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2Dスタイルとなった3DS「Castlevania - Lords of Shadow - 宿命の魔鏡」プレス体験会レポート。シリーズ最新作とコラボメニューを合わせて堪能
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印刷2013/02/27 14:37

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2Dスタイルとなった3DS「Castlevania - Lords of Shadow - 宿命の魔鏡」プレス体験会レポート。シリーズ最新作とコラボメニューを合わせて堪能

 2013年3月20日にKONAMIが発売するニンテンドー3DS用ソフト「Castlevania - Lords of Shadow - 宿命の魔鏡」。同作のプレス向け体験会が,東京・銀座にある「ヴァンパイアカフェ」で2月26日に開催された。

画像集#002のサムネイル/2Dスタイルとなった3DS「Castlevania - Lords of Shadow - 宿命の魔鏡」プレス体験会レポート。シリーズ最新作とコラボメニューを合わせて堪能

 ヴァンパイアカフェは,吸血鬼ドラキュラの館をイメージしたレストランで,本作のイメージにはピッタリの場所。こちらでは,本作の世界観をイメージした4種類のタイアップメニューが3月18日から4月30日まで提供される予定となっている。体験会では,それらメニューも来場者に振る舞われた(料理の写真は末尾に掲載)。

会場となったヴァンパイアカフェ。ドラキュラ伯爵の館をイメージしているだけあって,体験会にはうってつけの雰囲気だ
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進行役のお二人も雰囲気バッチリ。写真右はヴァンパイアカフェの主であるローズ伯爵である
画像集#005のサムネイル/2Dスタイルとなった3DS「Castlevania - Lords of Shadow - 宿命の魔鏡」プレス体験会レポート。シリーズ最新作とコラボメニューを合わせて堪能
 「Castlevania - Lords of Shadow - 宿命の魔鏡」は,2010年にリリースされた「キャッスルヴァニア ロード オブ シャドウ」PlayStation 3 / Xbox 360)の正統な続編で,同作の25年後を描いた作品となる。ドラキュラと化した前作の主人公 ガブリエル・ベルモンドの息子のトレバー・ベルモンドを始め,ディスクシステム版「悪魔城ドラキュラ」(1986年発売)の主人公 シモン・ベルモンドやアルカードなどを操作し,ドラキュラに立ち向かうアクションゲームだ。近年のシリーズ作品に見られる3Dスタイルから,ファンからの要望が多かった2Dのスタイルに回帰し,その内容も探索型のスクロールアクションとなっている。


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※画面は過去に公開された開発中のものです
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 会場では,KONAMIの欧州開発スタジオプロデューサー デイブ・コックス氏からのビデオレターも上映された。コックス氏から寄せられたコメントは,以下のとおりだ。

「欧州目線で見た新たな発想によって作られた『悪魔城ドラキュラ』。この新しい世界観で繰り広げられる,ベルモンド一族対ドラキュラの血で血を洗う壮絶な戦いを,本作でご堪能ください。本作は古き良きファミリーコンピュータやスーパーファミコン時代の作品のように,横スクロールの探索型アクションを意識して作っています。悪魔城ドラキュラは日本のスタッフによって開発され,日本独自の味付けが施されてきたゲームだけに,本作がみなさんの目にどのように映るか非常に楽しみです。本作の開発チームMercury Steam Entertainmentは,悪魔城ドラキュラという作品に対してただならぬ熱意を持っているだけに,彼らと共に作りあげたこのシリーズを,ファンの皆様に気に入っていただけることを,心から祈っております」

画像集#006のサムネイル/2Dスタイルとなった3DS「Castlevania - Lords of Shadow - 宿命の魔鏡」プレス体験会レポート。シリーズ最新作とコラボメニューを合わせて堪能

 さてここからは,会場で試遊できた本作の簡単なプレイレポートをお届けしよう。今回試せたのはマスターアップした完成版で,製品とほぼ同じ仕様のものだ。

 まずはチュートリアル。本作では,ガブリエルがプレイヤーキャラクターとして登場する“前作の1年前を描いたプロローグ”がチュートリアルとなっていた。挿入されるムービーが写実的なCGではなく,トゥーンレンダリングによって描かれていたのが印象的だ。

 前述のとおりゲームシステムは,前作とは大きく異なる2Dのスクロールタイプのアクションゲームである。ただしグラフィックスはドット絵ではなく3Dモデルを使ったもので,キャラクターの動きは非常に滑らかなものになっていた。
 主人公の主武器となるムチには,通常攻撃(Yボタン)と範囲攻撃(Xボタン)があり,それぞれうまく使い分ける必要がある。正面を攻撃するときは通常攻撃,後方や上空の敵を攻撃する場合は,ムチを後方から前方へ大きく振りかぶる範囲攻撃といったところだろうか。通常/範囲攻撃は,ボタンを連続して押すことでコンビネーションにもなる。多くの敵は一撃で倒せないので,コンビネーションによる連続攻撃が基本となるだろう。

本作の基本操作はこのようになっている。キーアサインは,オプションで変更可能だ
画像集#013のサムネイル/2Dスタイルとなった3DS「Castlevania - Lords of Shadow - 宿命の魔鏡」プレス体験会レポート。シリーズ最新作とコラボメニューを合わせて堪能
 敵からの攻撃は,Lボタンでブロックするか,ブロックできない攻撃はスライドパッド下+Lボタンで回避する。敵の攻撃をジャストなタイミングでブロックすると敵がひるみ,こちらからカウンター攻撃を叩き込むこともできる。
 敵が弱ってスタン状態になっているときにRボタンを押せば,敵を掴んで引き寄せ,そのままトドメを刺せる。トドメのアクションは敵によって変わるが,このあたりは3Dグラフィックスならではといったところだろう。
 そのほか,Aボタンでサブウェポン,十字ボタンの左右で特殊能力が使えるが,これらはゲームを進めることで取得できるものだ。敵を倒すと経験値が入り,主人公のレベルによって新しい技が開放されていくという要素があることも覚えておきたい。

 なお本作には複数のプレイヤーキャラクターが存在しており,それぞれのシナリオをクリアしていくことで,物語の全貌が明らかになる仕組みとなっている。最初は,前述のプロローグから57年後の世界で,シモン・ベルモンドが活躍。本作のメインビジュアルにも登場している,髭をたくわえた赤い髪の巨漢であるシモンが,やはりムチを武器に戦う。
 ステージはかつてニンテンドーDSでリリースされた「悪魔城ドラキュラ 奪われた刻印」のように,前後(左右)や上下にマップを往来できる構造で,主人公が一度通った場所は,3DSの下画面のマップに表示されていく。ステージには特殊能力などを使用しないと進めない場所もあり,マップにはそういった条件を記録しておくためのマーカーとメモの機能も用意されていた。このあたりは,本作の面白さの一環を“探索”が担っていることを感じさせる仕様である。

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 本作をプレイして,ただ攻撃するだけでなく,ブロックなどのアクションを織り交ぜて敵との駆け引きを楽しめるあたりに“前作に近い”という印象を受けた。2Dスタイルになってはいるものの,ドット絵時代のシリーズとはプレイフィールは異なり,ある程度腰を据えて遊び込める内容だと感じられたのだ。
 今回,難度設定はデフォルトのままプレイしたが,それでもほどほどに歯ごたえがあった。これが難しい場合も,ゲーム中に難度の変更ができるので問題ないだろう。


画像集#008のサムネイル/2Dスタイルとなった3DS「Castlevania - Lords of Shadow - 宿命の魔鏡」プレス体験会レポート。シリーズ最新作とコラボメニューを合わせて堪能

 シモン・ベルモンドが登場,骨を投げるスケルトン,肉を取って回復する主人公といったお馴染みの演出も多々盛り込まれ,シリーズのファンならニヤリとしながら楽しめるはず。本作から27年前に発売されたシリーズ第1作「悪魔城ドラキュラ」は3DSのバーチャルコンソールで配信されているので,同じハード上で元祖と最新作を遊び比べてみるのも面白いかもしれない。

コラボレーションメニュー


「月夜に照らされた漆黒の呪い−悪魔城の幻影−」〜チキンの彩り野菜のグーラッシュ サワークリーム添え〜(1100円)。グーラッシュとは,ゲームの舞台となるドラキュラ伝説で知られるトランシルヴァニア地方の煮込み料理のこと。棺桶型のトレーに城をかたどったパウダーアートが施されている
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「宿命の魔境−ベルモンドの悲劇−」〜フランボワーズのパンナコッタ 4種ベリーとアングレーズのソース〜(650円)。十字架をモチーフにしたパンナコッタで,ベルモンド一族の悲しい宿命をイメージ。本作の武器であるムチがチョコレートソースのデコレーションで描かれている
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「トレバー・ベルモンドの決意」(850円)。主人公の1人,トレバーの鎧のカラーである緑をイメージしたウォッカベースのカクテル
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「復習のシモン・ベルモンド」(750円)。シモン・ベルモンドのイメージカラーの赤を,クランベリーやブラッドオレンジで表現。父の遺品のペンダントをデコレーションで再現したノンアルコールカクテル
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「Castlevania - Lords of Shadow - 宿命の魔鏡」公式サイト

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    Castlevania - Lords of Shadow - 宿命の魔鏡

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