連載
マフィア梶田の二次元が来い!:第73回「コープスパーティーの錬金術師と幕末男子」
当日は,キャラホビやアニサマの開催日と重なって人数が集まってくれるか不安があったのですが,なんと会場は満員。しかも終了後のアンケートではおおむね「大満足」の評価をいただけて,大変嬉しかったです。
バンタン側としては,今後も定期的にイベントを開催していきたいとのことなので,もしまた俺が出演することになったら,ぜひ暇潰し程度の気持ちで見にきてくださいね!
さて,そんな記念すべき(?)RADIO 4Gamerの第74回では,5pb.から9月1日に発売された「コープスパーティー Book of Shadows」を特集。本作は,2010年8月に発売された前作「コープスパーティー ブラッドカバー リピーティッドフィアー」から派生した前日譚や後日譚を,テキストアドベンチャー形式で楽しめる作品となっています。コミカライズ版である「コープスパーティー:娘」の2巻で帯コメントを担当させてもらっていることもあり,個人的にも思い入れの深いタイトルだったりします。
もちろん,ゲストにはチームグログロ……じゃなくてグリグリの祁答院 慎さんをお招きし,実際にゲームをプレイしつつ,あれこれお話しをさせていただきました。
本作は,前作と比べてゲームシステムがガラリと変わっているんですが,同人ゲーム時代から続く「コープスパーティー」らしさは健在で安心しましたよ。相変わらずB級ホラー的なエログロが満載で,プレイヤーをゾクゾクさせてくれます。もういっそ,レーティングを飛び越えて「Z」ゾーンに行ってほしいとか,つい思ってしまったり。
ちなみに,本作に関しては近々レビュー記事も掲載予定なのでお楽しみに!
そもそも俺は昔から加瀬作品の大ファンでして,ダジャレの効いた独特のセリフ回しと,思い切りのいい下ネタの数々には何度も笑わせてもらいました。何やら笑いが健康に良いという説もあるらしいですが,それが本当ならば「カメレオン」あたりは俺の寿命を50年くらい延ばしてくれているのではないでしょうか。いや,マジでそれくらいは笑いましたね。心のなかで加瀬先生のことを,勝手に下ネタの師匠として崇めているくらいです。
そんなこともあって,「ばくだん!」の前に連載されていた「ゼロセン」が打ち切り気味の消化不良で終わった時には,本気で残念でしたよ……。単行本は全巻買い揃えましたけど!
しかしその点,今作は女性にも大人気の“新選組”が出てくることもあって,老若男女問わずの人気大爆発が期待できるのではないでしょうか! つーかしてくれ! あわよくば長期連載になって,「カメレオン」以来のアニメ化にも期待しちゃったりなんかして……。そこからさらにゲーム化されて,原作者インタビューの機会が回ってきてくれないかなぁ! なんてことも妄想しています。
というわけで皆さん,ぜひ一度「ばくだん!」を読んでみてください。下ネタスキーな同士諸君はもちろん,新選組スキーで“幕女”な皆さんも! 絶対面白いから! ……好みに合わなかったらゴメンだけど!
……そういや俺,「カメレオン」だと椎名が好きだったんですけど,その頃からすでにスキンヘッドになる資質があったのかもしれん。
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コープスパーティー Book of Shadows
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