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水橋かおりさん,竹達彩奈さんら「那由多の軌跡」の声優さん達にインタビュー。限定版に同梱されるドラマCDや自身が演じたキャラクターについて聞いた
「那由多の軌跡」公式サイト
――「那由多の軌跡」限定版に同梱されるドラマCDの収録を終えて,どのような感想をお持ちですか?
水橋かおりさん(以下,水橋さん):
ゲームの「那由多の軌跡」はパートボイスなので,演者のほうも分かっていない部分が少々ありました。ドラマCDでは,だいたいどういう感じのストーリーか分かりますので,これからプレイする方に,予備知識として聞いていただければと思います。
茅野愛衣さん(以下,茅野さん):
ノイちゃんを久しぶりに演じさせていただいたんですけど,緊張感のあるシーンでも,どこかほんわかした雰囲気が出ていればいいなと思います。ファンの方には,ぜひゲームと合わせてドラマCDも楽しんでいただきたいですね。
水橋かおりさん |
茅野愛衣さん |
竹達彩奈さん(以下,竹達さん):
ゲームのときは一人で収録していたので,今回ドラマCDの収録でキャストの皆さんと掛け合いができて嬉しかったです。あと,収録で皆さんのキャラクターボイスを初めて聞けたのには感動しました。
クレハちゃんはとてもたどたどしくしゃべる子なんです。ナユタが焦っているときとか,釣られて,つい一緒に焦った演技になっちゃいそうになるんですけど,スタッフさんから「いや,もうちょっとボ〜っとしていてください」って言われたこともありました(笑)。
広橋 涼さん(以下,広橋さん):
ゲーム版で演じたシーンをドラマCDでも演じたんですが,ライラがすごくテンパッてたあとに出てくるナユタの演技を聞くと,「ああ〜,ナユタって,こういうふうに入ってくるんだ」と,新たな発見をしたみたいで嬉しかったです。あと,皆さんがどういう感じでキャラクターを演じているのか分かったので,ドラマCDはとても楽しく収録ができました。
竹達彩奈さん |
広橋 涼さん |
置鮎龍太郎さん(以下,置鮎さん):
ゼクストは,よく分からない感じで登場して,よく分からない感じで去っていきます(笑)。そのへんはゲームで明らかにされるのではないかと思いますので,ぜひゲームをプレイしていただいて,彼がどういう人なのかを確認してほしいですね。
――ご自身の演じられたキャラクターの紹介と,その見どころを教えてください。
ナユタは星が好きな15歳の男の子なんですが,そのくらいの年齢って,ちょうど大人と子供の境目くらいですよね。私の中ではナユタくらいの年齢って,もうそろそろ大人なイメージなんです。だから,少年っぽくもあり,どこか大人びた面も持ち合わせた,思春期独特の雰囲気が出てればいいなと思います。
茅野さん:
ナユタとしゃべっているときに,ノイがすごむシーンがあるんですけど,「この子がすごむってどんな感じなんだろう」と思いながら演じました。実際のシーンについてはドラマCDを聴いていただきたいんですが,自分としては,また新たなノイちゃんが発見できた感じがしました。皆さんにも,“すごむノイ”にぜひとも注目して聴いていただきたいです。
竹達さん:
クレハはずっと庭園で眠ってたんですけど,目覚めたばっかりなのですごくぼ〜っとしています。公式サイトとかでキャラクターイラストを見て「どういう子なんだろう?」と思ってらっしゃる方も多いでしょうけど,私的にも不思議な女の子なんです(笑)。
演じているときなど,思わず感情を入れたくなってしまうんですが,「もっとボ〜っとしてください」って言われて,何回もやり直しました。
ドラマCDでもボ〜っとしてるんですけど,ゲームの後半になるとどんどん感情を見せていくので,感情豊かになったクレハちゃんもゲームで見ていただけたらと思います。
広橋さん:
ライラはナユタの幼なじみの女の子なんですが,思春期って,女の子のほうが大人っぽいのかなって思います。だからライラのほうが精神年齢が上かなと思ったら,ナユタのほうが大人びているというか,実はそうでもないみたいな,なんとも言えないバランスが演じてて面白かったですね。
あと,ライラはこのゲームには珍しいくらい普通の女の子なので,そういうシーンも楽しんでください。
置鮎さん:
ゼクストに関しては,少なくともドラマCDでははっきりすべてを語っているわけではないので,「怪しい人」という感じが出ていれば,導入としてはいい感じになるのではないでしょうか。ユーザーの皆さんには,ゲームをプレイしてそこをはっきりさせてほしいですね。
――ご自身が演じたキャラクターのイラストを見て,どのような印象を受けましたか?
ナユタは,見た目的には想像していたより結構大人な感じがしました。ですから演技も少し子供,少し大人な感じが出るようにしました。15歳なので,恋したりされたりもしますし。そういう目線で見られても大丈夫なように演じられていたら,嬉しいです。
茅野さん:
ノイちゃんはクルクルした表現が多い子なんですよ。なので,攻撃を受けて「きゃあ」って言うときとかも,なるべく痛そうな感じがしないように演じました。ノイちゃんのそういう部分が表現できていればいいなと思います。
竹達さん:
クレハのすごく神秘的な感じというか,謎が多い部分に惹かれます。プレイヤーの皆さんも「クレハってどういうキャラクターなんだろう」って感じで,すごく気になると思いますが,そこが彼女の魅力なんじゃないかなと思います。
広橋さん:
ライラってルーズソックス履いてるし,やっぱりすごく日常な人なんだなって思います。あと,不器用なところが彼女の愛らしさではないかと思うので,ファンの方には,ライラのそういうところにも注目していただきたいですね。
置鮎さん:
ゼクストのしっかりとしたイラストは今回初めて見させていただいたんですけど,見るからに怪しかったです。きっと,会った瞬間は誰もが警戒するだろうという,いかにもただものではない感じですけど,実はすごく愛らしい部分もあると思っています。
――それでは最後に,読者の方にメッセージをお願いします。
置鮎さん:
ゲームのほうはパートボイスなので,プレイしてキャラクターの声を全部聴きたいなと思ったら,ぜひドラマCDを聴いてください。個人的には新たな展開も期待しているので,ユーザーの皆さんもぜひ応援してください。よろしくお願いします。
広橋さん:
実は私,PSP持ってるんですよ!
置鮎さん:
そんなに自慢するところ!?
広橋さん:
ドヤッみたいな顔で言いましたけど(笑)。多分皆さんと同じ時期に「那由多の軌跡」をプレイしていると思うので,同じように楽しみたいと思います。ファンの方々もぜひ楽しんでください。
竹達さん:
私は前回の「軌跡」シリーズにもちょこっと出させていただいたんですけど,「那由多の軌跡」では前回とは違った魅力がギュっと詰め込まれていると思います。しかも「軌跡」シリーズの雰囲気はそのまま残っているので,すごくしっかりしている作品だなって思いました。
ゲームもドラマCDも両方楽しんでいただきたいですね。よろしくお願いします。
茅野さん:
今まではノイちゃんのようなキャラクターを演じることは,あまりなかったんです。ですから演じるときには,語尾とかいろいろな部分に気を使いました。収録中,スタッフさんから「可愛らしく演じてください」と言われていたので,それを表現できていたらいいなと思います。ゲームでは戦いなどのシリアスなシーンもありますが,ノイちゃんを見てほっこりしていただければ嬉しいです。
水橋さん:
このドラマCDってちょうど夏休み中の話なんですよね。ですから,発売日である7月26日から始めてもらえれば,ナユタ達と一緒に夏休みの思い出を作れるんじゃないかなと思います。私は「零の軌跡」と「碧の軌跡」にも出演させていただいてるんですが,今回から新しい軌跡シリーズが始まるので,責任重大だなという気持ちもありつつ,一人のプレイヤーとしてどういう話になっていくんだろうというのも,すごく楽しみです。
――どうもありがとうございました。
また,シグナ・アルハゼン役の鈴村健一さん,アーサ・ハーシェル役の桑島法子さんから,別取りコメントもいただいたので,以下に掲載する。
鈴村健一さん |
桑島法子さん |
・鈴村健一さん
■ドラマCDの収録を終えた今のお気持ちをお聞かせください。
スムーズな収録でした。テンポ良く演じることができてホッとしています。
■ご自身が演じられたキャラクター,そしてシーンについてお聞かせください。
良き兄貴分として,ナユタを見守る素敵なキャラクターです。ゼクストと対峙するシーンは正義感あふれまくっちゃってます。
■ファンのみなさんにメッセージをお願いします。
(ドラマCDでは)ゲームの流れをそのまま感じることができるので,世界観に浸っていただければと思います。
・桑島法子さん
■ドラマCDの収録を終えた今のお気持ちをお聞かせください。
ゲームのときはひとりで収録していたので,今回,ほかの登場人物が「こういうキャラだったんだ」ということが分かったうえで収録できたことが,とてもよかったです。こんなキャラクター達がまわりにいて,アーサという人が形作られたんだなと感じられて,とても楽しかったです。
■ご自身が演じられたキャラクター,そしてシーンについてお聞かせください。
アーサはとても料理が得意で,「帰る場所」ともいえるところに常にいて,ナユタの心の支えになっている人だと思います。今回のドラマでも,そういうシーンに登場していますね。
■ファンのみなさんにメッセージをお願いします。
このドラマCDを聴くことができるのは,限定版を手にした方だけです(笑)。期待を持ってこの作品を選んでいただいたのであれば,幸いです。すごく楽しいキャラクター達と一緒に冒険ができる,素敵な作品になっていると思いますので,ゲームのほうも楽しんでいただければと思いますし,この作品がもっと広がってくれればと願っております。
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