Intel，「Titanfall」と「Thief」に最適化されたβ版グラフィックスドライバ「15.33.0.3464」をリリース

　Intelは，2014年2月28日のタイムスタンプで，HaswellおよびIvy Bridge世代のCoreプロセッサに向けとなる公式最新β版グラフィックスドライバ「15.33.0.3464」をリリースした。対応OSは32/64bit版のWindows 8.1・8・7で，Windows XP用は用意されていない。

　Intelがβ版のグラフィックスドライバを公開するのは極めて異例なことだが，今回のリリースはPC版の「Titanfall」および「Thief」に向けて，プレイしやすさと性能のチューニングを図ったものとのこと。要は，AMDやNVIDIAと同じように，2タイトルに向けた最適化版ドライバを出してきたというわけだ。

　というわけで，日本においては主にTitanfall待ちの人向けということになりそうだが，入手したい人は下に示したリンクからどうぞ。
　ただし，両ゲームをプレイする予定がない場合は導入しないようにとの警告もあるので，その点は要注意。そもそもIntelは，純正グラフィックスドライバをあくまでもリファレンスとして位置づけており，ユーザーに対しては「PCメーカーが配布するドライバを利用するように」という立場を崩していないので，導入する場合はくれぐれも自己責任でお願いしたい。

→32bit版 Windows 8.1/8/7用15.33.0.3464ドライバ（exe形式，74.63MB）
→64bit版 Windows 8.1/8/7用15.33.0.3464ドライバ（exe形式，140.34MB）

　なお，このβドライバには，グラフィックスドライバ本体に加えて，以下のドライバやランタイムも含まれているとのことである。

• Intel Iris and HD Graphics Beta Driver
• Intel Display Audio Driver
• Intel Media SDK Runtime
• Intel OpenCL Driver
• Intel Graphics Control Panel

●Version 15.33.0.3464の対応CPU

• 第4世代Coreプロセッサ（Haswell）
• 第3世代Coreプロセッサ（Ivy Bridge）
• Pentium 1403v2・1405v2・2020M・2030M・2117U・2129Y・2127U・A1018・G2010・G2020・G2020T・G2030・G2030T・G2100T・G2120・G2120T・G2130・G2140（Ivy Bridge）
• Pentium 3558U・3561Y・G3220・G3220T・G3320TE・G3420・G3420T・G3430（Haswell）
• Pentium 3550M・3556U・3560Y（Haswell）
• Celeron 927UE・1000M・1005M・1007U・1017U・1019Y・1020E・1020M・1037U・1047UE・G1610・G1620・G1620T・ G1610T・G1630（Ivy Bridge）
• Celeron 2000E・2002E・2950M・2955U・2980U・2955U（Haswell）
• Celeron 2957U・2961Y・2981U・G1820・G1820T・G1820TE・G1830（Haswell）

●Version 15.33.0.3464の新要素

• 「Titanfall」および「Thief」の最新版に対して，プレイしやすさと性能のチューニング