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「Evil Genius 2: World Domination」の新たなフィーチャーを紹介するトレイラーが公開。秘密基地を作って世界制覇を目指せ
Steamの「Evil Genius 2: World Domination」配信ページ
2004年にリリースされたオリジナル作品のIPを取得し,2017年から独自エンジンで開発を行っているという「Evil Genius 2」。南国のカジノリゾートを装い,その背後では世界征服を行うための秘密基地を建設していくという,悪の親玉の視点でプレイすることになる。「ダンジョンキーパー」に大きな影響を受けながら,映画「オースティン・パワーズ」シリーズのようなコミカルタッチに仕立てられているというのが分かりやすいかもしれない。プレイヤーの野望を食い止めるために潜入してくる「Forces of Justice」のエージェントたちを懲らしめるワナを仕掛けたり,一般人を誘拐しては洗脳を行い,下働きや兵器開発研究を行う“ミニオン”を育てたりしていくことになる。
今回のトレイラーの情報で気になるところでは,最終兵器“ドゥームズデイ・デバイス”を構築し,最終的にはForces of Justiceを降参させるという,オリジナル作品にはなかった最終的な目標があることだ。大型ミサイルを建築・発射するためのロケットサイロの周囲に基地を構築していくが,以前のように平面的に基地を拡張していくのではなく,火山内部を利用して複数階にわたって基地を作り上げられるところは新しい要素だ。
また,以前はスパイエージェントの攻撃対象にならないよう籠っているだけだったプレイヤーキャラクターに,今回は新たにミニオンたちの基地建設やそのほかの作業を加速するための「Do It Now!」というコマンドが追加されており,周囲のミニオンたちは自動的にアサインされている仕事をストップして,プレイヤーが優先したい地点に集合してくる。それぞれのミニオンたちには,空腹や睡眠,余暇の楽しみといった刻々と変化していくニーズに加えて,「ネコ恐怖症」や「コンピューターオタク」「押し花の趣味」といったさまざまな個性が表現されており,その個性から判断して研究者にするか,警備員にするかを決定していかなければならないようだ。
発売は2021年中へと延期されている「Evil Genius 2」だが,現時点では日本語化の予定がアナウンスされていないのは残念なところ。ただ,オリジナル作品は気軽に楽しめる名作として知られるゲームだったので,気になる人はSteamストアページ(リンク)のウィッシュリストに追加しておくと良いだろう。
「Evil Genius 2: World Domination」公式サイト
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Evil Genius 2: World Domination
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