Oculus VRが「Rift」専用コントローラ「Touch」を2016年12月6日にも199ドル（税別）で発売。「Rift」のルームスケール対応にも着手

　カリフォルニア州サンホゼ市で開催されているOculus VRの自社イベント「Oculus Connect 3」にて，Oculus VRは，VRヘッドマウントディスプレイ「Rift」専用のコントローラ「Touch」を，北米市場にて2016年12月6日に199ドル（税別）で発売すると発表した。プレオーダーは10月10日から公式オンラインストアで始まる予定だ。また，本体とのセット品も発売予定で，その価格は798ドル（税別）になる。


　細かな操作を実現するハプティカルなデバイスとして，以前からゲーム開発者やRift所有者から待望されてきたTouch。税別199ドルという価格は，2台のコントローラと，1台のセンサーユニット，さらにTouch専用ゲームとなる「VR Sports Challenge」「The Unspoken」の2つのゲームを含んだものになっている。


　さらに，このイベントでは，現在のヘッドフォンに変わるカナル型イヤフォン「Oculus Earphones」も発表になっている。ノイズアイソレーション機能を持っており，「VR専用ドライバの恩恵によって，900ドルのヘッドセットにも劣らない素晴らしいデキを実現」したという。こちらも，12月6日に発売の予定で，10月10日からプレオーダーが始まる予定だ。

本日よりヘッドフォン出力と顔部クッション周りのCADおよびガイドラインを無料公開し，サードパーティが参入できるようになったことも併せてアナウンスされた

　また，12月6日にはセンサーユニットの単体販売を行うことも，Oculus VRは発表している。価格は79.99ドル（税別）になるという。
　3つめのセンサーを部屋に設置することにより，「ルームスケールVR」に対応する予定とのことだ。

Oculus VR「Rift」公式サイト