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異色のシミュレータを制作し続けるAstragonの最新作「Ski Region Simlator 2012」がGamescom会場でプレイアブル展示。今度はスキー場経営だ
Astragonといえば,日本でもリリースされた「Farming Simulator 2011」「Demolition Company」を初め,フォークリフトのシミュレータや,採石場のシミュレータなど,異色テーマを扱ったゲームの専門メーカー。児童向けの社会勉強ソフトという側面もあるようだが,かなり趣味的な「深海釣りモノ」なども制作しているから侮れない。
そんなAstragonの最新作,Ski Region Simlator 2012は,スキー場を経営するシミュレーションだ。風光明媚なスイスアルプスにあるスキー場のオーナーとなったプレイヤーが,除雪車やブルドーザー,トラクターなどを使って,多くのスキーヤーに愛されるスキーリゾートを作り上げるのだ。
「Ski Region Simulator 2012」公式サイト
例によって登場する車両はすべて実在するもので,これらを自ら操作して,ゲレンデを整えたり,余分な雪をどかしてアクセス道路を確保したりしていく。会場では,“Gamescom Version”という表示の出たデモ版が展示されており,もっぱらドーザー付きの雪上車でゲレンデを広げる場面がプレイできた。スキーヤーがびゅんびゅん下ってくる中,トラクターを動かすのはかなり危険だが,今のところスキーヤーとの当たりは判定はないようなので安心だ。また,雪にはまって身動きがとれなくなっていた来場者も少なくなかったので,いま少しの調整が必要かもしれない。
雪の少ない時期には,人工降雪機を使って雪をまき,さらにゴンドラやリフトに人を配置し,レストランやディスコ,映画館などの施設を建てて,アフタースキーも充実させなければならないわけで,農場経営やフォークリフト操作などに比べると忙しそうだ。今回はこうした,車両以外の部分に力を入れている雰囲気で,ミッションも数多く用意されているという。従来の同社作品に比べ,経営的な要素も重要になってくるらしい。
Ski Region Simulator 2012は,2011年第4四半期のリリースが予定されており,対応機種はPCとなっている。スイスアルプスにスキーに行ってみたいけど無理というスキーヤーは,この冬の購入予定リストに入れておいてもいいかもしれない。
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Ski Region Simulator 2012
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