連載
マフィア梶田の二次元が来い!:第130回「中二病のDTでも恋がしたいZONE OF THE ENDERS」
なお,第3回にしてやっと4Gamer編集部の会議室を飛び出し,番組らしく(?)ちょっと特殊なスタジオでの撮影を行なってきました。「予告編」を見るまでもなく,ゲームとは微塵も関係ない企画なんだろうなって思った人,よく分かっていますね。
番組ではゲストとして,小島プロダクションの広報を担当している大石次郎氏をお招きし,注目要素について紹介していただきつつ,実際にゲームをプレイしてきました。
数あるロボゲーの中でもコアな人気を誇る同作。ファンからはずっと新展開を望まれていたので,今回のHD化は本当に嬉しいニュースです。続編も制作中とのことですし,復習しておくのに良いタイミングではないでしょうか。
また,恐らく「気になってはいたけどプレイする機会を逃していた」という人も大勢いると思うので,この機会にぜひ。超豪華な特典の数々にも注目です(関連記事)!
新アニメ,色々と面白くなってきましたね。とくに「イクシオン サーガDT」は,カプコンが運営するオンラインゲームが原作なので,ゲームでは語られないエピソードや設定が描かれるアニメなんだろうな〜……とか思ってたら,開始早々にライバルが主人公の金的攻撃によって片玉を失うという,衝撃の展開で多くの視聴者のド肝を抜きました。しかもそのライバル,名前は「エレクパイル・デュカキス」……つまり略して“ED”(勃起不全)とか,全力全開で悪ふざけに走っています。まぁそれもそのはず。監督が高松信司氏で脚本が大和屋暁氏……あの「銀魂」のゴールデンコンビですもの。ああ,“ゴールデン”ってそういう!
でも,俺はこのアニメがきっかけで興味が湧いて,ゲームのほうも始めたんですよね。だとしたら販促的には成功してる……のか……?
ちなみに,4Gamerに掲載されたこちらのインタビューで,カプコンの杉浦一徳氏と早川泰彦氏が「イクシオン サーガ DT」について触れているので,気になる方はぜひともアニメと併せてチェックしてみてください。
杉浦氏の「煮るなり焼くなりどころじゃなくて,切り刻んだあげく原型を留めていない状態でした(笑)」というコメントが,大袈裟でもなんでもなくいかに的確か。実際にアニメを観た今なら良く分かります。
それともうひとつ,「中二病でも恋がしたい!」からヒット作の香りがプンプンしていますね。さすがは安定の京アニ制作,絵は綺麗だし動きは可愛いし,「どや? こんなん好きやろ?」と言われているようでなんか悔しいのですが,「大好きです……!」と答えざるを得ません。
しかも,中二病に関する描写が割とリアルに描かれているんですよね,このアニメ。所々,観ていて「んがぁああああああああああ!!!!!!」ってなる痛々しさがクセになる。現在ラジガメでもしこりん(岡本信彦さん)の中二病を特集していますが,ぜひともウチの“ウィンドブレイカー”を六花ちゃんの“邪王真眼”にブツけてみたいです。確実に死人が出るな……(悶死)。
ちなみに俺,以前脚本を手掛けた「取り合いドラマCD『修羅場!』第3巻」という作品の「不良少女VS妄想少女」というエピソードで,立花ちゃんみたいな中二病娘を描いております。偶然にも……というか,お約束みたいなものでこちらも“邪気眼”系能力者なので,中二病が盛り上がっている(?)この時期にぜひ,聴いてみてくださいな(便乗マーケティング)。
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ZONE OF THE ENDERS HD EDITION
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(C)2012 Konami Digital Entertainment
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