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[gamescom]シリーズ初のPS Vita版となる「KILLZONE: MERCENARY」。特殊端末“VAN-Guard”や充実のマルチプレイモードが紹介されたプレゼンをレポート
そんな本作でディレクターを務めるGuerrilla CambridgeのPiers Jackson氏が,gamescom 2013初日にプレゼンテーションを行ったので,本稿ではその内容をレポートしよう。
「KILLZONE: MERCENARY」公式サイト
装備も所属陣営もプレイヤー次第
KILLZONEに新たな楽しみを吹き込む“傭兵”という立場
時代設定は「KILLZONE」と「KILLZONE 2」の間となっており,サブタイトルが示しているように,主人公は傭兵だ。Jackson氏によると,それこそが本作のアピールポイントで,敵を倒したときに報酬額が表示されるという演出を盛り込んであるという。
主人公が傭兵ということで,装備品も比較的自由に選択できるようだ。プレイヤーは,戦闘で得た報酬で武器やアーマーなどを買い,次の戦いに備える。プライマリウェポンは12種,セカンダリウェポンは22種,アーマーは6種,そして投擲武器は5種が用意されるので,懐具合と相談しつつ,ミッション内容に適した装備を整えることになるわけだ。
ちなみに,ゲームプレイ中にスタートボタンを押すと,画面にVAN-GuardのUIが映し出され,そこに「タイトル画面に戻る」「ゲームに戻る」といったメニューが表示される。敵を倒したときの報酬額の表示と同様,ゲームへの没入度を高める演出は随所に盛り込まれているようだ。
PS Vitaの限界に迫るグラフィックスや
充実のマルチプレイモードに注目
MERCENARY WARFAREは,参加者全員が敵となる個人対戦モード。制限時間内で最高額の報酬を得たプレイヤーが勝者となる。
GUERRILLA WARFAREは,ISAとヘルガストに分かれて戦うチーム対戦モードだ。制限時間内に一定のキル数を達成したチームが勝ちとなる。
そしてWARZONEは,2チームに分かれて5つのフェーズで勝敗を競い合うモードだ。各フェーズはルールや目的が異なるので,チームワークだけでなく,より戦術的なプレイが求められるとのことである。
PS3とPS Vitaの性能差を考えれば,グラフィックス面のパワーダウンは仕方のないことだろう。だが,プレゼンテーション中に大型ディスプレイへ映し出されていたインゲーム映像やプロモーションムービーを見る限り,PS3版との差は(筆者には)ほとんど感じられなかった。その「相当頑張っている」絵作りは,本稿に掲載したスクリーンショットからも十分確認できるのではないだろうか。
なお,プレゼンテーションの最後で,2013年8月27日より,マルチプレイのオープンβテストが実施されるという発表があった。日本からOBTに参加できるかどうかは今のところ不明だが,KILLZONEファンは公式サイトをこまめにチェックしておいたほうがよさそうだ。
「KILLZONE: MERCENARY」公式サイト
- 関連タイトル:
KILLZONE: MERCENARY
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(C)2013 Sony Computer Entertainment Europe. Published by Sony Computer Entertainment Inc. Developed by Guerrilla Cambridge.
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