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発売間近の「ガンダム無双3」店頭体験会にて,プロデューサーがトークとデモプレイを披露。「アニメでもリアル調の追及でもなく,ゲームだからできるガンダムの表現」
「ガンダム無双3」公式サイト
トークショーの冒頭では,後藤氏が「コーエーテクモゲームスさんにはギリギリまで開発していただいて,無事,来週の発売にこぎ着けました。これから皆さんがどう反応されるのか,ドキドキしています」と挨拶。また鯉沼氏は「2年ぶりのシリーズ最新作です。皆さんにようやくお届けできてホッとしています。しかし,まだ配信予定のダウンロードコンテンツの作業が残っているので,気を抜けません」と述べる。
バンダイナムコゲームス 後藤能孝氏 |
コーエーテクモゲームス 鯉沼久史氏 |
続いて,会場では「ガンダム無双3」のオープニングムービーが上映されたのだが,フルバージョンでの公開は今回が初めてとのこと。
このムービーに関して鯉沼氏は,ガンダム無双3に収録されたオリジナルストーリーの,スタート時に流れるものだと説明を加えた。また,グラフィックスや演出を,前作までのリアル調から,現在のアニメに近い表現に変えていることに言及し,「さまざまな世代のガンダムが登場するタイトルですから,お祭り的なものとして,ビジュアル的に映えるよう配慮しました」とアピールした。
さらに後藤氏は,このムービーが「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」や「機動戦士ガンダム00(ダブルオー)」といった新しいシリーズ作品をメインに据えた内容となっており,開発の締め切りギリギリまで完成しなかったというエピソードを披露した。
ガンダム無双3の重要ポイントを尋ねられた後藤氏は,鯉沼氏が上記で述べたとおり,第一にビジュアル表現の変化を挙げ,「ガンダムのアクションゲームでは初めての挑戦」と述べた。それを受けて鯉沼氏は,「アニメでもなく,リアル調の追及でもなく,ゲームだからできるガンダムの表現」と説明する。
ここで鯉沼氏が,店頭体験会用に用意したバージョンを実際にプレイ。鯉沼氏は,後藤氏とともに「パートナーストライク」システムでサイコガンダムを召喚して周囲の敵を一掃できることや,敵本拠地に攻め込む前に敵の戦略ゲージを半分以下にしておいたほうがいいといったアドバイスを随所に加えながら,ゲームを進めていく。
またガンダム無双3では前作と異なり,自機が倒されると味方の戦略ゲージが減っていき,ゲージがゼロになった時点でゲームオーバーとなるため,新たな戦略・戦術性が生まれるのではないかとの説明がなされた。
なお,本タイトルには300以上のミッションが用意されているとのこと。一つ一つジックリ攻略するのも悪くないが,次々とスピーディにクリアしていったほうがストーリーの流れを掴みやすくなるという。また,発売日以降に公開されるモビルスーツやダウンロードコンテンツもあるとのことで,両氏はぜひ期待してほしいと述べる。そのほか,雑魚として登場するモビルスーツも含めて,ほぼ全部,自分で動かせるそうだ。
最後に,両氏は,会場に集まった観客に感謝を述べ,トークショーを締め括った。なお,ガンダム無双3の店頭体験会は,明日12月12日が最終日となっている。会場や開催時間等は公式サイトに掲載されているので,ガンダム無双3に興味があり,都合の付く人はぜひ足を運んでみよう。
ジャンケン大会では,PS3版「ガンダム無双3」のパッケージと非売品ノベルティのセットが1名にプレゼントされた |
トークショーのあと,「ガンダム無双3」の試遊台には行列ができており,注目度の高さをうかがわせた |
「ガンダム無双3」公式サイト
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(C)創通・サンライズ (C)創通・サンライズ・毎日放送
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