［TGS 2019］10月スタートのTVアニメ「PSO2 エピソード・オラクル」のスペシャルステージをレポート。マトイの新衣装がお披露目

　2019年9月14日，千葉・幕張メッセで開催中の東京ゲームショウのセガゲームスブースにて，TVアニメ「ファンタシースターオンライン2 エピソード・オラクル」のスペシャルステージが実施された。

　本作は，セガゲームスがサービス中の「ファンタシースターオンライン2」（PC / PlayStation 4 / PlayStation Vita / Nintendo Switch 以下，PSO2）のアニメ化作品第2弾で，10月よりTOKYO MX，BS11ほかにて，全25話構成の放送が予定されている。
　本稿では，放送に先駆けて行われた，そのスペシャルステージの模様をレポートしよう。

TVアニメ「ファンタシースターオンライン2 エピソード・オラクル」公式サイト

「ファンタシースターオンライン2」公式サイト

佐藤聡美さん＆木村良平さん＆花澤香菜さんがゲストで登場

　ステージに登壇したのは，MCの諏訪彩花さんとお笑いコンビのなすなかにしさん，そして，本作のプロデューサーである菊地 等氏。さらに，作中でマトイ役を演じる佐藤聡美さん，ゼノ役の木村良平さん，メルフォンシーナ役の花澤香菜さんがゲストとして登場した。3人はゲームの「PSO2」の登場するキャラクターを，アニメでもそのまま演じることになるとのこと。



　今回は，完全オリジナルシナリオであった1作目（2016年1〜3月放送，関連記事）とは異なり，「PS02」のEPISODE1〜3を再構成したストーリーが展開される。そのことについて聞かれた佐藤さんは，「前作ではゲストでちょっぴりしか出られなかったので，ちゃんと出られてうれしい」と喜びを語った。

　木村さんは，ゼノの登場が2011年で，それから8年間同じ役を演じていると感慨深げに語り，それだけ続いている作品に出られていることに感謝しているとのこと。花澤さんは，メルフォンシーナ役だけでなくリサ役など何役もこなしているので，25話もの長いスパンで語られる彼女らのエピソードが楽しみと，アニメへの期待をコメントしていた。

ゲームよりもお茶目になったマトイに注目

　続いて「ゲームとアニメの収録での異なる部分」について聞かれた佐藤は，「マトイがちょっとお茶目になっている」とコメント。ゲームでは，序盤は控えめで自分を出すのが苦手だった彼女が，アニメでは早い段階から持ち前の人懐っこさを出しているので，ゲームとは違った彼女の魅力が見られるという。
　これについて菊池氏は，アニメでは序盤のうちからマトイが活躍すると打ち明け，会場を沸かせていた。


　いっぽう，木村さんは1人で収録するゲームとは違って，アニメはよりアクティブに表現できるとコメント。花澤さんは，「ゲッテムハルト様がどんな強さで来るか分かるのでやりやすい」と熱く語り，それに対して木村さんが「何回ゲッテムハルト様って言っているか数えたい」と突っ込み，会場の笑いを誘っていた。
　ゲッテムハルトは，メルフォンシーナが付き従う，ちょっと個性的なアークスの男性。ネタキャラとして愛されている彼が，どのようにアニメで表現されるのか，今回の見どころのひとつとなりそうだ。

アニメのスタートは10月7日22：30

　その後，マトイのアニメオリジナルコスチュームが披露され，会場からは「かわいい」と歓声が上がった。ゲームのものよりも，アクティブな印象を受けるこのコスチュームは2話以降に登場するとのこと。
　さらに，菊池氏からアニメのスタートが10月7日22：30だと発表され，同日の23：30よりdアニメで最速配信，それ以降，各種配信サービスで順次配信されることが明らかにされた。


　そして最後に，佐藤さんと木村さんから「ゲームをやってない人でも楽しめる作品になっているので，楽しみにしてほしい」と，アニメを待ち望んでいる人へのメッセージが語られ，花澤さんの「ゲッテムハルト様！」の唱和でステージは締められた。


　TVアニメ「ファンタシースターオンライン2 エピソード・オラクル」の公式サイトでは，本作のキャストやスタッフの情報，紹介PVが公開されているので，このステージで本作に興味を持った人はそちらもチェックしておこう。

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