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“魅せプレイ”ならぬ“魅せステージ”! 可愛いものからホラーまで,雰囲気バツグンのステージを紹介する「リトルでビッグなプラネットに乗り込め!」第3回
「リトルビッグプラネット PlayStation Vita」(以下,LBP Vita)の魅力を紹介する連載企画「リトルでビッグなプラネットに乗り込め!」。今回も引き続き,オンライン上のユーザーステージを紹介しよう。
今回のテーマとなるのは,“魅せプレイ”ならぬ“魅せステージ”だ。前回は,アクションとして面白い高難度ステージを紹介したが,LBP Vitaではユーザーステージを探すときに便利なタグが用意されている。高難度のものには「Hard」,簡単に楽しめるなら「Easy」,ステージのボリュームを示す「ロング」「ショート」,雰囲気を表す「楽しい」「怖い」といったものなど,このタグにはさまざまなものが用意されており,プレイ前にどういったステージなのかが,なんとなく分かるようになっているのだ。
今回紹介するのは,その中でも「アート」というタグがついたステージ。アートは,おおざっぱにいってしまえば,テーマがはっきりしているステージや,演出が重視されたステージなどに付けられる傾向のあるタグだ。下に掲載するムービーでは,3つのステージをピックアップしているが,見ていただければ,ぞれぞれにアートタグが付いている理由がなんとなく分かってもらえると思う。
・Honey Village(platformer)
1つめに登場するステージは,「Honey Village(platformer)」というもの。デフォルメされた蜂や蜜のオブジェクトがうまく作られており,かなりメルヘンチックになっている。とくに難しいというわけではないのだが,アクション面よりも,可愛らしく作られたステージそのものに注目したくなる内容だ。
・[JPN]木の王冠 Wooden Crown
2つめのステージは「[JPN]木の王冠 Wooden Crown」。こちらはトゲを突き刺してくる敵キャラが配置されていたりして,アクションも楽しめるが,それ以上に特徴的なのは,かなり入り組んだ構造で作られたステージ構成だ。このステージは,すべてが木のブロックを積み上げたような作りになっていて,子供の作った秘密基地や公園のアスレチック的な雰囲気が楽しめる。「ここまで複雑なステージが作れるのか」と,クリエイト好きの人も刺激されるのではないだろうか。
・They Came From My Nightmares
3つめとなる「They Came From My Nightmares」は筆者イチオシのおすすめステージ。なんとびっくり,このステージのテーマはホラーなのだ。「リトルビッグプラネットでホラー?」と首をかしげる人はいるかもしれないが,これが本当によくできている。突然落ちてくるオブジェクト,無音のステージで響く環境音など,プレイ中に思わずビクっとしてしまう演出が盛り込まれていて,確かにリトルビッグプラネットの世界にホラーのテイストが持ち込まれているのだ。
なお,ムービー中でも述べているが,このステージに関しては,PS Vita上でプレイしてもらったほうが,より恐怖心が煽られて楽しめる。今回は魅力を伝えるためにムービーで掲載しているが,どうしても演出がネタバレになってしまうので,LBP Vitaを遊んでいる人は,ぜひムービーを見る前に自分の手でプレイしてもらいたい。ムービーで確認してみたいという人は,中には若干ショッキングなシーンもあるので,その点はご了承を。
「リトルビッグプラネット PlayStation Vita」公式サイト
死んで死んで死にまくる鬼畜ステージで忍者修行! 「リトルでビッグなプラネットに乗り込め!」第2回はやたら難しいユーザーステージを紹介でござる
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