GSC Game Worldが新生「S.T.A.L.K.E.R. 2」で初となるスクリーンショットを1点公開

　ウクライナのGSC Game Worldは，「S.T.A.L.K.E.R. 2」のスクリーンショットを公式FacebookやTwitterにて公開した。

公開されたスクリーンショット

　「S.T.A.L.K.E.R. 2」は，2018年に開発が再始動したことがアナウンスされた，オープンワールド型FPSシリーズ「S.T.A.L.K.E.R.」最新作だ。ストルガツキー兄弟の小説「路傍のピクニック」と，それを原作にするアンドレイ・タルコフスキー監督の映画「ストーカー」（1979年）などに影響を受けた同シリーズでは，1986年に事故を起こしたチェルノブイリ原子力発電所の周囲にある，超異常現象が頻発する立ち入り禁止区域「ゾーン」に生きる「ストーカー」たちの姿が描かれる。
　2007年にリリースされた第1作「S.T.A.L.K.E.R.: Shadow of Chernobyl」は，まだオープンワールド型のFPSが少なかった時代に，サバイバル要素を取り入れたゲームプレイで話題となった。また，アメリカや西欧，日本などのゲームとは異なる雰囲気を持つグラフィックスにより，のちに登場する東欧産タイトルのイメージを決定づけたとも言えるマイルストーン的な作品にもなっている。

　開発再開後としては初めて公開されたスクリーンショットは，1点だけではあるものの順調に開発が進んでいることをアピールしている。グラフィックスエンジンといったテクノロジーはもちろん，ストーリーや対応プラットフォームなどについても明かされていないが，現時点では2021年というリリース時期に変更はなさそうだ。今後の詳細発表を楽しみに待とう。

Dear Stalkers,

Here is your first glimpse at S.T.A.L.K.E.R. 2: pic.twitter.com/HGOixm11M7

— S.T.A.L.K.E.R. OFFICIAL (@stalker_thegame) March 23, 2020

「S.T.A.L.K.E.R. 2」公式サイト