スクウェア・エニックスが,2012年夏にAndroidおよびiOS向けにリリースすると発表した「
DEMONS' SCORE」(デモンズ・スコア)。ゲームの概要は
こちらの記事でお伝えしているとおりだが,筆者のいる台湾では,COMPUTEX TAIPEI 2012の2日め,台湾時間2012年6月6日からNVIDIAブースでプレイアブルとなっていたので,さっそく,その
直撮りムービーをお届けしてみたい。
オープンなブース内において,光沢パネルを採用するタブレット端末の画面を撮影したものなので,いろいろ映り込んでいるが,その点はあらかじめご了承のほどを。なお,プレイしているのは,ブースにいたところを捕まえて依頼した,NVIDIA Japanの
Steven Zhang(スティーブン・ザン)氏だ。
プレイヤーキャラクターは複数から選択可能。今回選んだキャラクターは,よく見るとスマートフォンらしきものを首から下げている。タイトルの「SCORE」は「楽譜」とかけてあるのかも
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「Unreal Engine 3」を採用して制作され,スクウェア・エニックスが「HD版」と位置づける高解像度版の開発においてはNVIDIAと協力したことも明らかになっているDEMONS' SCORE。田中公平氏や下村陽子氏など,ゲーム音楽の世界でもよく知られた作曲家が参加する「
ブレイクビーツアクション」だとスクウェア・エニックスは謳っているが,どんなゲームなのかは,ムービーを見れば一目瞭然だろう。“「
押忍!闘え!応援団」系リズムゲーム”と言ったほうが分かりやすいかもしれない。
ゲーム中の模様。展示されていたのは英語版だが,キャラクターの音声と口パクが合っていなかったので,日本語音声を想定して開発されているのかもしれない
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ちなみに,ムービーでお届けしているのはボス戦だが,デモ版にはボス戦と同じようなアクションで洞窟内を進むシーンもあり,そこでは敵キャラクターが「
ハラキリスシゲイシャー!」と叫んでいたりした。まあ,何というか,北米市場向けバカゲーなテイスト満載である。
ただ,フリープレイモードをざっとプレイした限り,ゲームとしての完成度はなかなか高い印象も受けた。グラフィックスのレベルも高いので,登場すると言われる今夏には,注目を集めることになるのではなかろうか。
洞窟の中を進むシーンでは,雑魚キャラを倒したり,扉を開けたりといったアクションを,リズムゲームの要領でこなしていく。いきなり「ハラキリスシゲイシャー!」というボイスが流れてきたときはどうしようかと思った
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