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[TGS 2012]巧 舟ディレクターが裁判パートを実演プレイ。「レイトン教授VS逆転裁判」の魅力を紹介したスペシャルステージをレポート
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「レイトン教授 VS 逆転裁判」のムービー2本を掲載。レイトン教授やナルホドくんがしゃべるシーンやアニメパートを確認可能
まずイベントの冒頭では,本作の発売日や価格といった基本情報の紹介に加え,でき上がったばかりというパッケージイラストが公開された。イラストはゲームの舞台となるラビリンスシティを背景に,ナルホドくん達とレイトン教授達が並び立っているというレイアウトで,客席から「カッコいい!」という歓声が挙がると,竹下氏も「おお,うれしいリアクションですね」とニッコリ。
続いて,なぜ本作でカプコンとレベルファイブがコラボすることになったのかという質問に,日野氏が答えた。氏は「レイトン教授」シリーズを手がけるにあたり,まず「逆転裁判」シリーズを徹底的に研究したと話す。そのあと「レイトン教授」シリーズの認知度がかなり高まったことを受けて,「そろそろ,(コラボのようなことを)やってもいいんじゃないかと,カプコンさんにお話をさせていただきました」と企画の発端を説明した。
通常なら2社のコラボというと,一方が作って,もう一方が監修するという形式が一般的だが,日野氏は「やるからには本物にしたかった」と,本作ではカプコンとレベルファイブがガッチリ組んで企画開発してきたことをアピール。とくに巧氏と日野氏は,ゲームの内容について毎日のように熱い議論を交わしていたと言う。その様子を竹下氏は,「毎日揉めごとですよ(笑)」と冗談めかして表現した。
一方,巧氏も,本作の裁判パートにて,「逆転裁判」シリーズではできないことに挑戦したと話す。それが同時に複数の証人を相手にする「群集裁判」である。ステージ上では,巧氏が,群集裁判の部分を実際にプレイしながら解説。証人達は,一人が何か言い出すと,ほかの証人もそれに追随する傾向がある。しかし,それぞれをよくよく観察してみると,一人の証人が証言しているときに,「ほかの証言を聞いて考え込んでいる様子の証人」がいるケースもある。
そんなときに使うのが「ちょっと!」である。これは「逆転裁判」シリーズの「待った!」「異議あり!」と並ぶ,新たなインタラプトアクションで,証言の矛盾を突くことにより,新たな証言や証拠を引き出すというもの。さらに巧氏は裁判を進め,ナルホドくんが論理的に証人達を追い詰めて彼らのチームワークを乱し,反論できないようにしてしまう様子を披露した。そのほか一度勝利したと思っても,傍聴席から新たな証人が登場するケースがあることも紹介された。
ステージの最後では,本作の発売を心待ちにしている人に向けて,3名の登壇者がメッセージを贈った。以下にそのメッセージを掲載しよう。
巧氏:
しばらく情報を出さなかったので,企画が立ち消えになったんじゃないかと思う人もいたかもしれませんが,もう完成間近です。皆さんの期待を裏切らない出来になっていますので,ご期待ください。
竹下氏:
早期購入者特典として,特製アニメフィルム付きオリジナルサウンドトラックを提供します。逆転っぽい曲もあり,レイトンっぽいも曲あり,さらに新曲も交えた内容ですので,ぜひご予約いただければと思います。
日野氏:
ただの外伝では決してなく,二つの作品が一つになって,元の作品を凌駕するようなイメージで作っています。巧さんの絶妙なセリフ回しなどに,「レイトン教授」の要素を融合した,非常に面白い内容となっています。「逆転裁判」の最新作,そして「レイトン教授」の最新作として,十分なボリュームで十分なクオリティになっています。後半は本当にすごい内容です。発売までもう少しですので,ぜひ期待してください
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