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印刷2011/06/18 23:36

イベント

4年ぶりの「ギタドラ」ライブ!「GuitarFreaksXG2 & DrumManiaXG2 Original Soundtrack 1st season」リリース記念スペシャル・ライブ&トーク・イベントレポート

画像集#014のサムネイル/4年ぶりの「ギタドラ」ライブ!「GuitarFreaksXG2 & DrumManiaXG2 Original Soundtrack 1st season」リリース記念スペシャル・ライブ&トーク・イベントレポート
 本日(6月18日),東京・下北沢にて「GuitarFreaksXG2 & DrumManiaXG2 Original Soundtrack 1st season」リリース記念スペシャル・ライブ&トーク・イベントが開催された。KONAMIの「GuitarFreaks」「DrumMania」(以下「ギタドラ」)シリーズのライブが行われるのは2007年以来,実に4年ぶりのこと。一部店舗でのサントラ購入者や,ゲームで特定の曲をプレイした人のみが今回のチケットを入手できたのだが,会場内は超満員となり,開演前から熱気に溢れていた。その白熱のライブの模様をお伝えしよう。

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著名コンポーザー&アーティストが多数登場


96氏
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 最初に登場したのは,ギタドラシリーズのコンポーザーとしてファンにもお馴染みの96氏(Guitar),TAG氏(Keyboard),肥塚良彦氏(Bass)。さらにサポートメンバーとして大菊勉氏(Drums)が加わり,96氏の曲「X-treme Grade」からライブがスタートした。TAG feat.96名義の「10,000,000,000」,TAG氏の「Before Daybreak」,肥塚氏の「Pink Bird」と,“熱い”インストゥルメンタル曲が続く。

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TAG氏
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肥塚良彦氏

 ここで最初のゲストとして,ピンクターボの2人が出演した。ボーカルのマキノさんとギターのNOBOさんを中心に,「kiss me」,カバー曲「☆shining☆(GF&dm style)」,最新曲の「The 勇気」と,アップテンポな曲を3連続で披露。3曲目の「The 勇気」では,観客とともに一斉に「ララフー!」のかけ声が上がった。

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ピンクターボ

 続くゲストとして迎えられたのは,“炎のギタリスト”の異名を持つgood-cool氏と,ギタドラに限らずBEMANIの曲でも多数ボーカルを務める,すわひでお氏。すわ氏が「Walnuts 〜田んぼの田」を,歌詞にちなみ「松田」の名札が付いた学ラン姿で歌い上げる。さらに筋肉スーツに衣装を替えて「憧れのボディービル!!」を熱唱&熱奏。コミカルな歌詞とは裏腹に,会場は一層熱く盛り上がっていた。

画像集#005のサムネイル/4年ぶりの「ギタドラ」ライブ!「GuitarFreaksXG2 & DrumManiaXG2 Original Soundtrack 1st season」リリース記念スペシャル・ライブ&トーク・イベントレポート
good-cool氏(右)とすわひでお氏(中央)

泉陸奥彦氏
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 ここで一旦メンバー全員が退場し,「GuitarFreaks」第1作から長年にわたってシリーズの楽曲を手がけてきた,泉陸奥彦氏が登場。ギター1本のソロで演奏を開始し,「DAY DREAM」や「FIRE」「Happy man」「JET WORLD」など,泉氏の楽曲がメドレー形式で披露された。次々と演奏される名曲のフレーズの数々に,客席からの歓声もボリュームが上がりっぱなしであった。

 後半戦は,アップテンポな曲で攻めまくった前半とは打って変わり,「ガラスの小舟」を肥塚氏がしっとりと歌ってスタート。客席からは,肥塚氏の愛称である「王子」コールが起こっていた。
 ゲストに佐野宏晃氏と達見 恵さんを呼び,“達見 恵 featured by 佐野 宏晃”名義の最新曲「Victory!」も演奏された。そして“可愛い女の子が主人公のポップな曲”として「恋は臆病」も披露された。

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佐野宏晃氏
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達見 恵さん

PON氏
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 続いて,ギタドラのみならず「pop'n music」などでもコンポーザーとして活躍しているPON氏が登場。「XG」でお馴染みの楽曲「さよなら僕自身」で観客の心をガッチリと掴んだあとは,これから「XG2」で解禁されるという新曲「ナキムシの凱旋」と,同じく今後解禁予定の「REFLEC BEAT」からの移植曲「優勢オーバードーズ」が続けてお披露目された。

 最後の曲は,2B-Waves名義での96氏の最新曲「衝動がえがいた どうしようもないストーリー」。ボーカルのMAIさんをステージに迎え,この曲の作詞者でもあるPON氏のギター&コーラスと,泉氏のギターも加え,豪華なメンバー編成で演奏された。

MAIさん(左)
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 これですべての演奏が終了したのだが,観客の熱気はおさまることなく,熱いアンコールの声が会場内に響く。出演者たちもアンコールを想定していなかったらしく,戸惑いつつも,観客の声援に応えて出演者全員がステージに再登場した。ピンクターボの「The 勇気」を再び演奏し,「ララフー!」のかけ声とともにライブは終演となった。


出張版「Musician's Room XG」では,あさき氏が即興で作曲


Yuei氏
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 ライブ後には,Webラジオ「Musician's Room XG」の出張版トークが行われた。ここで登場したのは,Webラジオのほうでもレギュラーを務めているYuei氏,96氏,TAG氏,あさき氏だ。
 登場早々あさき氏が客席に向かって冷却スプレーを噴射するなど,Webラジオと同様のハチャメチャさで幕を明けたトーク。レギュラー陣は,リスナーから寄せられたメールや,観客からリアルタイムで送られたTwitterのつぶやきに回答していった。
 さらに,ラジオによく寄せられているという「どうやって作曲しているんですか?」という質問について,会場内で実演しながらの説明が行われた。バンドを構成するドラム・ベース・ギターの各楽器を大菊氏・肥塚氏・96氏がそれぞれ手にして楽器の特徴を説明し,さらにあさき氏がステージ上で即興の作曲をしたのだ。あさき氏らしいダークな曲調に乗せて「TAG! TAG!」とひたすらにTAG氏の名を連呼する,即興ならでは奇抜な楽曲が完成していた。

 トークの終了後,現在アーケードで稼働中の「GuitarFreaksXG2」「DrumManiaXG2」の最新情報が告知された。
 まずは「第1回グループコンペティション」の開催が決定。これは今作「XG2」から新たに導入された“グループ”単位での対抗戦で,上位のグループにはトロフィーと新譜面が贈られるそうだ。
 また,KONAMIの運営するPC・モバイル・スマートフォン用サイトe-AMUSEMENT GATEにも,近々対応することが発表された。これまで,e-AMUSEMENT PASSを使用してのプレイデータはモバイル用サイトでしか閲覧できなかったが,これによりPCやスマートフォンからも見られるようになる。PCやスマートフォンへの対応を待ち望んでいた人も多かったらしく,客席からは大きな拍手が起こっていた。

大菊勉氏
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画像集#013のサムネイル/4年ぶりの「ギタドラ」ライブ!「GuitarFreaksXG2 & DrumManiaXG2 Original Soundtrack 1st season」リリース記念スペシャル・ライブ&トーク・イベントレポート
 最後には,今回の出演者全員のサインが入ったポスターや,特製のe-AMUSEMENT PASSが当たるプレゼント大会が行われ,大盛況のうちに今回のイベントは幕を閉じた。

 なお,今回のライブおよびトークの模様は,ともにスタッフによる撮影・録音が行われていたらしく,トークの中でYuei氏は「撮影されていた,ということは……?」と意味深に述べていた。残念ながら今回来場できなかったという人にも,もしかしたら,イベントの雰囲気を味わえるチャンスがあるかもしれない。

  • 関連タイトル:

    GuitarFreaksXG

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    GuitarFreaksXG2 Groove to Live

  • 関連タイトル:

    DrumManiaXG

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