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試遊会でプレイできた「戦国無双 Chronicle」「チョコボレーシング3D」「とびだす!パズルボブル 3D」「ゼビウス」「スーパーモンキーボール3D」をまとめて紹介
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印刷2010/09/29 23:40

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試遊会でプレイできた「戦国無双 Chronicle」「チョコボレーシング3D」「とびだす!パズルボブル 3D」「ゼビウス」「スーパーモンキーボール3D」をまとめて紹介

 ここでは,「戦国無双 Chronicle」「チョコボレーシング3D」「とびだす!パズルボブル 3D」「ゼビウス」「スーパーモンキーボール3D」の5タイトルを,まとめてレポートしよう。

「任天堂 3DS」公式サイト

任天堂 公式サイト



■「戦国無双 Chronicle」(コーエーテクモゲームス)

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 「戦国無双 Chronicle」は,戦国武将の一人となり,数多くの敵をバッサバッサとなぎ倒していく爽快感がウリの一騎当千アクションである,「戦国無双」シリーズのニンテンドー3DS版だ。
 本作はこれまでの無双シリーズと異なり,武将ではなく,プレイヤーの分身となるキャラクターを操りながらゲームを進めていくのが特徴となる。また,状況に応じてキャラクターを切り替えながらプレイしていくという,戦略性のあるゲームシステムも大きなウリといえるだろう。
 キャラクターの切り替えは,下画面にあるキャラクターアイコンをタップすることで行うが,実際にプレイしたところ,切り替えのレスポンスは良好で,素速い操作を要求されるような場面でも十分に対応できそうな感じだ。
 基本的なゲーム内容は,従来の無双シリーズを踏襲したもので,シリーズを遊んだことがある人なら問題なく楽しめるだろう。もちろん,3DSの立体視を駆使した迫力あるゲーム画面は一見の価値あり。とくに奥義を繰り出す際の迫力ある演出は,ニンテンドー3DSならではだろう。

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■「チョコボレーシング3D(仮称)」(スクウェア・エニックス)

 「チョコボレーシング3D(仮称)」は,「ファイナルファンタジー」シリーズのマスコットキャラとして親しまれているチョコボやその仲間達が,レースバトルを繰り広げるという「チョコボレーシング」シリーズの最新作だ。試遊台では「魔法の鍵を4つ集める」「ターゲットを3回通過する」といった内容のミッションが楽しめた。

 敵を攻撃して走行を妨害したり,緊急回避を使って敵の攻撃をかわしたりなど,アクション性はかなり高い。また脇道を突っ切ってショートカットできたりもするので,プレイの幅は相当広そうだ。3DSということで,ステージには奥行きが感じられる。この点にも,好印象を受けた。
 率直な話,奥行きがあることでゲームの迫力がかなり違ってくるのが分かった。レースゲームと3D立体視は相性がいいようだ。

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■「とびだす!パズルボブル 3D(仮称)」(スクウェア・エニックス)

 同じ色のバブルを3つ以上つなげて消していくというシンプルなパズルゲーム,「パズルボブル」シリーズの最新作が「とびだす!パズルボブル 3D(仮称)」だ。
 誰もが楽しめる親しみやすいゲーム性に加え,3D立体視を生かした美しいグラフィックスや“ギミックバブル”という新たな要素が追加されているという。
 試遊台では数分間しかプレイできなかったため,残念ながらギミックバブルの詳細を確認することはできなかったが,ゲームとしての楽しさは感じられた。
 スタッフに話を聞いたところ,3D立体視をとくに実感できるのはストーリ―部分らしい。製品版が出たなら,ぜひストーリ―に注目してみよう。

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■「ゼビウス」(バンダイナムコゲームス 参考出展)

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 任天堂の岩田 聡代表取締役社長は今回のカンファレンスで,3DSのダウンロード販売タイトルとして,3D版「ゼビウス」について触れていた(関連記事)が,その言葉どおり,参考出展ながら,試遊会でもゼビウスを実際にプレイできた。
 3Dのゼビウスというと,かつてアーケードで稼働していた「ソルバルウ」を思い出す人もいるかもしれないが,3DS版はソルバルウでも「スーパーゼビウス ガンプの謎」でもなく,ゼビウスそのもの。

 アーケードやファミリーコンピュータなどで人気を博した,あのゼビウスが,マップ構成や遥か上空から見下ろす形の視点はそのままに,3D立体視になって帰ってきたのである。
 BGMやSEは,当時のまま。空中の敵にはザッパーで攻撃,地上の敵にはブラスターで攻撃……というシステムだって,もちろんそのままだ。ただし,これが3D立体視になったことで空中の敵や自機(ソルバルウ)は手前に浮いているし,地上の敵は画面の底に沈んで見える。
 それだけといえば,それだけなのだが,高低差が立体的に表現されるだけで,ちゃんと新しく見えるのは驚きだ。

 岩田社長は,「クラシックゲームを3D表示化したソフト」として本作を紹介すると同時に,「すべてのクラシックゲームを3D化できるわけではない」とも語っていたが,あらゆるクラシックゲームが3D表示化されたら,きっと楽しいだろうなぁ……と思わずにはいられなかった。


■「スーパーモンキーボール 3D(仮称)」(セガ)

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 セガの「スーパーモンキーボール」シリーズは,新ハードのローンチ時期に,そのハードの特性を生かした形でリリースされてきた印象の強い作品。
 3DS向けに開発された「スーパーモンキーボール 3D(仮称)」も,もちろん3DSの持つ機能がきっちり生かされている。
 ついつい3D立体視にばかり注目しがちな3DSだが,ジャイロセンサーが搭載されていることも忘れてはいけない。3DS本体を傾けることで,ゲーム内の何かを操作することが可能なのだ。
 本作でも本体を傾けることによる操作に対応し,アイアイ,ミーミー,ベイビー,ゴンゴンといった,可愛らしいモンキーの入ったボールを,3DS本体を傾けることで動かしながら,ゴールを目指していくのである。

 ただし,3DSで実現されている裸眼立体視は,画面を見る角度が変わると立体感が損なわれたり,映像が二重に見えたりしてしまう。
 本体を傾けながら体や顔を傾ければ問題はないものの,3D立体視の表示をきちんと活用しながら,ジャイロセンサーで遊ばせるという本作の試みは,かなり挑戦的といえるだろう。
 とはいえ,こうした声が上がるのも想定済みのようで,3DSに搭載されたアナログ入力装置「スライドパッド」での操作にも対応している。
 スライドパッドで画面内のステージを傾けてボールを転がしながら,イラッとしたりホッとしたりを繰り返す……そんな楽しみ方もきっちりカバーしているのだ。そういう意味では,1本で2度美味しいゲームと言えそうだ。

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  • 関連タイトル:

    戦国無双 Chronicle

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    チョコボレーシング3D(仮称)

  • 関連タイトル:

    とびだす!パズルボブル 3D

  • 関連タイトル:

    3Dクラシックス ゼビウス

  • 関連タイトル:

    スーパーモンキーボール 3D

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