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[TGS 2012]「レイトン教授VS逆転裁判」がプレイアブル出展! 二大シリーズの融合度合いを確認すべく,さっそく試遊した
試遊ではまず,「レイトンパート」(アドベンチャーパート)と,「裁判パート」のいずれかを選択する。前者は,「レイトン教授」シリーズと同じく,ラビリンスシティの街中や建物を探索し,タッチペンを使ってストーリーの手がかりや数々の「ナゾ」を発見していく。ここでいうナゾとは,なぞなぞやパズルの総称で,このナゾを解きながらストーリーを進めていくのだ。
プレイアブルバージョンで挑戦できるナゾは二つ。いずれもそれほど難しくないが,解答のヒントをアンロックするために消費する「ひらめきコイン」が最初から30個用意されているので,ストーリーの先を早く知りたいという人は,これを使ってしまうのも得策だ。ひらめきコインは探索時に,さまざまな場所で発見することができる。
後者の裁判パートでは,国際弁護士協会の出張でロンドンにいる成歩堂が,資料も情報も証拠品もほとんどないまま,いきなり弁護人として法廷に立たされるところから始まる。こちらのパートは「逆転裁判」シリーズそのままに,証人の証言を「ゆさぶる」ことで新たな証言や証拠品を引き出したり,証言の矛盾に証拠品を「つきつける」ことでウソを暴いたりする。
魔女に追われるマホーネと,スクリーンショットにもあるように魔女として裁判にかけられるマホーネ。このプレイアブルバージョンでは,そんなマホーネにまつわる物語の片鱗が見られるのだ。
また,選んだパートによっては,早くもレイトン教授と成歩堂の共演を見ることができる。
試遊1回あたりの制限時間は10分で,この時間内に,どちらかのパートをクリアするのは十分可能だが,続けてもう一方のパートをクリアすることはちょっと難しい。というのも,カットシーンを含めたストーリー全体が,結構ボリュームがあるからだ。1回試遊して「マホーネの二面性を見たい」「どうも見逃したシーンがあるらしい」と気になる人は,二つのパートを確認するために2回チャレンジしてみよう。
演出面では,3Dグラフィックスで再現される各キャラクターの動きや,ストーリーの一部およびカットシーンで再生されるボイスが注目だ。とくにボイスキャストとして,シリーズ本編/劇場版と同じ俳優陣が起用されている点も見逃せない。
このプレイアブルバージョンを実際にプレイして,本作が想像以上に「レイトン教授」シリーズであり,「逆転裁判」シリーズでもあることに驚かされた。その一方,試遊できる双方のパートが時系列に並んでいるのか不明なこともあり,両シリーズの融合についてはまだ見えてこない部分も多い。東京ゲームショウ2012の開催に合わせて公式サイトで新たなプロモーションムービーが公開され,そこではレイトン教授と逆転裁判の,かなりコラボらしい場面も確認できる。まだ見ていないという人はぜひ公式サイトをチェックしてほしい。「レイトン教授VS逆転裁判」は,2012年11月29日の発売が予定されている。
「レイトン教授VS逆転裁判」公式サイト
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