連載
電撃で敵をなぎ倒すのが爽快なiOS向けアクションシューティング「ElectroMaster」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第41回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
8bit風のレトロなグラフィックスと,単純&爽快なゲーム性で筆者の心をグッと掴んだiOS向けアクションシューティング「ElectroMaster」を紹介しよう。本作は,配信開始時は350円(税込)だったタイトルだが,現在は無料でダウンロード可能となっている。
「ElectroMaster」ダウンロードページ
敵にさらわれた妹を助け出し,朝食を作ってもらうのが目的という,独特なストーリーが印象的な本作。プレイヤーは,電撃で攻撃できる女の子を操作し,敵を倒していくことになる。
操作はシンプルで,画面をタップすれば,その場所に向かって女の子が進んでいき,画面をホールドすると蓄電,その後,指を離すと放電(攻撃)できるようになっている。
蓄電している時間が長ければ長いほど放電時間が長くなり,放電中に画面をタッチ操作すれば攻撃の方向を変更可能。たとえば放電中に,画面をぐるりと回すようになぞると,女の子の周囲をなぎ払うように攻撃できる。この電撃攻撃を用いて,画面内にいる敵をすべて倒せばステージクリアとなるのだ。
基本的には,敵がいないスペースを探しながら蓄電し,ある程度蓄電できたら放電するというのを繰り返していくことになる。序盤は敵の数が少ないので余裕かもしれないが,ステージが進むと,画面を覆い尽くすほど大量の敵が出現するので,うまく空きスペースを探すことが重要になっていく。
ある程度のステージをクリアすると,妹を救うことに成功するので,これでハッピーエンド……にはならない。妹は救うたびにさらわれてしまうため,ゲームは延々とこの流れを繰り返しながらエンドレスに続いていくのだ。
ステージが進むにつれて難度が高くなっていき,登場する敵キャラクターもさまざま。移動速度が遅いため最も倒しやすい「小さな女の子」,移動速度が速い「金髪ツインテールの女学生」,雑魚敵を産み続ける「宇宙人」,突如移動速度が速くなる「ロボット」などが登場する。
ちなみにどの敵も,敵キャラクターが少なくなるステージクリア直前には,色が赤くなり,動きが急に速くなるので,十分に警戒する必要があるだろう。
複数の敵を同時に倒すとコンボとなり,コンボ数が10の倍数だとフルーツが出現する。フルーツを入手すれば,ボーナス得点が得られるので,余裕があれば獲得していくといいだろう。また,ステージクリア時には,ハートの残数が多いほどボーナスポイントが得られる。なるべくノーダメージでのクリアを狙っていきたいところだ。
タップした指に女の子が向かってくる操作性ゆえ,女の子の位置が指で隠れてしまい,確認しづらいという難点はあるかもしれないが,大量の敵をなぎ倒す爽快感はやみつきになること間違いなし。ステージが進むと難度もかなり上がってくるので,やり応えも十分だ。
「ElectroMaster」ダウンロードページ
著者紹介:トリスター/目代将規
ゲームやアニメの書籍企画,編集,シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや,一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。
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