［TGS 2013］「ドラゴンクエストX」のスクリーンショットのセンスを問う「メディア対抗フォトバトル」ステージが開催。勝負の行方は？

　東京ゲームショウ2013のスクウェア・エニックスブースで，オンラインRPG「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン」（Wii U/Wii/PC）のステージイベント「メディア対抗フォトバトル」が，2013年9月19日に開催された。

　これは，各ゲームメディアのスタッフが，「ドラゴンクエストX」プロデューサーの齊藤陽介氏がリーダーを務める「チームよーすぴ」と，ディレクターの藤澤 仁氏がリーダーを務める「チームふじくす」に分かれ，どちらがよりシチュエーションや構図に優れたスクリーンショットを撮影するかという，メディアとしてのセンスを問うものである。
　なお，勝負の対象になったのは，「魔法の迷宮」に登場する現状最強のコインボス「ドラゴンガイア」だが，討伐の成功可否やクリアタイムは勝負に影響しない。ちなみに4Gamer代表はチームふじくすに参加した。

「ドラゴンクエストX」プロデューサー齊藤陽介氏（写真左）と，ディレクターの藤澤 仁氏（写真中央）

　さて，結果からお伝えすると，ドラゴンガイアとの対戦後，両チームが選出したスクリーンショットはと言うと……なんと，どちらも肝心のドラゴンガイアが写っていなかったのである。
　スクウェア・エニックス側は，普段から「仕事として」写真に接しているプロだからという目論見でこのバトルを企画したのだろうが，この結果には，齊藤氏と藤澤氏も苦笑するしかなかったようだ。
　勝敗をつける以前の問題のような気もするが，ともあれ，ニコニコ生放送の視聴者によるアンケートでは，61.6％の得票率でチームよーすぴが勝利した。
　なお，このような結果になった理由は，ウケ狙いなのか，最強のボスを見たくない読者に配慮してなのか，ステージで緊張したからなのか，単純に写真を撮る腕がヘタなのか，読者の皆さんの想像にお任せしたい。

チームよーすぴが選出したスクリーンショット。ドラゴンガイアを相手にスーパースターが特技「ゴールドシャワー」を駆使するシーンなど，もっとお題に沿ったカッコいいものを撮影していたはずなのに，あえてめったに撮れない特技「ベストスマイル」の残像を選んでいた

チームふじくすが選出したスクリーンショット。こちらはもう，ドラゴンガイアとの戦闘中ですらない始末。……まあ原因は，主に4ナントカというメディアの代表にあるのだが。ともあれ，普段使ってない種族や職業をいたずらに選ぶと，周りの人達に多大な迷惑をかけるという，ありがたい教訓だけは得られた

　ステージの最後は，齊藤氏と藤澤氏が来場者とライブ配信視聴者に向けてスピーチを行った。バージョン1.5中期については，「ドラゴンクエストX」プレイヤーに待ち望まれている直近の情報を全部話すので，その先のバージョン2の情報と合わせてぜひ期待してほしいとのこと。

スクウェア・エニックス「東京ゲームショウ2013」特設サイト
ステージイベント情報ページ

「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン」公式サイト