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日本AMD,HD 6770&HD 6750を国内発表。HD 5700シリーズのマイナーチェンジ
AMDの北米公式サイトでは4月下旬ごろから製品情報ページが公開されていたが,ようやく国内でも正式発表されたわけである。
HD 6770とHD 6750の位置づけ |
HD 6770とHD 6750の仕様 |
実際,それぞれのスペックを見てみると,HD 6770は「ATI Radeon HD 5770」,HD 6750は「ATI Radeon HD 5750」とそれぞれほぼ同じ。シェーダプロセッサ数やコアクロックなど基本仕様に違いがないため,3D性能に大きな違いはなさそうだ。変更されている点は,Blu-ray 3Dへの対応やHDMI 1.4aのサポートなどの動画まわりとなる。
というわけで,下に示したのは,HD 6770およびHD 6750とATI Radeon HD 5700シリーズの主な違いと,主なスペックの一覧である。
●Radeon HD 6770&6750におけるATI Radeon HD 5700シリーズとの違い
- Blu-ray 3Dへ対応
- OpenGLのサポートが3.2から4.1へ
- Eyefinityでサポートされるディスプレイ数が3台から5台へ
- サポートされるHDMIのバージョンが1.3から1.4aへ
- DisplayPort経由での7.1chサウンド出力が可能に
なお,今回の発表に伴い,日本AMDの製品ページにHD 6770とHD 6750が追加されているが,本稿執筆時点の9日18:00では,HD 6770製品情報ページにHD 6750の情報が誤って掲載されている。先の記事で,北米公式サイトの情報が間違っていると指摘したが,間違ったまま和訳されてしまったようだ。
日本AMDのRadeon HD 6770製品情報ページ(※原稿執筆時点で,スペックにはHD 6750のものが掲載されています)
日本AMDのRadeon HD 6750製品情報ページ
- 関連タイトル:
Radeon HD 6700
- この記事のURL:
(C)2011 Advanced Micro Devices, Inc.