ロシア生まれのMOBAタイトル，「Prime World」のクローズドβテスト実施が発表。公式サイトでテスター受付が始まる

　ロシアのゲームメーカーNivalは北米時間の2013年4月10日，開発中の「Prime World」のクローズドβテストを実施することを明らかにし，公式サイトでテスターの受付を開始した。

「Prime World」公式サイト

　Prime Worldは，2011年6月にロサンゼルスで開催されたイベントE3 2011で初公開されたタイトルで，基本的には「League of Legends」などと同じ，いわゆるMOBAタイプの作品だ。ファンタジー世界を舞台に，プレイヤーはヒーローユニットを中心にした部隊を編成し，ほかのプレイヤーと対戦したり，周辺のモンスターと戦ったりすることになる。
　とはいえ，特徴的なのは戦闘だけでなく都市建設パートが用意されていることで，自分の城を拡張したり，建物資源を獲得したり，ユニットを生産したりなど，無理に戦うことなく，国造りにも専念できるのだ。


　E3 2011ではそうした要素が評価され，「Best Strategy Game」を与えた海外メディアもあったほどだが，制作発表以来，なかなか新情報が出てこなかったタイトルでもある。とはいえ，開発は順調に進んでいたようで，ロシアでは2012年4月にオープンβテストが実施され，現在300万人以上のプレイヤーがゲームを楽しんでいるという。
　欧米でのCBTがいつから始まるのかなど，詳しいことは発表されていないが，テスターに居住国の制限などはないようなので，興味のある人は公式サイトをチェックしてみよう。