しいマップをクリアしやすくしたり、オンライン配信コンテンツで新しいマップが配信されたりするので長く楽しめる。

    メニューに必須項目だけでなく、攻略を有利にすることができる項目もまとめられている点。
    ファイアーエムブレムでは特定のユニットで敵ユニットに隣接し話しかけると自軍に寝返らせることができるが、メニューの「会話」項目では、誰で誰に話しかければ仲間に寝返らせることができるのかというヒントを見ることもできるので、初心者にも優しい。
    また、攻略と関係のない、前マップで出撃したキャラクターとの会話もあり、そのユニットを続けて出撃させ続けることで、どんどんそのユニットと仲良くなり、深い話を聞けるようになる。

    「みんなの様子」項目では、時間が経ってから見ることでランダムでユニットがいろいろな特典やアイテムを得る。

    「訓練場」項目では、料金を支払うことで、闘技場でなくても気軽に経験値を稼ぐことができる。武器使用可能回数と所持金は減ってしまうものの、出撃が重要なキャラクターを育てていなかった場合に闘技場もないというときに役立つ項目。

    このようにいろいろな項目があり、プレイヤーが有利になる要素がいろいろ。


    今作ではユニットを誰もロストせずに進めても、外伝をプレイ可能で、外伝で特定の条件を満たせば新しいユニットが加入する。
    仲間になる条件もさまざまで、外伝開始時にすでに仲間になっている場合、倒さずにマップクリアすることで仲間になる場合、数回会話しなければ仲間にならない場合があり、どうすればそのユニットを仲間にできるのかを模索する楽しみもある。
    外伝ではどのキャラクターがどのように仲間にできるかは詳しく語られないが、顔・名前付きユニットのうち、真に敵対しないユニットはすべて仲間になり、なんとなく前触れもあるため、初心者でもわかりやすい。
    また、仲間にする方法が詳しく語られないことで、仲間にする方法を模索する楽しみがあるので良かったと思う。

    敵軍のターンをスキップしたり、動作を高速化することが可能で、ターンごとのわずらわしさが皆無で、さくさくと進行可能。
    悪い点
    訓練場(闘技場)で、絶対に勝てそうにない対戦相手が出てくる場合がある。
    途中加入のユニットは高難易度では弱くて戦闘(出撃)のチャンスが少ない。
    総評
    難易度が選べるため、「難しいのは嫌い。さくさく進めたい」という人、「攻防が重要なシリーズなので、より重視した戦闘を楽しみたい」というどちらの人でも楽しめます。
    特に高難易度では、ひとつのミス操作がユニットのロストにつながるという緊張感と、ユニットの全員生存法を模索してそれを達成できたときの達成感が良かったように感じています。

    改善してほしい点は、訓練場(闘技場)で絶対に勝てそうにない対戦相手が出てくる点。攻撃力3倍の必殺率がある程度高い自軍ユニットとの対戦であればまだしも、低いユニットとの対戦では勝負にならない。

    また、途中加入のユニットを育てづらい点。これも改善してほしいです。
    高難易度では途中加入のユニットとの戦闘では、敵軍が強力な攻撃力をもって2回攻撃を行うため、勝負になりにくい。
    高難易度であっても、もっと途中加入のユニットにも活躍の場があると良いと思った。

    改善してほしい点はあるものの、特に問題もなくクリアできました。カジュアルモードや多彩な難易度によって誰にでも楽しめること、ダウンロードマップで新しいマップをプレイすることができ、長く遊ぶことができるなど、良い作品だと思います。
    プレイ時間
    20〜40時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 5 2 5 5
  • 再来、紋章の謎! 85
    • 投稿者:優しき心(男性/30代)
    • 投稿日:2010/07/22
    良い点
    ・キャラグラフィックが一新されている(FC時代と比べると別人じゃね?というくらい綺麗なグラフィックになっている)。

    ・今作ではマイユニットという、主人公マルス以外に自分で作成した主人公的立場のキャラが使えます。髪型や顔つき、髪色を選べて名前と職業決めれます。また、物語中に出てくるキャラ達と関わる中で「特定のNPCの髪型っぽいの」にしたりもできます。

    ・タッチペンだけでも遊べます。それが良い点というほどかはわかりませんがw

    ・今までのFEとシステム自体はほとんど同じなのでわかりやすい。

    ・マップセーブが存在する。マップ上に魔法陣があり、触れるとそこでセーブが1回だけ可能。うまく利用すれば成長をコントロールする機会が増える。

    ・職業変更システムが便利。ブリーフィング画面の時にいつでも好きなだけ職業変更が可能になりました。あなたが好きだったあのキャラが全く別の職業にできるようになったわけですね。またステータスの伸びが職業毎に変化するので、魔法防御低いからしばらくは回復役にして魔法防御上げてから、また違うのに…という事ができる。

    ・wifi通信によるダウンロードクエなどがある。またオンラインショップというのも利用できて、序盤にも関わらずお金次第で強力な武器を購入する事ができたりもする。

    ・出撃前の会話で次のマップで仲間になる相手と誰で話せばいいかなどがわかるようになっていたり、半端な耐久の武器が統合により耐久値合体できたり、武器の強化などもある。色々と細かいところで工夫が追加されて遊びやすくはなっている。
    悪い点
    ・ゲーム難易度とゲームモードは全否定したい。まず難易度にはノーマル、ハード、マニア、ルナティックとありますが、今までのシリーズくらいの難易度なのがノーマルです。ゲームモードも2つ、死んだ味方が蘇らない今までのFEと同じモードか、死んだ味方は章終わりに生き返るモードか。FEならではとも言えるシステムを全否定している。

    それなら難易度にeasyを加えればいいのではないか?難しい難易度を大量追加して、代わりに復活しますってなモードでバランス取ろうなんていうのは色々間違ってるだろう。そこのバランス調整をちゃんとしてきたのがFEじゃないのか。
    第一、生き返るモードにしようが成長率の問題でリセット祭りする人だって結構いるかと思われる。そこを妥協して今までを全否定するようなモード追加はいただけない。

    ・一部セリフがおかしいまま。「○○さん、最近体調おかしいように見えるねぇ…。」的な事を村人に言われるが、○○さん本人が村に入ってもまるで他人に言うような口調で言われたり。

    ・職業変更と職業限界の問題点。いくらでも職業を変更可能ということは、例えばジェネラルなんかはいわゆる盾役なわけですが、防御の限界値がパラディンやドラゴンナイトと同じどころか、むしろ素早さが低く追撃されやすいので盾にできない。あくまで防御を上げる時にジェネラルでレベル上げると上がりやすい程度になってしまう。今までとは異なる点があるのに、今までと同じ感覚で移植というのはどうなんだろう。

    ・キャラ固有の成長率が色々ひどい。FEの世界では強い!と言われてる特定のキャラ達の成長率がとんでもなく悪かったりする。強い魔法使えるくせに魔力ほとんど伸びなかったり、伝説の聖剣持ち達はみんな成長悪かったり。「成長」が悪いだけで最初から強いならともかく、そうでもないわけで…まるで武器が強かったから強いって言われてたのか的な。
    総評
    結局、悪い点は多いですが…人のプレイスタイルと自分の納得の問題なので、悪いと見るかどうかは人次第。別に兵種に拘らないならジェネラルいようが構わないだろうし、サクサク遊びたいならカジュアルモードのノーマルなんていうのでもいいわけだろうし。
    あくまで今までのFEをした人的には「そこ」はFEらしさなんだから、妥協はして欲しくなかったな、と感じる部分なだけかと思っています。

    ゲーム自体は面白いです。そういえばこんなんだったとか、こういう人いたなとか懐かしさとともにプレイするもよし。初めて遊ぶ人なら、気にいったキャラを強くなるようにしてみるのも楽しいかも知れません。

    まだ私はクリアしていないので、これは途中での観点なので…終盤変わるよ!とかあっても、そこは理解できてません。

    悪い点のセリフに関しても逆に良い点として、マイユニットの特徴等は反映して文章で喋られます。あだ名は顔つきで変わったり、髪の色言われるシーンでも色変わったりはちゃんとします。

    あなたなりの遊び方で表情を色々と変えるゲームかと思います。ぜひ買って楽しもうず!
    プレイ時間
    10〜20時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    5 4 3 5 4
  • あと少し! 高レベルでまとまっているリメイク作品 90
    • 投稿者:linoid(男性/30代)
    • 投稿日:2010/07/22
    良い点
    ・マイユニットの作成
    ・wi-fiを利用したオンラインプレイ
    ・カジュアルモードの追加
    悪い点
    ・ユニットレンタルシステムが残念
    総評
    ファイアーエムブレムシリーズは久しぶりのプレイとなります。DSの前作やWii版も未プレイなので、そちらで実装されている機能などが新しく感じているので違和感がある方がいるかもしれません。

    基本的なシステムは相変わらず。剣・斧・槍の3すくみのシステムや、飛行ユニットは弓に弱いなど、シンプルだけどうっかりするとすぐにやられてしまう、というのは面白い。

    本作の特徴として、マイユニット作成とカジュアルモードの追加がある。
    マイユニットはその名の通り、自分オリジナルのユニットを作成することができる。名前と容姿、性別、職業を選択することが可能。これは素晴らしい要素だと感じた。自分オリジナルのユニットはキャラクターとしても愛着が沸くし、プレイスタイルも大幅に変えることができる。例えば魔法でずっとマルスを援護した戦いでもいいし、自分も前線に出て戦闘を行うキャラクターでもよい。ここは「自分だけの物語」を作ることのできる素晴らしい点だと評価したい。

    もう一つはカジュアルモード。ファイアーエムブレムシリーズの特徴は、「死んだ仲間は帰ってこない」という所だろう。ほとんどのシミュレーションゲームが戦車やロボットなど「生産可能」というイメージのあるものを操作して、敵を倒す、というものだが、ファイアーエムブレムシリーズはあくまで人間で、かけがえのない戦友・友人という設定だ。兵器と違って人間は生産できない。1度ユニットをロストしてしまうとそのユニットは復活しないので、ほとんどのプレイヤーが「30分〜1時間の時間を無駄にした」、と嘆きながらリセットボタンを押すか、仕方なくそのままマップを攻略してしまうか、というものだった。
    個人的にはこのシステムが一番ファイアーエムブレムらしさであり、他のシミュレーションゲームにない緊張感を作り出している点だと思うのだが、初心者やあまりゲームをプレイしない人には敷居が高いシステムのようだ。カジュアルモードを選択すると、ユニットをロストしない。「負傷したため撤退する」という言葉を残して、そのマップでは使用不可能になるが、次のマップでは再び使用することができるため気軽にプレイできるモードだ。

    wi-fi通信を利用して対戦もプレイ可能になっており、友人とゲームボーイを持ち寄ってプレイする必要もなくなった。

    1つ残念だったのがユニットレンタルシステム。他のプレイヤーのユニットを借りることができるシステムなのだが、マイユニットの交換は不可能となっている。本編に登場したユニットをレンタルして、そのプレイヤーが育てたステータスのユニットを操作できる、というシステムだ。非常にもったいない。つまり「最初から強い状態のユニットを操作できる」ということだ。なぜマイユニットを交換できるようにしなかったのだろうか。ゲームバランスに問題がでるようならば、「見知らぬ兵士が沢山いると士気が低下するから、同時に出撃できるレンタルユニットは1つのみ」という設定でもよいのだから他のプレイヤーのマイユニットをレンタルしてプレイしたかった。

    ファイアーエムブレム最新作、1人プレイはもちろん、友人と一緒にプレイしても面白い、と書きたいが、通信要素が少し残念だった。
    プレイ時間
    20〜40時間
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    4 4 5 3 4
  • 難易度の選択により誰でもできる。無論、初めての人でも。 85
    • 投稿者:戦艦屋(男性/40代)
    • 投稿日:2010/07/21
    良い点
    ○ カジュアルモードの採用(キャラクターが死亡しても消滅しない。)
    ○ 複雑なルールが少なく。ルールが明快で判り易い。
    ○ インターフェースの良さにより敵の移動範囲・攻撃範囲等がとても調べやすい。
    ○ 誰でも(初めての人でも)を意識した無理のないチュートリアル。
    ○ 人物名鑑があってキャラクターの関係がわかりやすい。
    ○ 自分のキャラクターを作成でき(顔や髪型を選べる)
    悪い点
    × 職業のバランスに若干疑問が残る。
    (例)前衛系の傭兵より防御力の高い。弓アーチャー等
    総評
    仲間が消滅しないカジュアルモードとこれまでのルールであるクラシックモード。
    初心者でも安心のノーマルからシリーズ最高の難易度を歌うルナティックまで

    これまで以上のマゾ仕様望み上級者にとっても
    ユニット初めて動かすホヤホヤ初心者にとっても

    全てのユーザーをカバーできると言ってよいバランスに出来ていると思う。

    自分の任天堂に対して思うところは、コアユーザーに対するそれより、それまでゲームをしなかった人をゲームユーザーにする力(パイを大きくする力)こそが魅力でありるとおもう。
    その意味において今回のFEが成功することを切に願うものである。

    任天堂はSONYが無くなってもあり続けられるが逆は成り立たないといわれる所以である。



    ※蛇足 カジュアルモードに対する賛否を考える 暇な人だけ読んで↓

    このシリーズはファミコン時代からある長いシリーズなのだが。
    (自分はFCから始めた口)
    いつのころからだったか、難易度がどんどん難しくなって。
    そして自分にはクリアできないゲームとなった。
    (嗚呼、私もついにFE卒業だなと感じたよ。)

    どうしても同じタイトル・ジャンルのゲームは連作されるとプレイヤーの要望や簡単にクリアできないようにするために難易度が上がっていく傾向がある。
    (例えばシューティングのジャンルなどはその典型であったことは有名であろう。)

    FEの場合、キャラクターを失う(死亡させてしまう)とその後の展開が厳しくなるので、キャラクターを失わないように戦う緊張感と上手く言ったときの喜び=ゲームの面白さと言える作品であると思う。

    しかし高難易度+キャラクターを失わないようにしなければならない=リセットありきのバランスになってしまっているので、それにストレスを感じることも多かった。

    また、補充の利きにくい人材ゲームであるため、多少の被害や評価に目をつぶれば難易度が下がる多くのゲームと違い。キャラクターを失うほど難易度が上がっていってしまう。あまり多く失えばそれこそ攻略不能難易度、即ち詰む。

    それが今までのFEシリーズだったと思う。

    今回カジュアルモード採用にあたって自分の思うところは。

    前述の通り
    キャラクターを失わないように戦う緊張感と上手く言ったときの喜び=ゲームの面白さ
    という根幹部分にかかわる要素に対する変更であるため、ゲームの魅力をそぐ危険性は否めないと思う。

    しかし
    リセットありきのバランスに対するストレス
    というゲームに対する、シラケてしまう部分を減らせる。
    そして何より、「FEは難しいので自分には無理なので見送り」という先入観を払拭できる。

    だから自分はカジュアルモード=邪道という考えは持たない。
    またそういった人間を同じゲームをやる人間として歓迎したくない。

    むしろ多くのユーザーに愛されるFEへの回帰であると歓迎したい。

    ちょっとだけFE先輩の俺から本作品から初める皆さんへ『ようこそファイアーエムブレムへ』
    プレイ時間
    200時間以上
    グラフィックス サウンド 快適さ/運営 熱中度/ストーリー ボリューム
    3 4 4 3 3
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AD(最終更新日:2022/12/18)
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