F2P型のオンラインゲームとして復活した潜水艦シミュレータ「Silent Hunter Online」のオープンβテストがスタート

　Ubisoft Entertainmentは，潜水艦コンバットシム最新版「Silent Hunter Online」のオープンβテストを開始した。

　Silent Hunter Onlineの開発を手がけるのは，ここのところ「Might ＆ Magic Heroes Online」や「Anno Online」など，同社のIPを利用したFree-to-Play型のブラウザゲームを量産しているUbisoft Blue Byteだ。


　本作は，さまざまなミッションを仲間達とプレイするCo-opモードにフォーカスした内容で，プレイヤーは，アメリカやドイツの潜水艦を用いて“Wolfpack”と呼ばれる船団を形成し，第二次世界大戦時代の大西洋やバルト海，北海などで“静かなる狩り”を行うというゲームになっている。

　Silent Hunter OnlineはFlash 11を利用して開発が進められており，霧や雨，嵐などの気象効果も表現されているという。ほとんどのゲームプレイは，潜望鏡とその周囲の計器，そしてマップを見比べながらの地味なシミュレーションになりそうだが，今回リリースされたトレイラーでは，3Dグラフィックスによるカットシーンも確認できた。


　正式サービスの開始時期は明らかにされていないが，今回のオープンβテストでサーバーへの負荷やプレイヤー動向を確認しつつ，修正を加えていくソフトローンチになると思われる。従来シリーズ作は少し取っつきにくいコンバットシミュレータだが，本作は基本プレイ無料で遊べるので，興味のある人は挑戦してみるといいだろう。

「Silent Hunter Online」公式サイト