ニュース
「黒い砂漠」&「黒い砂漠MOBILE」のオンラインイベント「ハイデル宴会」をレポート。「コルセア」や2021年後半のロードマップが公開
このイベントは,全世界の黒い砂漠および黒い砂漠MOBILEのプレイヤーと一緒に楽しい時間を過ごすというコンセプトで開催されたもので,最新情報の公開をはじめ視聴者参加型のクイズイベントや,黒い砂漠シリーズの楽曲の生演奏,世界中のプレイヤーから寄せられた質問や要望に返答するキーワードトークなど,多彩なプログラムで構成されていた。
本稿では,新クラス「コルセア」や,黒い砂漠と黒い砂漠MOBILEの2021年後半のロードマップといった最新情報を中心にレポートする。
新クラス「コルセア」は自由奔放な海の女! ロープアクションと人魚への変身が楽しめるクラスだ
既報のとおり,2021年6月29日に新クラス「コルセア」が全プラットフォームで実装される。その名のとおり「海賊」というコンセプトから生まれたクラスで,自由奔放で愉快な明るいキャラクターをイメージして作成したという。メイン武器は蛇腹剣「セレナカ」という伸縮する剣で,同時に公開されたPVを見ると攻撃範囲はかなり広そうだ。
「黒い砂漠(MOBILE)」の新クラス「コルセア」が全プラットフォームで6月29日に同時実装
Pearl Abyssは本日(6月19日),MMORPG「黒い砂漠」と「黒い砂漠MOBILE」のオンラインイベント「ハイデル宴会」を開催し,その中で新クラス「コルセア」を6月29日に全プラットフォームで実装すると発表した。
補助武器は冒険中に手に入れたという「マレカ」という袋で,ここから神秘的なロープを取り出して空中に固定して一気に移動したり,固定した場所を中心に円を描くように動くスライディングアクションが行える。また,現時点では発生方法はよく分からない「波」を利用して移動できるなど,これまでのクラスにはない高機動アクションバトルが楽しめるようだ。
特定のスキルを使用すると人魚に変身できる。波間を泳ぐように空中を高速移動しながらスキル攻撃を繰り出すさまは,見た目も美しい。
ここ最近は少し重いテーマが続いていたので,コルセアのストーリーは爽快で夏らしい明るいストーリーを目指したとのこと。しかも驚くことに,なんと彼女は「秘密の万屋」でプレイヤーになじみ深いパトリジオの娘なのだとか。そのまま裕福な商人のお嬢様として生きていくことになるはずだったが,思春期特有の無謀さというか,パトリジオが大事にしていた宝の地図を盗んで海に飛び出してしまったのだという。彼女がどうして冒険に憧れ,パタパタ海賊団の隊長になったのかは今後のストーリーで語られるそうなので期待したい。
今後,PC/コンシューマ版,MOBILE版それぞれでコルセア実装記念キャンペーンや,実装後のイベントなどが実施される予定だ。条件を満たしたり達成したりすることで,ゲーム内アイテムがもらえるほか,リアルグッズもプレゼントされるとのことなので,このチャンスを逃さないようにしたい。
黒い砂漠&黒い砂漠MOBILEの2021年下半期ロードマップをそれぞれ紹介
続いて,黒い砂漠と黒い砂漠MOBILEの2021年後半のロードマップを紹介しよう。なお,グローバル版と表記されているものは,韓国以外のPC/コンシューマ版黒い砂漠を示している。
→「黒い砂漠MOBILE」のロードマップはこちら
●黒い砂漠(PC/コンシューマ版)
冒頭に「黒い砂漠」統括プロデューサーのキム・ジェヒ氏は,本イベントについて挨拶するとともに2021年上半期のアップデートをふり返った。
続いて,ゲームデザイン室長のチャン・ジェソク氏から2021年後半のロードマップが紹介された。今回の発表内容は,6月中旬から下半期にかけて行われるアップデート予定で,“グローバル版やコンシューマ版は1〜2週間,最大で1〜2か月遅れる可能性がある”とのことだ。
・サマーシーズン/成長パス/黒い砂漠ミニチャンネル
6月29日にサマーシーズンがスタート。今回のサマーシーズンは全世界同時で,さらにコンシューマ版にも導入される。主に新規プレイヤー向けのコンテンツとして機能してきたシーズンサーバーだが,改善点も多く寄せられていて,その補完策の1つとして,シーズンサーバー卒業後の特典の強化が予定されている。
シーズンパスに似た「卒業パス」といった形で,プレイヤーに短期目標と長期目標を提示し,目標達成時の特典を強化することでプレイへの意欲を高めたいとした。
また,シーズン中で別のキャラクターに変更したい場合は,一度キャラクターを削除する必要があったが,成長したシーズンキャラクターの権限を他の一般キャラクターへ移転できる機能の開発も行っているという。その際,装備中のトゥバラ装備も,移転先のキャラクターにあった形に変換できるようにするとのことだ。
ミニチャンネルとは,他のプレイヤーが入ってこられない,自身のみが占有できる限定的なエリアチャンネルだ。他のプレイヤーは勝手に入ってこられないが,30人まで招待できる。
利用期間は1日で,対象となるエリアは「バレノス」「セレンディア」「カルフェオン」「メディア」「カーマスリビア」「バレンシア」。入場資格は,イベントや特別なミッションをクリアすることで与えられる予定だという。ミニチャンネルはシーズンサーバーにのみ適用されるコンテンツだが,一般サーバーにも導入する予定があるそうだ。
・大邸宅
プレイヤー個人が所有できる家で,最初の大邸宅の位置はハイデルと東部境界の間になる。これまでのハウジングは内装のみだったが,大邸宅は外装も変更できる。また,大邸宅専用の家具も追加されるという。
・アトラクシオン「バアマキア」がグローバル/コンシューマ版にも登場
韓国で先行実装されていたアトラクシオン「バアマキア」が,7月21日にグローバル/コンシューマ版で実装される。
また,現在海底をテーマにした「シガラキア」も7月29日に実装予定で,ここで登場する古代兵器の1つ「セチルトス」は「電気の流れを理解することが攻略のポイント」なのだとか。アトラクシオンは全4地域を予定していて,残りの「ヨルナキア」と「オルゼキア」は年内リリースを目標に開発が進んでいる。
そして最終地域となるオルゼキアには,重要NPCイレズラが最終ボスとして登場する。オルゼキアは,コンシューマ版を含めて世界同時リリースを目指しているとのことだ。
・新ミニゲーム「ヤーラ」
8月12日に,ポーカーとボードゲーム「ヤッツィー」のルールをベースに,冒険者が所有する“知識”をカードとして使う対戦型ミニゲーム「ヤーラ」が実装される。NPCと戦うだけでなく,プレイヤー間でも対戦可能。対戦は1vs.1だけでなく,多人数戦もできる。
・赤の戦場の新規地域
8月19日に,赤の戦場に新規地域が追加される。8月19日に1つ,9月か10月にもう1つが追加される予定だ。1つめの地域は,2つの勢力が対峙するライン戦と呼ばれる戦闘形式になり,自分のポイントを消費して味方にバフ効果を与えられる。
2つめの地域は首都バレンシアによる市街戦で,地域を占領するルールが適用されるという。また,赤の戦場は,少しでもプレイヤーを参加しやすくするため,迷彩服が適用されない環境を提供する予定もあるとのことだ。
・深海の恐怖
緊張してプレイするという意味で「恐怖」という言葉が使われているのが,8月26日に実装予定の新たな狩り場「深海の恐怖」だ。かなりハードな狩り場で,視野が制限されるという特徴があるとのことだ。
・PvPシーズン/10:10クルー対戦/ソラレの闘技場
PvPシーズンは,サマーシーズンなどと同様にシーズンの概念を取り入れたものだという。これは,PvPへの参加を促しつつ,新たな専用コンテンツを追加することで,より多くのプレイヤーにPvPを楽しんでもらうという意図があるとのこと。
そのコンテンツが「10:10クルー対戦」と「ソラレの闘技場」の2つだ。「10:10クルー対戦」は,異なるクラスで構成された10人が1つのクルーとなり,いばらの砦で他のクルーと対戦するコンテンツ。「10:10クルー対戦」は地域別で実施され,チャンピオンズリーグの開催も予定している。チャンピオンズリーグは,日本,韓国,台湾・香港,マカオ,タイ,東南アジアといったアジア地域を先行して進める予定で,その他の地域は,テストこそ行っているものの物理的な距離の問題があり,今年の開催は難しいという。
「ソラレの闘技場」はランキング制の闘技場で,申し込むと自動でマッチングが行われ,専用闘技場で対戦するコンテンツだ。1vs.1が基本だが,必要に応じて2vs.2,3vs.3までの拡張を予定している。
この2つのコンテンツは,より多くのプレイヤーに参加してもらうため,最初のシーズンは成長値に上限を設ける予定で,従来の攻防値の基準で620〜630になるという。シーズンを終えるとランクや記録に応じて戦利品や特別称号などがもらえる。最初のPvPシーズンは,短ければ1か月,長くても2〜3か月を予定しているとのことだ。
・微睡みのディネ
9月2日の実装を予定している幻想馬の上位種「微睡みのディネ」は,短時間ながらも海や川を疾走できるスキルが追加される。
・貿易時代
9月30日実装予定の「貿易時代」は,貿易コンテンツを改変するもので,全貿易品相場の“チャンネル統合”への同期,勢力と派閥,馬車に帆船に似た増築の概念が大きなポイントだ。
派閥と勢力というのは,プレイヤーがいくつかある商団の1つに所属し,他の商団と協力・競争することになるもの。商団に投資をすることで影響力を高めたり,新たな貿易品を製作できるようなったりする。将来的には商団のトップになることもできるようにしたいとのことだ。
増築の概念は,馬車を使い捨てにするのではなく,増築して永久に使えるようにするといったもの。ラクダの場合は,複数のラクダを連れてキャラバンを編成できるようになるという。
・エルビアカルフェオン&ブラックスターレイド
10月14日には,カルフェオン地域を舞台としたエルビアチャンネルが拡張され,ブラックスターレイドが追加される。新たなエリアとなるカルフェオン地域は最上位の狩り場となり,攻撃力は最低290以上,最上位難度となるヘッセ・マリー地域は攻撃力340以上になるとのこと。さらにこの地域には,天気の効果を含め環境的な状況を戦略的に使用できるようになるという。また,視覚的な意味でも,他の地域と演出が異なるとのことだ。
・既存クラスのリブート
これまでに,いくつものクラスが産み出されてきたが,その一方で初期の既存クラスが色褪せてしまっている面があるため,既存17クラスのリブートが予定されている。リブートのポイントは,キャラクターの性能をガラリと変えるのではなく,クラスの特色はそのままにスキルの攻撃範囲や命中値などといった性能や判定部分を補うアップグレード的な意味合いだという。
必要に応じてクラスのコンセプトを際だたせるスキル効果に手を加えたり,あまり使われていないスキルをリメイクすることもあるとのこと。また,クラス固有の能力をすべてのクラスにも適用する予定があるという。リブートの第1弾は10月中旬を予定しており,それ以降は2〜3週間にわたってすべてのクラスに適用できることを目標としているそうだ。
・演出の強化
全体的な演出がリニューアル,強化される。今回のイベントではゲーム開始時のチュートリアルの模様が公開された。
演出の強化は,10年,20年先の黒い砂漠を見据えたもので,長期的な改変となる。どんな形で新しい黒い砂漠が楽しめるようになるのか期待したい。
・真Vアクセサリ育成
最後に,日本で6月20日より配布されるアイテム「燃える満月の尾」について言及された。
このアイテムを持ってクエストを進めていくと「ナクの耳飾り」「ツングラドのイヤリング」「三日月守護者のリング」のうち1つを入手できる。そして入手したアイテムを育てていくことで,真Vアクセサリーが手に入るというものだ。
これは,入手が難しい真Vアクセサリーを誰もが確実に1つは手に入れられるようにと考えられたコンテンツで,完成するとアクセサリに冒険者の名前が刻まれるという。とはいえ,完成させるまでには3〜6か月はかかるとのことなので,じっくりコツコツ育てていくことになりそうだ。
●黒い砂漠MOBILE
最初に統括プロデューサーであるチョ・ヨンミン氏が,2021年上半期をふり返った。
上半期には経験改善として,メイン依頼とストーリーの家門統合作業を行い,家門内の1人のキャラクターが進行状況を他のキャラクターに適用されるように変更したり,領民やサブキャラクターでコンテンツをクリアできる家門派遣とハドゥム領域調査を追加,そして「黒い石神殿」に報酬が得られる最低保証時間を設け,全体的にプレイ時間やストレスの軽減し,より快適に楽しくプレイできる環境を構築してきた話す。
そして,追加及びリニューアルされたコンテンツとして,まず台湾,香港,マカオと日本で幻想馬「ドゥーム」の実装を発表した。グローバルサービスは,馬の成長速度を注視し,それによってタイミングを測るとのこと。残りの幻想馬はストーリーの拡張に伴って実装を考えているという。
チョ氏に続き,韓国,日本,台湾,香港,マカオのロードマップがキム・チャンウク氏とキム・ジュヒョン氏によって発表された。PC/コンシューマ版のロードマップと同様に,こちらのロードマップで公開されたコンテンツも実装時期は韓国が基準となっており,日本などはその後となるようだ。
キム・チャンウク氏は,PvPのキャラバランス調整をはじめ,上半期の計画のうち,闘技場一般対戦ランキングやカーマスリビアのワールドボス「オピン」,妖精,アトゥマフ,新装備などまだ仕上げられてない要素を完成させる計画を持っていると話した。そしてキム・チャンウク氏は,戦争コンテンツの拡張と,それをどうプレイヤーに伝えるかについて言及した。
キム・チャンウク氏は,まず「アトル戦争」という新しい戦争コンテンツの計画を発表した。戦争の舞台となるのはメディア。メディア領地内の古代人の遺跡に眠る古代兵器「アトル」をめぐって,バレンシアとカルフェオンの政治戦に加え,メディアの商人たちは戦いを長引かせつつ利益を得られるよう誘導するといった多面的な戦いを描いたものになるそうだ。
プレイヤーは,商人の依頼を受けて各地域での戦闘に参加したり,特定エリアの調査を行ったりと,さまざまな形で戦争に介入することになる。支持勢力を決めたあとは,攻城戦に参加したり,政治的な介入を行える追加コンテンツも楽しめるようになるという。
このアトル戦争を,より楽しめるようにするために,全サーバーを1つの連合として連結できるよう開発を進めていくとのことだ。
次にキャラクターの装備について言及し,混沌等級以上の装備の素材や,装備の完成品そのものをカーマスリビアで入手できることを検討しているという。入手難度はそれなりに高くなるが,苦労した分の能力はあるとのこと。さらに,装備にさまざまなオプションを付けることで既存の装備との差が付くようにし,また潜在力が100%伝授できる予定だという。
そして,その準備段階として太古装備獲得に苦労しているプレイヤーのため,ワールドボス破片の統合作業を行ったとして発表を締めくくった。
キム・チャンウク氏からバトンタッチされたキム・ジュヒョン氏は,コンテンツの改善や拡張について発表した。
・大洋コンテンツ改善
大洋コンテンツは,従来とは大きくプレイフィールが異なるため,プレイヤーの好き嫌いが大きいコンテンツだ。であるにも関わらず,装備品を入手して戦闘力を上げるためという理由さえあればプレイしてもらえると考えていたそうだが,それが大きな間違いであることに気づいたのだという。
大きなポイントは,大洋コンテンツからキャラクターの戦闘力に影響を及ぼす要素を分離させ,キャラクターを強くするために遊ばなくてはならないという負担をなくすこと。そして,大洋コンテンツで手に入るものは,船舶を成長させるものに限り,大洋コンテンツを楽しみたい人はより楽しめるよう,そうでない人は無理に遊ばなくてもよくなるよう調整していくという。
・家門派遣
家門派遣は,サブキャラクターを各コンテンツに派遣して報酬を受け取るというコンテンツだ。今後は1つのコンテンツに派遣できる人数を増やしたり,派遣できるコンテンツそのものを増やしていくという。派遣人数の増加は,ゲーム内要素を達成した場合に可能になるようだ。
7月中旬には新たな派遣先として大砂漠,先ほどの大洋コンテンツの改善後は大洋への家門派遣が可能になり,さらに下半期中には討伐へも派遣できるよう考えているとのことだ。
・栄光の道SEASON制度改善
栄光の道でしか獲得できない記章は,強くなるためとはいえ3か月ごとのSEASONの初期化と同時に集め直さなくてはならない負担がある。ここに大きなストレスを感じているプレイヤーが多いため,SEASON10以降は入手した記章を継続して使えるように改善される。具体的な内容はまだ公開できないそうだが,少なくともSEASON1では新たな記章は登場しないとのこと。
・ワールドボス「オピン」
早ければ7月頃の実装を予定している「オピン」は,従来のワールドボスとは違い,“共同討伐隊”というレイド的なコンテンツだ。プレイヤーは1週間に1回,10人のプレイヤーを集めてオピン討伐に挑戦できる。
オピン討伐戦は,プレイ中に倒れても復活できず,全員が死亡すると挑戦失敗となり最初からやり直すことになる。外周にはプレイヤーキャラを回復してくれるNPCがいるが,モンスターが出現してNPCを攻撃することもあるため,守るために人数を割くなど,攻略には戦略的な要素もあるようだ。また,オピンには4本の足があり,それぞれ機能が異なるため,どの足から破壊するかなども攻略の大きなポイントとなるという。
トータルで見てもかなりの高難度のコンテンツだが,討伐に成功すればそれに見合った報酬が獲得できるので,チャレンジのしがいがありそうだ。
・妖精
カーマスリビアにいる妖精は,簡単に出会えない不思議な存在だ。それだけに仲間にできれば,妖精が持つ特別なスキルによって大きな効果を受けられるという。今年の夏が過ぎるぐらいまでには実装したいというのが,開発チームの目標だそうだ。
・太陽の戦場 新マップ
開発の大詰めを迎えた新マップは一直線の形をしていて,マップ上に配置された「古代の黒い祭壇」をめぐる,一種の陣取りゲームのようなルールになっているという。
太陽の戦場で勝敗の鍵を握る「副隊長の武器」は,想定とは異なるプレイや,取ることで不利になってしまうことなどを鑑みて,復活拠点で剣が精製されるようにし,剣を持った状態で相手を倒すことでパワーアップするといったものに変更される。これらに加えて「名誉勲章商店」の改善も進めており,2種類の象と衣装「影の追跡者」以外の商品が変更されるのだそうだ。
・領地9段階と神話等級の領地民
領地段階に9段階めを実装し,新たな建築物が追加される。新しい建築物ではアイテムの調合ができたり,石像を設置することでバフを受けられたりする。
領地民が神話等級になると,領地民が活用される場面に特化した特別なスキルを学ぶことができる。
・黒い太陽リニューアル
バレンシア西部とバレンシア北部に黒い太陽が昇ると,そのエリアはPvPエリアとなる。黒い太陽が出現すると強制的にPvPに参加することになってしまい,メインクエストなどが進行できなくなってしまう。また,高い戦闘力を持つプレイヤーにとっては,苦労のわりに報酬がそぐわないエリアとなってしまい,あまりメリットもなかった。
そこで今回のリニューアルで,黒い太陽の昇る場所を大砂漠に変更し,報酬に「呪術の根源」などを追加することで参加者のモチベーションを上げるとともに,メインクエストの動線を開放することになった。
なお,大砂漠では精製水が消費されるが,黒い太陽が昇っている時間は精製水が消費されず,また精製水を凍らせるNPCが登場して精製水の時間を延長できるようになるとのことだ。
・アトゥマフ
以前「隠された古代遺跡」という名称で公開されていた新ギルドコンテンツ「アトゥマフ」。現在は開発初期状態のコンテンツで,拠点戦や攻城戦で占領中のギルドが参加できる競争型のフィールドコンテンツになるという。特定の時間や条件を満たしたギルドのみ入場でき,他のギルドとPvPを行いつつフィールド内のボスモンスターを討伐することが目的だ。
ボスの討伐報酬は,ラストアタック方式ではなくギルドごとの累積ダメージで判定されるようなので,他のギルドを牽制しつついかにしてボスモンスターにダメージを与えていくのかがポイントになるという。
・利便性の改善
利便性の改善では,細かな操作や仕様についての改善点が述べられた。
パールの消費方式については,デュアルパール商品を購入する際,ブラックパールが先に消費されるように変更。パールを保有していても,ブラックパール商品を自由に購入できるようになる。このアップデートは7月中に実装される予定だ。
また,手間のかかるペットの合成が,一気に合成できる機能が追加されたり,ワールドボス知識Lv10以上なら,ワールドボス入場時の登場演出が出ないようになったりと,プレイ上の利便性も向上している。
さらに,ワールドボスについては,昼に挑戦できなかった場合は夕方に挑戦できるようになるなど,時間に囚われずに挑戦できるようにするという。入場可能時間が1日2回になるので,ライフスタイルに合わせた挑戦ができるようになるのは嬉しい限りだ。
このほか,義兄弟依頼は,内容によってクリアが面倒なうえにキャンセルできないものもあるので,それらをリニューアルして,より価値のある報酬が得られるように調整を行うという。
なお,クローゼットの最大保管個数も400まで拡張される予定だ。それでもまだ少ないというプレイヤーがいるかもしれないが,サーバー容量を圧迫する要素でもあるので,ご理解くださいとのことだった。
最後に新クラス「コルセア」について,レベル50到達でエント服,レベル60に到達すると砂漠迷彩服が手に入る「コルセアレベル達成イベント」の実施が発表された。期間は6月29日〜7月19日23:59まで。イベントの詳細については公式サイトで確認しよう。
「黒い砂漠」(PC)公式サイト
「黒い砂漠」(コンシューマ機)公式サイト
「黒い砂漠MOBILE」公式サイト
「黒い砂漠MOBILE」ダウンロードページ
「黒い砂漠MOBILE」ダウンロードページ
- 関連タイトル:
黒い砂漠
- 関連タイトル:
黒い砂漠
- 関連タイトル:
黒い砂漠
- 関連タイトル:
黒い砂漠MOBILE
- 関連タイトル:
黒い砂漠MOBILE
- この記事のURL:
キーワード
(C)PearlAbyss Corp. All Rights Reserved.
(C)Pearl Abyss Corp. All rights reserved.
(C)Pearl Abyss Corp. All rights reserved.